紅葉の高尾山　東海自然歩道で相模湖へ

日帰り

高尾山　城山（関東）

2023.11.27（月）

パーティ： 1人 (ムラチャンさん )

ムラチャンさん

行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

電車
その他：朝は京王線高尾山口から。帰りは中央線相模湖駅から

この登山記録の行程

高尾山口駅(07:55)・・・ケーブル清滝駅(08:05)・・・稲荷山(08:35) [休憩 10分]・・・高尾山(09:20) [休憩 25分]・・・一丁平(10:20)・・・城山(10:40) [休憩 25分]・・・千木良登山口(11:55) ・・・千木良バス停(12:00)・・・弁天橋(12:15) [休憩 5分]・・・嵐山登山口(12:35) ・・・相模湖駅(12:50)

コース

総距離: 約11.2km

累積標高差: 上り約996m; 下り約985m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

　好天に誘われ、高尾山から東海自然歩道で相模湖へと歩いた。標高９７０ｍの城山ではすでに紅葉は終わっていたが、高尾山は赤や黄色に彩られ、気持ちのいい山歩きが楽しめた。
　高尾山は大阪の箕面国定公園まで続く東海自然歩道の東の起点となっている。ケーブル滝駅前広場から１号路に入った左手に石碑と案内板が立っている。東海自然歩道は高尾山の表参道である１号路を登るようになっているが、今回は山頂に直登する稲荷山コースで登った。
　清滝駅横の登山道に入るとすぐ階段となり、どんどん高度を上げてゆくが、登山道は木道などがよく整備されていて家族連れでも安心して歩ける。コースのほぼ中間点が稲荷山。東の展望が開け、筑波山や東京のビル群、スカイツリーなどがよく見えるはずなのだが、残念ながらカスミの中であった。
　平日にもかかわらず、高尾山頂にはたくさんのハイカーが訪れていた。紅葉の盛りは過ぎていたが、真っ赤なモミジがいっぱい。雪を頂いた富士山に歓声が上がる。若者のグループや家族連れの姿もあった。
　城山に続く尾根道は、もみじ台や一丁平など、紅葉の見どころが点在する。赤や黄色、そして常緑樹のコントラストが見事であった。しかし、今シーズンの紅葉が楽しめるのもせいぜい、あと１週間くらいだろう。
　城山では陣馬山方面からの関東ふれあいの道と交わっている。山頂の茶店が営業中で、たくさんのハイカーが休んでいた。
　茶店の前を通り、大きな東海自然歩道の案内板に従って相模湖方面に下山を始める。登山道はスギの植林帯と紅葉の道が交互に現れる。こちらの道もよく整備されて歩きやすいが、一部落ち葉が道に積もっているところがあるのでスリップに注意しよう。やがて高速道路の車の音が近づくと千木良の登山口に出る。
　国道２０号に出たところに千木良のバス停があり、バスで相模湖駅に出ることもできるが、自然歩道は相模川を渡って伸びているので、道標に従って集落の中を進む。相模川にかかるつり橋が弁天橋。橋の上から釣り人が竿を出していた。
　看護学校の横で車道に出てしばらく行くと、発電所の手前で自然歩道は左にそれ、嵐山へと登っていく。相模湖駅へはまっすぐ進み、相模ダムの堰堤を渡れば駅は近い。
　高尾山の山頂からは冬至の前後にダイヤモンド富士を見ることができる。午後４時から４時１５分ごろ。今年も１２月１４日から２４日まで高尾山ケーブルが午後６時まで延長運転されるとのこと。天候不順時中止。帰りは真っ暗になるので照明器具必携。神秘的な夕日を楽しむのもおすすめである。