行程・コース
天候
快晴、至軽風
登山口へのアクセス
電車
その他:
近鉄鳥羽線「朝熊駅」(無人駅)で降りると、「朝熊山登山道ご案内」の看板があります。南の山に向かい、集落内の狭い道を「朝熊郵便局」の前を通って抜けて行くと、20台ちょっと駐車可能な「であいの広場(駐車場)」に着きます。トイレが有り、その裏手が登山口になります。「朝熊駅」から「であいの広場」まで、約800m・徒歩15分です。「であいの広場」の少し下にも駐車場があります。「朝熊駅」から反対側に80mほど行くと、水や食糧が調達できる「小林商店」があります。
この登山記録の行程
近鉄鳥羽線「朝熊駅」(08:10)・・・朝熊岳道入口(08:40)・・・十九丁(09:20)・・・朝熊峠(09:30)・・・朝熊ヶ岳山頂着(09:45)・・・朝熊ヶ岳山頂発(09:55)・・・経塚群(10:05)・・・八大龍王経ヶ峯参詣道入口(10:20)・・・奥之院着(10:25)休憩・・・奥之院発(10:35)・・・山上公苑着(10:55)食事・・・山上公苑発(11:00)・・・金剛證寺着(11:05)・・・金剛證寺発(11:20)・・・宇治岳道出合(11:40)・・・朝熊峠(11:45)・・・宇治岳道終点(13:10)・・・新橋(13:20)・・・猿田彦神社(13:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
伊勢音頭の中には「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」の一節があります。
「猿田彦神社」に参拝の予定だったので、伊勢神宮の鬼門の守る山「朝熊ヶ岳」に登りました。
無人の近鉄鳥羽線「朝熊駅」の端から下に行くと、「朝熊山登山道ご案内」の看板があります。
案内看板を頼りに、集落の狭い車道を15分ほど山に向かうと左手に臨時駐車場があります。
その先の右手に「であいの広場」と言う名の駐車場とトイレが有り、その裏手が登山口です。
古道と言う感じにえぐられた道には道標があり、最初が「一町」ですがその後「丁」になります。
古来から地元の方達の山なので、登山道は整備されて手摺もあり危険な個所は有りません。
早朝に登った方達とすれ違いますが、一汗かき、気持ち良く下りてくる感じが伝わってきます。
登山口から小一時間で「朝熊峠」に着きます。ここは創業江戸期の「とうふ屋(東風屋)」旅館
があった場所で1944年にケーブルカー廃止後に寂れ、1964年に火災で焼失したそうです。
旅館の跡地で展望を楽しんだら、車道を20mほど歩いて、再び左手の森に入って行きます。
針葉樹林帯を10分ほど登るといきなり開け、やたらと広い「朝熊ヶ岳」の山頂に到着します。
立派な山頂標識があります。海の展望は眼下の樹林帯にはばまれて、あまりよくありません。
山頂を突き抜け、樹木のトンネルを下り、車道に出て左に入ると、国宝「経塚群」に着きます。
再び登山道を下ると、舗装された「金剛證寺」の境内に出ます。そのまま左手の「奥之院」に
行きましたが、なんと、お婆ちゃんが営む「茶店」があり、5本300円の「おでん」を頂きました。
「奥之院」から伊勢志摩スカイラインの休憩所となっている「山上公苑」に行って休憩しました。
「山上公苑」から海の景色は抜群で、レストランだけでなく、10分100円の足湯もありました。
「山上公苑」で「伊勢うどん」を食べた後、「金剛證寺」から再び入山して山を右回りに回ると
舗装された「宇治岳道」に出て、登ってきた「朝熊峠」に着きます。下山の道は「朝熊峠」から
「宇治岳道」と言われる荒廃した舗装道路を下って行きました。「宇治岳道」は「宇治橋」から
「金剛證寺」を結ぶ道で、1964年までは登山バスが走っていた貴重な道路遺産だそうです。
何気に一軒の民家を抜けて、緩く長い下り坂を古い石垣などを見ながら延々と下って行くと
神宮司庁の裏手に出ます。さらに下り、五十鈴川にかかる「新橋」を渡ると「赤福」本店です。
フォトギャラリー:59枚
装備・携行品
アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | バックパック | 水筒・テルモス | 傘 |
タオル | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
健康保険証 | GPS機器 |
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