泉ヶ岳・北泉ヶ岳（春めく残雪の山へ）2024

日帰り

泉ヶ岳・北泉ヶ岳（東北）

2024.02.18（日）

パーティ： 1人 (ブナ太郎さん )

ブナ太郎さん

行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他：スキー場の駐車場に止められます。料金は無料。百台以上駐車できます。

この登山記録の行程

Start(09:04)・・・水神コース入口(09:15)・・・水神平(09:44)・・・水神(09:53)・・・泉ヶ岳(10:56)・・・分岐(12:04)・・・北泉ヶ岳(12:38)・・・分岐(13:17)・・・水神(13:46)・・・水神平(14:11)・・・水神コース入口(14:32)・・・Goal(14:43)

コース

総距離: 約10.9km

累積標高差: 上り約933m; 下り約933m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

　２月の中旬なのに泉ヶ岳のゲレンデはすっかり春の装いだ。山頂部ももう白が取れそうな感じに見えている。
　広い駐車場に着くと、数十台の車が止まっていた。ここからいつものように、水神コースに入り、まず泉ヶ岳の山頂を踏んでから北泉ヶ岳に向かう。三叉路に下り、ブナとミズナラの原生林を通って北泉ヶ岳山頂に至り、そこから引き返して三叉路から水神にゆっくり歩き、最後はカラマツの林を抜けて登山口に戻る。これが今日の予定である。青い空と残雪の白、そして周囲の山々の展望を楽しむつもりだ。
　しかし、驚くほど雪がない。水神まではツボ足で歩け、そこからの登りもツボ足で進んでいたら、賽の河原まで行ってしまった。結局、山頂まではツボ足で大丈夫だったが、ここから三叉路、そして北泉ヶ岳まではチェーンスパイクを着用した。雪はだいぶ柔らかく、時々踏み抜きもあったが、気温が低い朝のうちに行動を開始すれば、まだ少し硬い雪を踏んでいくことができるだろう。
　展望は最高だった。多少雲がかかる蔵王連峰から二口山塊までくっきりと見え、面白山の向こうには朝日連峰の連なり、さらに飯豊連峰も小さく確認できた。だが、この時期ならではの爽快な景色の主役は、何といっても北泉ヶ岳展望地から眺める船形連峰である。手前に三角形の北泉ヶ岳、その左奥には、後白髪山、三峰山、船形山がどっしりと鎮座していて、右に視線を移せば、大崎平野の先には、栗駒山、神室連峰と、これ以上ないほどの絶景である。今日は、早池峰山と鳥海山も小さく見えるほどの視界の良さだった。
　復路は、ブナとミズナラの原生林を抜けて下りる。この原生林は、お気に入りの場所の一つで、樹齢数百年と思われる大木に威厳とエネルギーを感じて、ここに来るだけで元気になるような気がする。
　午前９時過ぎにゆっくり出発し、戻ったのは午後３時前。終始快晴の山日和だった。