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初めての朝熊ヶ岳

朝熊ヶ岳( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 1人 (おりちゃん さん )

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行程・コース

天候

曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 登山起点の駐車場までナビの案内に沿って進んだが、県道を右折すると離合も出来ない細い道を進むが、右折した場所から県道を少し進んだ信号を右折すると広い道ええ駐車場にアクセスできる。

この登山記録の行程

朝熊岳道登山口(7:40)⇒ 朝熊峠(8:49) ⇒ 朝熊ヶ岳(9:06) ⇒ 朝熊山経塚群(9:18)⇒ 金剛證寺(9:28) ⇒ 奥の院(9:38) ⇒ 経塚群(9:54) ⇒ 朝熊ヶ岳(10:05) ⇒ 朝熊山西峰(10:23)⇒ 朝熊岳道登山口(11:13)

コース

総距離
約9.7km
累積標高差
上り約820m
下り約820m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 三重県の山のガイドブックに紹介されている伊勢市の朝熊ヶ岳が気になっていて足を延ばしてみた。
 起点の駐車場を出たところに立っている朝熊ヶ岳の看板で朝熊ヶ岳の概要を仕入れて分かれ道を左に入る。広い緩やかな登山道を進むが、一町、二町....と一町ごとに石の塚が立ててあり歩いた距離が分かるのでありがたい。四町塚近くの小高いところに立っている祠に手を合わせ今日の無事な山登りを祈願する。
 歩き始めて30分くらい過ぎただろうか、「朝熊登山鉄道・ケーブルカー跡」を横切る。説明看板によると大正14年に開通し戦時下の昭和19年に廃止されたそうである。
 「三界萬霊」の地蔵を過ぎ変わらず広い道を進むと、道のど真ん中に山桜だろうか大きな奇木が現れる。奇木を過ぎるとすぐ、左側が開け展望所が現れる。看板には富士山や御岳山の写真もあり、空気が澄んだ日にはかなり遠いところまで見えるようだ。今日は高曇りで遠い所までは見えないが、眼下に島を浮かべた伊勢湾が見下ろせ、その先には知多半島がうっすらと見える。
 さらに進むと、山の斜面がやや急な所を横切る道が狭くなり登山道らしくなってくる、が、しばらく行くとまた広い道に戻る。分かれ道も出てくるが、どちらの道を選んでも上の方で合流している。
 二十二里の石塚が見えると朝熊峠である。この峠に出ると舗装された道に出るが、ここには大正14年に旅館が立ち翌年にはバスも開業して走っていて、登山鉄道のケーブルカーも開通しておりかなり振るわっていたようで、たくさんの人がここからの景観を楽しんでいたようだ。
 この舗装道路を歩いても山頂に行けるが、ここから左の登山道に入ることにする。この道はそれほど広くは無いがしっかりした道で、自然林の中を進んで行く。6~7分歩いたところで道は山腹を巻くように続き、何となく下り気味になっているようなのでアプリの地図を確かめると当初予定した道から外れているようだ。引き返してみると黄色い小さな表示板の目印があり、ここから右に折れなくてはならなかったようで、これを見落としていたようである。あまりにしっかりした道だったので疑いも持たずに歩いてしまった、気を付けないと。山頂に続く道には雷でも落ちたのだろうか、一本だけ皮がはがれ枯れた桧が現れる。5分ほど歩くとアンテナの塔の立つ所に出る。ここから右に行くと舗装された道路に出て左に行ったところが朝熊ヶ岳の山頂である。山頂の碑の近くには鳥居が並ぶ立派な社(金剛證寺八大龍王社)が立っているので、社に入り手を合わせる。山頂から見える伊勢湾に浮かぶ島々やうっすらと見える知多、渥美半島の眺めが良い。
 社の裏の道を辿り舗装道路出てしばらく歩いて左に入る道に折れるといくつもの石の塔が立っている場所に出る。ここは「朝熊経塚群」と呼ばれ、国の史跡になっているところである。時間もあるので「経塚群」を抜け、下り道を辿り金剛證寺に着く。本堂の賽銭箱は奥にあり靴を脱がなければ近づけない。脱ぐのが面倒なので賽銭箱めがけて小銭を投げると命中!幸先がよさそうだ。
 そこから奥の院へと足を延ばすが、両側に念仏みたいな文字を書いた背の高い木の板(卒塔婆と呼ぶそうだ)が並ぶ道を歩いて奥の院を詣でる。この金剛證寺、伊勢神宮の奥の院ということで、伊勢神宮にお参りする人はにここの金剛證寺にも詣でるのが習わしだったとか。
 金剛当時へ来た道を登り返し山頂付近を散策し朝熊峠へ。ここから朝熊山西峰へ舗装された道を歩く。民家らしきところを過ぎる時、数匹の犬がやたらと吠えてくるのでびっくり、しかし繋がれているので心配なさそうだ。唯一白い犬だけは穏やかな顔をして寝そべっている。西峰の三角点を踏み朝熊峠から登ってきた道を下山するが、走って登ってくるお姉さんと出くわす。若さがうらやましい。わき道を歩いたりしながら駐車場に到着、ここの東屋で昼食をとり帰路につく。
 今回登った朝熊ヶ岳の呼び方であるが、漢字そのまま「あさくまがたけ」と呼んでいたが、「あさまがたけ」読むのが正しいそうである。以後気を付けて読むこととする。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 非常食 行動食
GPS機器

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登った山

朝熊ヶ岳

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