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大滝根山(稜線に点在する石のモニュメント)2023

大滝根山( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

曇りのち晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 仙台平の駐車場には数十台駐車できます。

この登山記録の行程

Start(08:05)・・・仙台平登山口(08:14)・・・分岐(09:33)・・・ペラペラ石(09:44)・・・分岐(10:07)・・・大滝根山(10:24)・・・仙台平登山口(11:16)・・・Goal(12:01)

コース

総距離
約10.6km
累積標高差
上り約794m
下り約793m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

■冬の阿武隈高地は晴天の日が比較的多く、美しい雑木林の中を歩く陽だまりハイクに最適の山域である。今日は、阿武隈高地で1番の標高を誇る大滝根山の山頂を踏み、その後移動して蓬田岳に登る予定だ。駐車場のある仙台平に向かう途中、あぶくま洞手前で、つづら折りの坂道に覆い被さるような回遊路を発見した。あぶくま洞の施設の一部だった。ここからの眺めが素晴らしいので、対岸の蓬田岳やあぶくま洞のカルスト地形を一通り見てから登山口に向かう。
■仙台平駐車場には数十台駐車できる。ここはキャンプ場の駐車場のようである。ここからいったん下り、鬼穴の表示から進んで舗装道路に出る。舗装道路を少し歩くと登山口の表示があった。
■登山口の杉林からカラマツ林、そして雑木林と樹相の変化を楽しみ、よく整備された道を進んでいく。やや急な登りを凌ぐと、雰囲気の良い穏やかな道に変わり、正面には樹木の間に大滝根山の山頂も見えてきた。ブナ平を過ぎると急な登りになり、岩の露出が目につくようになった。二箇所、鎖場があるものの、巻道があるため難度は高くない。せっかくなので、巻道は使わず、鎖と梯子を使って登る。
■林床に笹が目立つようになった道には、5cmほど雪が積もっていた。分岐点に着くと、見晴らしが広がり、阿武隈高地の山々の間に小さな盆地と家々が見下ろせる。山頂部には自衛隊の大規模な施設が設置され、その周りはフェンスで囲まれていた。山頂は、フェンス周りをしばらく歩いた裏手にあるようだが、山頂は後回しにして、「ぺらぺら石」を目指した。
■右手に光る太平洋を望み、アップダウンのある送電線の巡視路を進む。3度ほど上り下りを繰り返すと、分岐点があった。右手に下ると、林床を笹が覆うブナの木が混じった雑木林になる。しばらく歩いて、もう一つの分岐点を左に行くと、大きな岩が目立つようになった。更に進んで「ぺらぺら石」に到着する。大きな岩が3つあって、一番大きなものが「ぺらぺら石」である。この上に登って周囲を眺めた。
■「ぺらぺら石」から戻って、大滝根山山頂を踏む。三角点は自衛隊の基地内にあるため、フェンス越しから三角点を撮影した。山頂部には神社もあった。ここから梵天岩に進む道もあったが、今日はパスし、歩いてきた道を戻ることにした。山頂に着く前に、それまで曇っていた空に青さが戻り、光も差してきた。雑木林はすっかり落葉して、初冬の味わいである。
■駐車場に戻り、そのまま仙台平まで足を伸ばす。ここの見晴台はとても展望がよく、大滝根山を始めとして、周囲の山々をぐるりと見渡すことができる。山頂には駐車場もあり、道も舗装してあるため車で来る人が多いようである。

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装備・携行品

登った山

大滝根山

大滝根山

1,192m

よく似たコース

大滝根山 福島県

多くの花を愛でながら登る阿武隈山地最高峰

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
2時間30分
難易度
★★
コース定数
11
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