行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
八重山駐車場に駐車。6:50に到着。車1台駐車あり。10台駐車可能。1台のスペースが広く快適。トイレとても奇麗でありがたいです。トイレにパンフレットとかたくさんならべてありました。
この登山記録の行程
Start(07:18)・・・登山口(07:20)・・・展望台(07:57-08:24)・・・八重山(08:40-9:16)・・・能岳(09:31-9:35)・・・車道出合(10:42)・・・聖武連山東登山口(10:50-10:55)・・・見晴台(11:23-11:28)・・・聖武連山(11:38-12:29)・・・聖武連山東登山口(13:08)・・・車道出合(13:20)・・・Goal(14:11)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
上野原には冬に楽しめる山がたくさんあります。それも頂きからは富士山の絶景を思う存分楽しむことが出来る山ばかりです。標高は決して高くなく、いわゆる「里山」の低山ですが、頂上からはびっくりするような景色に出会えます。登るならやっぱり!「冬」です。よいっても雪山はやらないので、雪が降らないうちの空気が澄んだ冬の快晴で、富士山が白く輝く風景に憧れます。それなら雪降っても登れよですが、雪の装備はないし、滑るのが苦手なので、この12月というのは、絶好のチャンスってことになります。なかなか思った天気に巡り合えず、何年も行かずにいた秘宝のような山です。
今回は、上野原にある里山で、八重山・能岳の2座縦走とその北に位置する聖武連山の3座を連続で登って、それぞれの頂きから、楽しみにしている富士山を見ることです。
今日は気温も低く家を出るときは1℃。道路が凍るちょっと手前!高速道路も上野原ICを降りての道も全然問題なく、予定通り、八重山駐車場に車を停めました。空は真っ青。もう期待が膨らんで、足が勝手に早くなります。想像している景色に会えそうです。
八重山。水越八重さんいう方が寄付をした山で、名称が「八重山」となったそうです。頂上先のトップにベンチがあるのですがそこに大きな石碑があってその記載があります。そういう方がいてのこうやって登山を楽しめるというのはほんとにありがたいです。それも八重山のハイキングコースは、スニーカーでも歩けるような(登山靴でもちろん登った方がよいです)整備の行き届いた道です。とっても歩きやすい。ところどころお手製の解説の札があって、それを読みながら歩いて行くのもよいものです。駐車場からは30~40分で「展望台」に着きます。八重山のコースはいろいろ分岐があって直接山頂を目指せたり、展望台経由で頂上稜線歩きをして八重山へ行けたりとちょっと複雑になっています。が、迷路ではなく、ちゃんと標識が示してくれているので、目的に合わせて迷わず、歩くことができます。1ヶ所、崩落してしまったところがあって、展望台への直登コースは歩けず迂回路で向かいました。
といっても、八重山はやっぱり「展望台」です。ここに来ないと!というのも展望台は桜型の屋根をした眺望にとってもマッチングした東屋です。そして頂上直下の急な階段を登りきると(登りきるまでは絶対に振り返らないことですw)、東屋のテラスに歩を進めた瞬間270度の大絶景が目に飛び込みます。もう笑みに溢れます。歓声はもちろんで、すごい景色です。とにかくここから富士山をみたい、それも青空に雪をかぶった白い富士山。もうどんぴしゃ!素晴らしいです。今年夏富士山に登頂したので、あの頂きに自分も立てたんだ!と思うとまた富士山の見方がかわりました。今まではただただ富士の凛々しさと美しさを追いかけてみていましたが、自分が登頂しているとその光景と大変だった記憶も甦って、さらにいい山に感じます。「富士山は見る山」とかいって格好つけてましたが、「富士山は登ってこそほんとの美しさがある」って思いました。さらにここ、富士山だけじゃない。ここは名山のオンパレード!「展望台」からは、八重山の山頂部から始まり、雨降山、権現山、不老山、扇山、そのすぐ手前に、要害山と尾続山、扇山の左には、三ッ峠山、そのすぐ手前に、虎丸山。三ッ峠山の左には、九鬼山、さらに大桑山~高畑山~倉岳山の3座、そして富士山。富士山から左の方は道志山塊で、しばらくいくと大きな山が大室山。大室山のすぐ右は高柄山。大室山の左には最高峰の蛭ヶ岳の丹沢山系。丹沢よりも左にある大きな山が石老山。そして高尾山に続く縦走路の稜線があり、陣馬山がどんとあります。展望台からはこんなにも名山の眺望を楽しめます。いくつも自分の登った山がそこにはあって、思い出だらけを楽しめます。まだ登ってない山にはやっぱりこういう景色をみると登ってみたくなります。
八重山の展望台を楽しんだら、次は八重山の山頂です。なんかもうここが山頂のような書き方になってしまいましたが、山頂は実は1度下って登り返して八重山になります。展望台は名無しの山なんですね。展望台から隣にある大きな山が見えますが、それが八重山なんです。縦走路はとっても歩きやすくて、いい景色をみたあとなので、足取りも軽く、めちゃくちゃ歩く歩が進みます。八重山への最後の登りは意外にも急でとんと着くとベンチがあって、山頂!って感じで着きます。山頂の手前にベンチが2つ。そして奥に八重山の頂上標柱があります。この標柱からも富士山の絶景が楽しめます。ベンチは手前が陽ざしがあって、冬は暖かいです。奥は東屋になっているのですが、日影になってちょっと寒かったです。朝食タイムです。
さ、次は能岳です。八重山の山頂を下るときに、ちょっとだけ緑の山が見えます。それが能岳です。頂上には三等三角点「能竹山」があります。そしてテーブルベンチが1つ。でもここから富士山がどんと見れます。木を伐採して見えるようにしたのではという感じなので、周りに木がある分富士山が協調されます。ついつい休んでしまいます(笑)。能岳を後にして北側斜面を下るのですが、けっこう急です。そして高度感ある場所に着きます。あたりは木が伐採されているので、眺望が半端なくよいです。急坂から真正面に権現山です。これは見事です。そしてこの急坂を下り、伐採された鞍部にくると、ここが時間を忘れてしまうくらいの絶景です。木の株がいくつもあるので、これがベンチ変わりです。木の株に座って景色をずっと見続けてしまいます。もちろん富士山の絶景あります。そしてここではなんといっても熊倉山・三国山・生藤山の稜線です!手前がゴルフ場になっていて、とっても静かで、このゴルフ場でプレイしたら気持ちよさそうって思いました。もうほんと自然に囲まれ、人口の音はいっさいなく、とても静か。展望台の景色はほんとに素晴らしかったけど、こっちも負けてないです。ここは気に入りました。
さあ、あとは能岳をいっきに下る。日の入った稜線から、木々に囲まれた登山道に変わり、徐々に高度を下げます。そしたら東屋が突然現れます。ここが「桑原峠眺望処」書かれた休憩スポットでした。東屋の先は尾根になっていますが、登山道はここで進行禁止で、道は鋭角に曲がり下山になります。桑原峠からも目の前には富士山です。八重山~能岳の稜線歩きは、富士山をとにかく楽しむ!というポイントばかり。とってもよいコースです。下る途中、目の前に大きな山が青空にそびえています。それが能岳のさらにとなりにある聖武連山です。
能岳の下り、舗装道路に出ました。ここから少し北に舗装路を歩きトンネルを抜けると、聖武連山の東コース登山口に着きます。
聖武連山は以前に1度登ったことがあります。地形図には聖武連という地名は記載されていますが、聖武連山とは書かれていません。さらに登山道も記載はないです。以前登ったときは、かなり不安でほんとに登山道あるの?って思いながらこわごわ登った記憶があります。登山口は東と西に2ヶ所あります。どちらからでも登れます。私は東から登るのがいい!と勝手に思ってます。聖武連山は、高低図をみてもらうとわかりますが、かなり急登です。八重山と能岳がハイキングで気分も爽快ですが、こちらはハード。そしてちょっと大変w。なにが大変って、急すぎて滑ります。特にこの時期は落葉が登山道を埋め尽くして、それでも滑りやすい。なのにかなりの急登です。東から登るというのは、東コースは尾根の直登コースなんです。登ってもらうとわかりますが、ほんとにまっすぐ。でロープが設置されてます。このロープがないと登れないよなあってくらい、急。なのでここを下山路にするとちょっと怖いなあってことで東コースが登りと思っています。とにかく直登をロープを頼りにひたする登ります。以前は休みながらでまた道もよくわからなかったので不安のなかで歩いていてなんか時間が異常にかかってしまったのですが、今回は途中の展望台までノンストップで直登に耐えて登り切りました。休憩所は手書きの「休憩所」という石があって、振り返るとそこから富士山を望めます。が、残念ながら雲がでてしまって、富士山は雲の中。頭をほんのちょっとだけ出してました。休憩所からは岩場のようなところとジグザグの急登をちょっと登ると頂上稜線になり、そのまま進むとパノラマアンテナのある聖武連山の山頂につきます。地形図でもアンテナのマークだけがあって、そこが山頂だということだけわかります。東口登山口から入って最初だけ踏み跡が薄くて登山道に迷いましたが、すぐ稜線に出るのでそこからはとにかく直登していくだけなので、迷うことはありません。
聖武連山の頂上からは、手前に要害山があってその上に富士山を見ることができます。ここも絶景です。座る場所はないのですが、西側にいくと切り株があるので、そこをベンチがわりにして座りました。ここはおそらくあまり人がこないので、切り株は独占できると思います。着いたときは老齢の御夫婦が景色を楽しんでいました。ここでお昼にしました。ちょっとぼーーっとゆっくりしてしまいました。
下山は西コース。頂上稜線をあるき、標識でくいって鋭角に曲がらされて、谷合の斜面を下るようになります。ここがちょっと難路。落葉で滑るすごく細い道です。降りる際は、トレッキングポールを1本だけ使って、キャップを外すことを勧めます。ポールがあることで滑りを抑えられるので、あった方が下りやすいです。狭い道なので2本だと邪魔で、なおかくすべったときに危ないです。1本がよいと思います。下り始めはけっこうやっかいなので、注意です。ほどなくすると道も太くなり、さらに傾斜も緩むので普通の登山道になります。ここを登るのはちょっと嫌だなあって思います。東コースの方が急ですがロープがあるので楽です。西コースはなにもないので、自力で登るよりなく、特に後半の滑りは注意がいるので、こちらからは登りたくないかなあって感じです。でも下る方が大変なので、西コースはちょっとって思います。
八重山・能岳・聖武連山と3座を縦走しました。さて、帰りですが、駐車場までもどらないといけません。ここから約1時間かけて、舗装路をとにかく歩きます。のんびり歩けば着きます。でも長いです。上野原中入口という信号が見えたら、そこを左に曲がり、登りを頑張って上がっていくと、八重山駐車場です。
今日にしてよかったです。見たかった富士山の絶景に出会えました。とっても素敵な景色です。また登山道も歩きやすく、のんびり余裕をもって山を楽しめます。聖武連山はピリッと辛口の山になりますから、それもインパクトあってむしろいいのかもしれません。すべての頂きで富士山との出会いがあります。特に朝一番は空気が澄んですごい景色と遭遇できるので、絶対おすすめの縦走です。楽しかったです。
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八重山駐車場。こじんまりとしていますが、1台分のスペースは広く、トイレがとってもきれいでありがたいです。
八重山ハイキングコース登山口。ここをまっすぐすすむます。駐車場からは虎丸山への登山口もあります。
のびのびとしたとっても歩きやすい散策路って感じです。
ここが八重山へのほんとの登山口?かと思います。登山道の始まりといった感じです。
登山道に入ってもよく整備された道なので歩きやすいです。ときどきお手製のポップの解説があるので読みながらのんびり歩くとよいです。昔の水場の跡とかポップのお陰で知りました。写真を撮り忘れましたが(笑)。
最初の分岐です。八重山は実は意外と迷路です。山腹に複数の登山道があるのが地形図でもわかります。でもこういう標識が充実しているので、地図なくても迷わず歩けます。さすがハイキングコース!右は崩落で通行止め。左のルートで迂回して進みます。
登山道が明るくなってきました。標高もあがり、木もまばらになってきて、朝陽が差し込みます。
これなんだと思います???
サクラです。12月に桜?って思いますが、10月桜(じゅうがつさくら)という種類で4月と10月に2度咲くそうです。ちょっと残ってました。
登山道は紅葉も奇麗です。だいぶ落ちてしまいましたが、まだところどころ紅葉が見られました。
赤い紅葉と青空。最高の山日和。遠くの山が木々の間から澄んで見えます。ということはお目当ての「アレ」も絶景ですよ、きっと!
2枚前の写真からここまで実は上下2段の登山道になっています。実はあれどっち?ってちょっと迷いましたが、下で歩きました。結局ここで合流しますが、上段にはこんなベンチがあってよい休憩ポイントになっています。
急に寒くなりました。写真の色が暗いです。さっきまで陽が入ってぽかぽかだったのですが、陽が入らないところになります。
ここが大きな分岐点。左は八重山の山頂へ直接行けるルート。右は展望台を経て、八重山山頂へ行くルートです。八重山は2つの頂きで構成されています。上野原駅からみて手前が展望台、奥が八重山山頂です。景色が抜群にいいのは・・・もちろん展望台です。
ということで左のルートに入り、展望台を目指します。ここもまだ寒いです。陽が入らないです。
この分岐にくるといっきに暖かくなります。そしてここも分岐になりますが、直登は展望台で、左のトラバースは八重山山頂へのルートです。
もちろん目指すは「展望台」。直登の尾根を登ります。ちなみにここ登っていると景色が気になります。こんなに青空だと「アレ」がどうみえてるんだろう?って楽しみになります。驚くためにはここは振り返えらずただ登るだけ。
階段を登っていたら、落葉の葉の周りが霜で凍っていました。低山と言えども12月でもう冬なんです。
展望台です。桜型の屋根をしているのが特徴です。とってもお洒落!ここが一番振り返りたくなるところ。ぐっとこらえます。
これが展望台からの絶景です。低山なのに高度感あって、いろんな山を見ることができます。でもやっぱりお目当ての「アレ」=富士山が白く輝いています。ほんと絶景。もう歓喜です。では1つづつ山座同定してみましょう。
まず展望台の一番右から。大きな三角形の山が目に飛び込みます。これが八重山です。展望台も八重山ですが、あちらが本当の山頂部。意外と遠いし独立してるので驚きました。
八重山から左へ目を移すと・・・これが一番のここからの景色に思えます。手前に里山の虎丸山(とんがった頂き)、その右に周回上の稜線がありますが、ここが要害山~尾続山です。そして奥に右から、雨降山と権現山(稜線が奇麗に伸びています)、扇山、その奥に三ッ峠山が見えます。この風景がこのエリアを代表している景色で、上野原の里山、奥に権現山の高度のある稜線に魅了されます。
さあ、そして、八重山展望台のお目当てはやはり青空に白く輝く富士山です。これを見たかった。思っていた以上の絶景です。上野原の町が眼下に広がり、秋山山稜の倉岳山・高畑山・大桑山の見事な稜線。そしてその上に、高さを誇示した富士山。やはり富士山は大きい。八重山からの高度感とこの眺望は最高です。
富士山から左へ稜線をつたっていくとひときわ大きな塊が。大室山です。大きいですね。大室山の斜め右手前には、高柄山です。ここはまだ歩いていないので、これをみると歩きたくなります。アップダウン大変そう・・・。
大室山より左は丹沢山系です。最高峰の蛭ヶ岳を中心に大きな山塊です。
さらに左にいくと、小さなトップが多数あります。藤野南岸の日連や名倉エリアの山々です。そして大きな山が石老山。石老山の前に立ちはだかるのが、鷹取山です。藤野15名山の1つですね。
石老山の左に連なるのが、奥高尾山稜。そして陣馬山。一ノ瀬尾根が長ーく伸びています。
どうでしょう!この展望。1時間もかからないで、この絶景ですから、最高です。
展望台の全景。ほんとお洒落です。恋人たちの憩いの場って感じですよね。よく作ったと思います。でも風景にマッチしているので、とってもよい東屋だと思いました。
そして、ありました。鐘です。鳴らそうと思って紐をゆすったのですがなかなかならない。そして思いっきり力をこめて振り切ったら、すごい大きな鐘の音で、驚いたのと耳にキーンときたので、大変でした(笑)。
鐘からまっすぐ頂上稜線が伸びています。少し登りです。
まっすぐになり奥に伸びています。そしてその最後に・・・
おちついたベンチのあるトップに着きます。ここまでが展望台の頂上稜線です。そしてここに大きな石碑があります。この石碑に、水越八重さんが寄付した山で「八重山」と名付けたという説明がされていました。
展望台を後にして一気に下ります。それなりにくだります。
下って鞍部をまっすぐ歩くと木々の間から八重山山頂部(もう1つの頂き)が見えます。えっあれ登るの?ってちょっとびっくりしました。すでに山頂にいたかのような錯覚を感じました。
これがまた急。頂上への最後の登り、頑張るだけです。と突然東屋に行き当たります。それが八重山山頂に作られた東屋。展望台からこの東屋が見えたました。
八重山の頂上はその東屋のすぐ先にあります。八重山の頂上標柱の先に・・・・・
富士山の絶景です。お見事です。
こんな風景の八重山山頂です。東屋手前に1つテーブルベンチがあるので、そこだと陽があたりポカポカで朝ご飯にしました。景色をみながらおにぎりを食べる。最高です。
八重山を後にして次の頂き、能岳へ行きましょう。下ります。
八重山と能岳の間の鞍部です。ここから能岳へ伸び返しです。
こんな石仏がありました。ご挨拶して能岳へ。
1本の細い登山道が山頂へ向けて伸びています。
山頂直下の虎丸山へ向かう尾根道の分岐です。ここから山風呂へ下山できます。エスケープルートに使えます。
山頂直下の最後の登りです。
能岳山頂に着きました。
頂上には、三等三角点「能竹山」があります。
そして山頂の南面は富士山の眺望があります。テーブルベンチが1つあるのでここでのんびり休むのはいいですね。
これが能岳からの富士山絶景です。
能岳を後にして下山します。
能岳から北面はけっこう急な斜面を下ります。木々の間の景色が高度感があります。そして突然木がなくなるんです。
すごい絶景があらわれました。伐採をした後のようです。手前の2座は、右は能岳からの稜線部、左側は、アンテナが頂上にあるので聖武連山です。そして奥の山。これがすごい。左は雨降山の稜線。右が・・・・笹尾根です。土俵岳、丸山、槇寄山、そして最奥は三頭山の頂きかと思います。こんな景色が広がっているとは思いも知りませんでした。
鞍部に下りると、笹尾根からさらに右に眼を向けると熊倉山と生藤山と続きます。
権現山と雨降山
富士山も絶景です。ここの鞍部は伐採された場所なので、切り株が多数あります。その切り株に腰を下ろしてゆっくり景色をみるには最高のポイントです。
鞍部から登り返しになります。ここからの縦走路はなかなかいいです。
まっすぐ伸びる稜線。気持ちいいです。
登りきるとここからは下りです。この山稜を後にします。
下山路も気持ちのいいものです。
紅葉の落葉を踏みしめながらどんどん高度を下げます。
景色が変わってきました。緑の中に入ってきました。
これで下山かな・・・?って思っていると・・・
目の前に東屋が現れました。ここは桑原峠眺望処というポイントです。眺望処・・・
富士山が見えるんです。八重山展望台から、各トップからほんと富士山がいく度もみれるのは贅沢な縦走路です。一気に気に入りました。
東屋から振り返ると、左の道から降りてきました。今度は右へ降り曲がって下山します。
これを下ります。
杉の林の中をどんどん下ります。
えぐれたこういう部分も多くなってきました。
突然、景色が開け、目の前にこれから行く聖武連山です。
もう終わりです。
能岳の登山口に下りてきました。
ここから下山しました。ここから舗装路を北上して、聖武連山に向かいます。
すぐ橋があります。
そしてトンネルです。
この紅葉がまだまだ眩しいところが、聖武連山の東口登山口です。ここから登ります。
登山道に入ってから薄暗い森に入りますが、特に標識もありません。歩いた踏み跡のみが判断です。途中ちょっとまよってしまいました。この写真の中央を歩きますが、踏み跡薄くてこれだ!と判断に戸惑いました。
徐々にはっきりとした登山道になり・・・
尾根部に出ます。この尾根をこれから登るのですが、ほぼ直登です。
同じような直登で、ロープが張られています。これを使って登らないと急すぎて登れません。
ね、直登です。ずっと直登!
もうふくろはぎやばい・・・。
まだまだ直登。ついついGPSをみてしまう。
細い直登です。先が光ってます。
聖武連山休憩所という石がありました。ここが展望台です。振り返ると・・・
手前の大きな山が、要害山です。その奥に雲になっているところが富士山です。
展望台を後にして、もう少し岩場のようなところを登り・・・
九十九折になった尾根をもう少し登ります。
そして頂上稜線をあるくと・・・・
アンテナがどんとでてきます。そのアンテナの前が・・・
聖武連山の山頂です。目の前が富士山なんですが、お昼近くで雲の中になってしまいました。直登は大変で、さらにこの聖武連山は地形図上でも登山道が表記されてないので、けっこう不安になりますが、この景色はやっぱり登ったものだけの特権です。
頂上に立つアンテナ。ここでお昼にしました。1時間くらいのんびりです。
聖武連山をあとにします。下山は西コース。ここを少し下ると標識があって鋭角に曲がります。
それがここ。ここを下って下山します。ちょうど谷底めがけて急斜面を下るルートになっています。細い幅の登山道もあるし、落葉で滑りやすいので、トレッキングポールを1本使ってカバーを外し、安定させながら下るのがよいと思います。けっこう滑ります。
とにかく急。東も西もほんと急。
ちょっと振り返ってみました。この斜面をなんとかおりました。
じょじょに道幅が太くなります。落葉は相変わらず多いので滑らないように注意です。
段々と森の中に入り込みます。暗くなってきます。
緑のトンネルですね。
聖武連山西口の下山口です。このまま左折して舗装路を歩き、これから駐車場へ戻ります。
ほどなくすると、紅葉の奇麗な東口の登山口です。ここから駐車場までは約1時間くらいかかります。
途中、要害山と尾続山を見ることができます。
ずっとこういう道を歩きます。行きは登山道ですが、帰りは仕方ないですね。
上野原中入口の交差点までとにかく進みます。ここを左折です。
この道、登りでさらに疲れます(笑)。中学校が見えてくるとその先が駐車場です。
八重山Pの看板です。
八重山駐車場に戻ってきました。最高の富士山をたくさん見て、感激な山旅でした。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | フリース | ロングパンツ | 靴下 |
レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
予備電池 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 |
コンパス | 腕時計 | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
チェーンスパイク | トレッキングポール | GPS機器 |
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