行程・コース
天候
登山口へのアクセス
この登山記録の行程
下曽我(10:22)・・・曽我梅林(11:31)・・・六本松跡(11:51)・・・不動山(12:32)・・・浅間山(12:51)・・・いこいの村(13:15)・・・了全塚(14:00)・・・峠雨量観測局(14:24)・・・渋沢丘陵ピーク280(14:27)・・・渋沢駅(14:57)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
毎年恒例の小田原、曽我別所梅まつりへ行ってきました。今回は日本列島がすっぽり高気圧に覆われ快晴となった平日です。朝の雑用をこなして普段よりも遅めの出発。下曽我には1020着。平日は中高年齢ハイカーが多いんですね。通勤通学ピーク後のこの時間、御殿場線は客席が埋まることはありませんが、今回は立ち客もいます。ストックを伸ばしたまま電車に乗降する年配ハイカーもいて危なっかしい。案の定、混雑する駅階段でひっかけそうになりました。皆さん、混雑する駅ではストックは使用しないようにしましょうね。
曽我別所梅林の梅は、種類によっては散りはじめの梅もあります。しだれ梅は5分咲きで、見ごろはこれから。全体的には見頃といった印象でした。曽我梅林は日当たりが良くて温暖です。日なたは長袖シャツ一枚でも寒くありません。皆さん、自慢のカメラを手に、おもい思いに撮影しています。僕は主にスマホで富士山や青空を背景に撮影しました。天気が良くて梅もきれい。ワクワクします。
さて今回は遅出なので先を急ぎます。曽我別所梅林の売店で十郎の梅干し1㎏を購入して、曽我丘陵へ。最初の20分は舗装された急坂を息を弾ませて登ります。やがて六本松跡にたどり着くと二宮方面の展望が開けます。汗をかきました。西の方へ5分ほど進むと、休耕地にベンチを配した休憩スペースがあります。そこで一息入れました。先行ハイカーもいて、軽くご挨拶。地元の方で、展望を楽しんだ後、下曽我から電車に乗って松田の河津桜を見に行くとか。それもいいなぁと思いつつ、自分は曽我丘陵を北上します。
曽我丘陵は杉やクヌギなどの林の中を通って進みます。途中、不動山に続く登山道の両脇にはアオキの群生地があります。アオキの雌株には赤い果実が鈴なりでした。不動山の山名標識がある広場で一息入れます。眺望はありません。いこいの村あしがらが近づくと林から出てピーク219付近で表丹沢の眺望が目に飛び込みます。東の大山から西の鍋割山・蛭ヶ岳までが一望できる素晴らしいところです。少し進んで今度は西側の眺望が開けます。富士山から金時山迄を一望でき、こちらも素晴らしい眺めで、いつまでも見飽きません。大井町郷土資料館の少し先、四季の里周辺には河津桜があり、7分咲き位でしょうか。薄いピンク色の花が青空に映えます。このコースは梅と桜の両方の花を楽しめて、更に表丹沢と富士山の眺望もある贅沢なコースです。なお、いこいの村あしがら近くの町道、人工サーフィン場方面は、今年3月中旬まで道路工事で通行止めの箇所があります。ご注意ください。
東名高速道路の上に架かる矢頭橋を通って篠窪方面へ進みます。篠窪や峠という所、不思議な地形です。小さな盆地になっていて、どこか遠い地方の畑に囲まれた山村に迷い込んだような気分になります。峠は秦野駅から神奈中バスが運行しているようですが、篠窪は大井町営バスが通るだけで、陸の孤島っぽいですね。畑に植えられた菜の花がきれいでした。
さて峠雨量観測局を通過すると、もう渋沢丘陵です。震生湖方面へ進みます。すぐに畑の展望台があり、そこは表丹沢を眼前に見渡すことができる好展望地です。一週間前に降った雪が表尾根の稜線にうっすら残っていました。見飽きません。今回は時刻が遅いので、この先栃窪の手前で渋沢丘陵から離脱。渋沢駅へ向かいました。いつもは震生湖迄足を延ばし、秦野駅にゴールするのですが、また来年以降、訪れたいと思います。
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