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上野原市八重山は展望が良い山です~山座同定しながら楽しむ~。次回はシモバシラの氷菓を探すために陣馬山登山を予定

上野原市八重山( 関東)

パーティ: 2人 (モーちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ。駐車場の気温は6時35分現在2℃と寒く上衣5枚で出発。やや強い南風が吹いて、気温が上昇し、3枚も脱いで2枚で下山。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 上野原中学校正門向かいの高台にある八重山駐車場を利用。案内標識有。カーナビは「うえのはらちゅうがっこう」と入力し検索。12台駐車可。
中央道上野原ICから約10分で到着。便座暖房付水洗トイレ出入口は男性は山側。女性は中学校側。上野原中学校生徒さん達がポランティアで清掃している。清潔に使い、感謝したい。◎公共機関を利用する場合は、中央線上野原駅南口より12分バス停大堀下車し上野原中学校・八重山登山口まで徒歩約10分。本数が少ないので、事前に時刻表を確認のこと。タクシーを事前に予約すると良い。

この登山記録の行程

自宅5:34⇒6:25上野原IC⇒6:35八重山駐車場・登山口7:00・・・7:46展望台8:40・・・8:41鐘8:44・・・8:45歌碑8:50・・・9:05八重山頂9:45・・・分岐・・・ししおどし・・・10:35登山口・駐車場11:00⇒11:15上野原市観光協会(お土産)11:35⇒11:40上野原IC⇒11:45藤野SA(昼食)12:20⇒13:15自宅。

◎所要時間 上り 登山口⇒展望台⇒八重山頂 1時間3分(パンフは1時間10分)。
      下り 八重山頂⇒登山口 50分  (パンフは55分)。
         休憩時間・衣服調整等   1時間42分
◎累積標高差   上り下りとも 332m
◎距離      約4km

コース

総距離
約4.0km
累積標高差
上り約332m
下り約332m
コースタイム
標準2時間5
自己2時間1
倍率0.97

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 私達は、後期高齢者(75歳以上)の仲間入りが、間近になりました。これからは、今まで以上に安全・安心な登山を心掛けていきます。
 そんな私達が、上野原市八重山へ出掛けることになったきっかけは、「山と渓谷オンライン」で、
 ラヴィ08さん「八重山・能岳・聖武連山~上野原の連山3座から絶景の富士を楽しむ~」
を読んだからです。いきなり、初めてこの3座を歩くことは、難しいので、大事を取って、八重山だけに絞りました。
 
 展望は、朝が勝負です。この時期は、暖かい南風が吹くことがあり、9時を過ぎると、気温が上がります。水蒸気が上昇して雲ができますので、青みがかって、遠景がぼんやりとしてしまいます。撮影が出来なくなってしまいます。眺望が楽しめなくなります。 私達は、二人で、眺望しながら山座同定し合うことが楽しみなのです。

 八重山駐車場を7時に出発し、先に八重山展望台へ行き、その後、八重山頂に向かうことにしました。登山地図が手に入らず、パンフの地図(ダウンロードして印刷)と現地の標識を確認して、歩きました。登山道は、危険個所もなく、なだらかで、大変良く整備されています。展望台前の急坂もゆっくりと歩きました。
 ラヴィ08さんの真似をして、後ろを振り返らず、眼の前の登山道だけを見るようにしました。7時46分展望台に着き、顔を上げると、雪化粧していて、しかも、傘雲を三重に被った富士山の姿が、眼に飛び込んで来ました。駐車場では、傘雲を被っていましたが、三重には驚きました。大変珍しいことだと思います。

 東方陣馬山から時計回りに撮影した後、二人で、山座同定を始めました。その後、展望台に備え付けられている説明板と確認して見ました。さらに、東屋の柱に展望図のプリントがありましたので、不明な山について、山名を調べてみました。

 山座同定できた山を列挙してみます。時計回りに、東方から始めます。
 陣馬山・高尾山へ向かう縦走路・石老山・丹沢山系蛭ヶ岳等・大室山・高柄山・道志の山々。眼下には近くの秋葉山。
 富士山・倉岳山・高畑山・大桑山・九鬼山。
 遠くには三ッツ峠山・本社ヶ丸・黒岳。
 扇山・不老山・高指山・権現山・雨降山。眼下には虎丸山・要害山・尾続山等々。

 鐘を鳴らした後、歌碑を見て、刻まれた文字を読み、八重山の由来を知りました。
 水越八重さんの心が息づく八重山。
1929年昭和4年、地元で生まれ育った水越八重さんが、個人所有であった山林30ヘクタールを、「お世話になったふるさとや子どもたちのために役立ててほしい」との思いで、寄付されたのですね。お名前にちなんで「八重山」と名付けられたそうです。地元上野原小学校の学校林にもなっていて、学習の場にもなっています。歌碑は、インターネットでも検索すると詳細が分かります。

 歌碑からは、急坂をゆっくりと落ち葉を踏みしめて下り、鞍部からは上り返します。結構な登り坂ですので、呼吸を整えながら、足元を確認して歩きました。

 9時05分八重山頂到着。ここからも富士山等の眺望が楽しめました。東屋の下のベンチで、おやつタイムにして、温かい麦茶を飲みました。北方の展望が見たくて、少し歩くと、山頂標識がありました。さらに進んだのですが、樹木にさえぎられて、少しだけ撮影できました。

 復路は、落ち葉が堆積していて、急坂は大変滑りやすいので、慎重に足を運びました。展望台は、割愛して、駐車場へ戻りました。気温が上がり、上衣を脱いで、とうとう2枚になって、歩きました。妻は、昨年4月6日下り坂で滑って転倒し左足くるぶし付近を3箇所骨折(重傷)し、埼玉県山岳救助隊が搬送してくたさいました。それ以来、下り坂はトラウマになっています。10時35分無事に駐車場に戻り、ほっとしました。

 上野原市観光協会に寄り道して、名物酒饅頭を飼う予定でしたが、木曜日は製造元が休業とのことで、他のお菓子を買い求めました。昼食を近くで摂りたいと考えたのですが、探し出すことができず、中央道藤野パーキング内のマクドナルドでお腹を満たしました。 

 我が家に帰宅すると、登山記録を作成し始めました。カメラのSDカードをテレビに差し込みました。テーブル上に昭文社発行『山と高原地図』を広げました。八重山とそれぞれの山頂をボールペンを使って放射状に線引きしてみました。その後、地図上の八重山を自分の前に置き、目的の山々を向こうになるように地図を動かしました。そして、テレビの大画面と地図を見比べて、妻と二人で再び山座同定し合って、確認して楽しみました。机上登山?も楽しいものです。

 次回は、やはり展望の山、すぐ隣りの陣馬山頂へ行く予定です。車を和田峠有料駐車場(800円)に置き、巻き道の階段を登って、約40分で山頂に着くことが出来ます。また、これからは、シモバシラの氷菓が見られるので、それも楽しみです。5箇所在る木製階段の3番目に在ります。
 詳しくは、2022年12月19日「和田峠から陣馬山を往復」と26日「2週連続して和田峠から陣馬山を往復」の登山記録をお読みください。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • モーちゃん さん はじめまして。コメントを頂きましたラヴィ08です。
    八重山、素晴らしい山ですよね。ずっと行きたい行きたいと思っていて、でも行くなら頂上からの絶景を余すことなくみれる季節と天気にこだわりすぎてしまい、知ってから5年ほど経って今回初めて登頂しました。山が大好きでこの目で見れるものならその絶景の数々を一度でいいから見てみたいと思ったことが山の始まりです。
    参考にしていただいたこととても嬉しいです。べたな書き方してお恥ずかしいですが、すごく嬉しく思いました。また、モーちゃん さんの山行記録の中でも私の事を述べてくださっていて、驚きました(本当に嬉しくなりました)。なので、こちらに返信コメントさせて頂きました。
    富士山!すごいですね。これこそ「一期一会」ですね。私もこういう景色に会いたいです。青空でくっきりとした富士山をどうしても求めてしまいますが、雲があるとそのときだけしか味わえない風景に巡り合えた気がしてとっても好きです。頂上からの山座同定、お二人で楽しみながらはいいですね。時間忘れてしまいますよね。
    いろんなところに行かれてて、私も大好きな池の平湿原とか、参考にさせて頂きます。お花もまだまだ勉強中なので参考にさせてください。ありがとうございました。

  • ラヴィ08さん、返信をいただき、ありがとうございました。
    登山記録は、勝手にお名前を使わせていただき、紹介させていただきました。

    季節と天候にこだわる気持ちは、私にも良く分かります。私も、いつも出掛ける前日に、天気と眺望をチェックしています。眺望「たいへんよい」と書いてあると、早朝が勝負だと思い、車を飛ばして、登山口へ向かいます。「まずまず」の時は、目的の山は見送り、他の山へ行きます。


    私は、天気マークの「晴れ」を誤解していました。空全体を10として、雲が何割あるかで、天気マークを決めるのですね。雲量が1以下であれば「快晴」。雲量が2~8割であれば「晴れ」なんですね。これには、体感と違うので、驚きました。
    雲量が、7割や8割もあれば雲の方が多いので、「曇り」じゃないかと、勝手に思い込んでいました。「曇り」は、雲量が9割以上なんですね。今日は、天気予報が外れているなんて、何度も思ったことがありました。
    富士山との出会いは、「一期一会」、ほんとうにそうですね。条件がよいのに、雲に隠れてしまうこともありますね。冬になると、我が家のベランダから富士山の山頂部だけ見える日がまれにあります。すると、近くの商業施設へ車で向かい、9時20頃に4階に停めて、絶景を楽しみます。開店は、10時なのですが、駐車場だけは早めに開放してくれるのです。
    先日は、ガードマンさんに顔を覚えられてしまい、近づいて来たので、注意されるかと身構えてしまいました。すると、「私が、良く見える屋上に見回りに行くので、一緒について来なさい」と誘ってくださいました。静かに、大喜びしました。

    池の平湿原は、栂池自然園や尾瀬ヶ原と並んで、高山植物が大変多いので、大好きな場所です。妻には、いつも高山植物の名前を教わっています。山座同定の時もそうです。間違いがあるかもしれないので、妻は「調査中と書いてね」と言われていますが、決めつけて書いています。自分達のことばかり書いてしまいました。
    ありがとうございました。

登った山

八重山

八重山

531m

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