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屋久島Day3 淀川登山口から宮之浦岳/LEVEL34+α/百名山100

宮之浦岳( 九州・沖縄)

パーティ: 2人 (とっち さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

快晴、弱風、低温

登山口へのアクセス

その他: 安房のコテージに宿泊して、翌朝レンタカーにて淀川登山口手前、川上杉向いの路肩に停めた。

この登山記録の行程

川上杉(04:56)・・・淀川登山口(05:21)[休憩 10分]・・・淀川小屋(05:51)・・・花之江河(06:58)[休憩 5分]・・・黒味分れ(07:18)・・・投石平(07:42)[休憩 8分]・・・宮之浦岳(08:54)[休憩 21分]・・・投石平(10:18)・・・黒味分れ(10:36)・・・花之江河(10:44)・・・淀川小屋(11:36)・・・淀川登山口(12:10)・・・川上杉(12:22)

コース

総距離
約16.1km
累積標高差
上り約1,431m
下り約1,430m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

コテージの女将から数日前は腰まで雪があったと脅かされて31日が高温だから1日には溶けてるよねと宮之浦岳は最終日にするこの日の山頂の予報は零下ぎりぎりの低温で風はないご来光狙いがいるだろうし路肩のスペースが無くなるのが嫌で早く出ようよと日に日に出発時間が早まる
朝はアラームで3時に起きる昨日買ったコーンマヨとアンパンを食べてコテージを4時に出発する下見を含めて3回目の道を走って荒川三叉路を左に進んで大分走るとどこから歩いてるのかポールをもった男性ソロを追い抜く右側の路肩に3台ほど車が停まった先で安っぽいテープが横に張られてその前にバイクが1台放置してある一番奥の路肩には軽が1台とバイク次の路肩がまた軽でUターンしてその手前ぎりぎりに停めてヘッドライトを点けて歩き出す0456見上げると厚い雲の隙間から月明かりが差す後からヘッドライトが近づいてびっくりしているとさっきの男性ソロが物凄いスピードで歩いていく凄いね~なんて驚いて歩くとあっという間に見えなくなる右手の崩落場所を避けてその先の淀川登山口に着く0510脇のトイレを使ったりポールを出したりして10分滞在して登山口から暗くてあたりが見えないこともあるけど特徴のない山道を登りだす今日も調子がいいのだろう屋久島に来てか毎回彼女が先を歩いて淀川小屋0552珍しく彼女はトイレを使わず先に進む高盤岳展望所0637展望所0645小花之江河に着いて0650差し渡し50mほどの植生がなく開けた小さな湿原を木道で渡る木道は凍結していてつるつるに滑るチェーンを付けたいけどこの時にはもう彼女は先に行ってしまいとっくに姿が見えない写メを撮っている分だけ僕が遅れるけど木道がすべるので追いつけない待ってよと大声で呼びながら花之江河で0659で先を歩く3人組に阻まれてゆっくり歩いている彼女に追いつくさっきより大分大きい日本庭園風の湿原に入った木道は左右に分岐して右手はすぐに林に消えていくちょっとゆっくり歩いてよと文句を言うと日の出を見たいからゆっくり来てよと先に行ってしまう息切れするので6分ほど休憩してつるつるの木道に手こずりながら追いかけると3人組は携帯トイレブースにでもいたのかすぐ追いつくので抜いてしまう黒味岳分岐0719の先あたりで行動食を食べて待っている彼女に追いつくと遅いから身体が冷えたわよその先のロープの付いた大岩を登ると0734朝日に照らされてあたりに巨岩が突き出しているのが見える行動食を食べて3分休憩してこの辺りでチェーンスパを付けて下っていくご夫婦とすれ違う僕らもつけようよと声を掛けても彼女は立ち止まらない投石湿原0739投石平0743背の低いシャクナゲと笹が大岩の間にこんもりと固まって生えているあたりを抜けて投石岳と安房岳の鞍部あたりにソロ男性が腰を下ろして休んでいて彼女に声を掛ける0804さっきすれ違ったご夫婦がこの上は凍結しているのでアイゼンがいいですよといわれたとか僕に言われても聞かないのにチェーンスパ付けようと言うので僕のザックから取り出して装着するどれが宮之浦ですかねなんて言いながらソロ男性と分れて背が高くなったシャクナゲや笹の間を歩いて上り坂を過ぎて鞍部から出ると空気が一変する急に温度が下がったのかシャクナゲも笹も真っ白に凍り付き霧氷のようになっている普段は暖かいのか一面の緑が白く凍り付いた様は独特な雰囲気があるモヤに包まれた一帯を抜けると真っ青な青空に代わり木道に雪が残り始める背丈ほどの笹が優勢になって登山道は笹原の間の細い溝のように先方の起伏を超えていく振り返ると安房岳の裏から太陽が登ってくるキレイな景色に写メを撮る回数が増えて彼女との距離が開いていく200mほどか早くも彼女は栗生岳の巨岩の間を登っている栗生岳の山頂はよくわからず巨岩を回り込むと0837宮之浦岳へ登っていく登山道が正面に見えて彼女の先に数人の登山者がいるのが見えるあれを追っているのか彼女はとっくに山頂に着いて僕は多分5分ほど遅れる山頂の直前で自転車を担いだ3人組が降りてくる自転車?それもMTBじゃなくてロード用漕げるところないじゃん自転車で百名山とか罰ゲームみたいのをやっている連中かね0851に着いた山頂には結構な人数がいて6人くらいかインド人風の普段着姿のグループ3人組だかの姉ちゃんたち今朝登山口で追い抜かれたソロ男性もいてなんだ結局遅いのかなどなど記念写真を撮る間もなくあれだけ待ってって言ったのに酷いじゃんというと彼女はとたんにぶんむくれてそんな言い草ないでしょうとプイっと脇に行ってザックを降ろして行動食を食べ始める山頂の周りには低い雲が垂れこめてあまり遠くは見渡せないものの屋久島最高峰なのがよくわかるそのうちさっきの鞍部で挨拶したソロ男性も山頂に上がってきて山頂脇の岩に登って腰に手を当てたポーズで写メを撮ってもらっている3人組の姉ちゃんはインド人達にどこから来たとか盛んに話しかけているしかたなく彼女に折角登ったんだから記念の写メ撮ろうよというと調子が良かったしインド人のグループを抜きたかったんだもんとか言いながらけろっと機嫌を直して写メを撮ってもうそろそろ降りようと薄いガスが上がってきた山頂から下りだす0915下を見下ろして降りるので登りよりも巨岩が目立つ巨岩の上に不安定に載っている岩も多くなんであんなになったんだろう栗生岳までの途中で昨日縄文杉であった親子連れと出くわす向うが気付いて昨日の!どうしても同じ行程になるよな多分どっかでまたあうよな(笑)その先で栗生岳0928栗生岳と翁岳の鞍部には人型の巨岩とその脇に行きには気付かなかった携帯トイレブースがあってさっきの自転車三人組が地図を広げて思案している0938水場0941投石岩屋1016投石平1019と巨石の岩場を下って黒味岳分岐1036あれだけ滑りやすかった木道もチェーンスパを履いてるのでスピードを上げられる花之江河1044小花之江河1051展望所1059高盤岳展望所1105淀川の橋を渡ると今朝は見えなかった川底が見えて水の透明度にびっくりする淀川小屋1136今朝は普通の登山道だと思ってたけどこの辺りも巨木巨石が多くてなかなかいい雰囲気崩落場所1147このあたりまで調子よく飛ばしてきて淀川登山口まであと10分かと思った時に急に心臓がバクバクして立ち眩みしてしまう彼女を呼び止める間もなく立ち止まってしばらく動けない2分ほどなのか脚を止めて鼓動を落ち着かせて恐る恐る歩くと倍以上の時間を掛けて淀川登山口1211停まらずに先に進んで崩落個所を過ぎると彼女が車回すねと先に行く通行止め箇所1221に到着すると彼女が車をバックで登ってくる車に乗り込んで死ぬかと思ったというとなにも食べてなかったでしょうそのせいか今朝来た道を彼女の運転で下っていくと安房に着く手前で営業中の幟を立てたカフェがある行ってみる?と車を停めて入ると1259営業しているちょうど数人の先客が帰っていき僕らと遅れて着いた姉ちゃんが店に入る宮之浦登ってきたんですかと若いオーナー夫婦にびっくりされて僕はコーヒーと京風お雑煮彼女は酵素ジュースを頼むご主人は神奈川の出身だとかで山より海が好きとかで一度黒味岳に登って大変な目にあったとかしばらく雑談しながら休んでご馳走さまを店を出ると1325店外まで見送ってくれる昼食を食べるところはどこも無いのでコテージに戻って1343シャワーを浴びて彼女が持ってきたお餅とスーパーで買った餡子のお汁粉を食べてテレビを見てのんびりする家に帰ってからランドリー行くのも面倒だから洗っていこうと僕だけ隣のランドリーに山服を出して1530コテージに戻ると16時を回ったころにスマホの緊急地震警報がなりだしテレビではひっきりなしに地震や津波の注意喚起を報道が始まるそれでも1645にはまた彼女の運転でコテージを出てランドリーで洗濯物を回収して予約したカレー屋に向かうと対向車が2台ほど続けてパッシングするのでネズミ捕りよとスピードを落して予約時間をちょっと過ぎて店内に入る1708予想に反して店内はガラガラで奥の窓際の席に座るとまだ明るいマトンのカレーとホウレンソウとチーズのカレーにサラダチーズナンにガーリックナンにチャイを頼むとすぐ出てきたサラダを食べながらカレーが出てくるのを待つほどなく出てきたカレーを食べておなか一杯になってご馳走さまと店をでる1834真直ぐコテージに戻って1858また地震情報をテレビで見ながら荷造りして23時ころには寝たかな
朝はアラームで06時だかに起きる久しぶりにまともに身づくろいして荷物を詰めて車に乗り込む0805管理棟に部屋のキーを返却してレンタカー屋に行くと0815誰もいなくて途方にくれていると店長が遅れて車で乗りつけるガス代を払って送迎車に乗り込んで空港に向かう0821どこいきました?白谷雲水峡と縄文杉と宮之浦行きましたなどと説明して昔はもっと大木があったんでしょうね昔は屋久杉で年貢を払っていたんですよ父親は営林署勤めで儲かったらしいですねへぇ~とか言いながら空港に着くと0821まだ2人くらいがベンチで待っているだけ僕らもベンチに腰かけて土産物を見ながら時間をつぶす彼女は屋久杉の箸を買ったらしい昨日の親子連れが入ってきて奥の食堂の営業時間をあわただしく確認して僕らには気付かずに帰っていく9時半ころだったか荷物をセキュリティー検査に通してチェックインして歩いて飛行機に向かうまた最後尾から乗り込んで席は最前列の左側定刻に離陸して1005鹿児島空港に着陸して1045今度はバスに乗らずに歩いて到着口からターミナルに入るここでお昼食べようよと案内を見てもどれもあまり美味しそうじゃない到着ロビーから出発ロビー展望階まで一巡すると彼女が突然先を急ぐ出発ロビーに降りて大きなファミレスに入っていく1110ここが良いらしいのよと席に着いて見回すとスタッフが物凄い量の焼そばを運んでいる大盛り焼きそばを一つとシロクマを頼んで出てきた焼きそばを二人で食べる大盛りは二人でちょうどいい量であっという間に食べ切ってシロクマを食べてもうチェックインしようかと店を出て1150チェックインしてラウンジに入ると結構混んでいて空いている席を見つけてなんとか落ち着く搭乗時刻が近いので30分程過ごしてからゲートに移動して1250発の羽田行きに乗り込む帰りはJクラスを取れたので席は前の方の右側今度も海側なので離陸しても景色は見られず寝てしまう1420に羽田に到着して荷物を受取り車に乗り込んで出発する1456空港中央ICから横羽線に乗ってまだ早いからいまごろだけど年越し蕎麦でも食べたいねと京橋ICで降りてお気に入りの蕎麦屋に向かうと開いていない2日じゃ開いてないかと諦めてじゃあお山屋除いていこうと神保町の石井スポーツに向かって路上Pに停めて店内に入る1538正月特売でいくつか3割引きくらいの価格の靴をいくつか試すけどどれも彼女は気に入らない意外にスカルパが足入れいいわね別の店も見てみようよと車を移動してさかいやに入る1629けどさかいやは値引きしてなくて買う気になれない諦めてもう帰ろうかと一橋料金所から首都高で板橋本町ICで降りる最後にお茶しようかとコメダコーヒーに寄るともう看板の電気が消えていて諦めて彼女を家に送る
宮之浦岳で百名山を無事に完登するお山に登り始めたのが2019年なので足掛け4年半百名山を意識してから3年くらいだろうかもう気持ちは百高山でこちらも最終段階で難易度が上がってきているので百名山完登と言っても僕も彼女も大きな感動がないそれでもYAMAPの他の人の書き込みを見ると皆撤退したりもあって全部の遠征が1回で登ってこれたのはまぐれとはいえ上々だよな僕にはあまり言わなかったけど屋久島は一度は行きたかったって言ってたから良かったよねでも冷静にもう一度プランを見直してみると淀川登山口から荒川登山口までは通しで歩いたとしてもレート46しかないこんなに登山道が整備されてるとは知らなかったけどあれなら7掛けを切るのも訳なくて10時間あれば周回できてしまう高塚小屋に泊る書き込みが多くて小屋泊って思い込んでたけど日帰り周回可能じゃんもっともタクシーを使わなくちゃならないけどなこの3日間は彼女が絶好調で縄文杉は0.6掛け宮之浦は0.7掛けくらいで涼しい顔をしていたしもっとも僕は宮之浦は出だしからポールを持ってしまい行動食が摂れなかったとは言え最後で息が上がってしまって失速したのは情けない次回気を付けないとまあでも楽しい3日間だったありがとね屋久島

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装備・携行品

登った山

宮之浦岳

宮之浦岳

1,936m

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