行程・コース
天候
晴
登山口へのアクセス
電車
その他:
吾野駅から登り~高麗駅へ下る。駅から駅登山は電車利用者にとってはとても便利。奥武蔵の300~500m弱の山々をアップダウンして30000歩近く歩いた。
この登山記録の行程
吾野駅(09:40)・・・顔振峠登山口(10:20)・・・顔振峠(11:00)[休憩 10分]・・・十二曲り・・・エビガ坂・・・スカリ山(13:50)[休憩 10分]・・・北向地蔵(14:25)・・・ヤセオネ峠・・・駒高・・・日和田山(16:00)[休憩 10分]・・・男岩・・・自治会館・・・鹿台橋・・・高麗駅(16:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
この週は天気の悪さで心配だったが、結果この水曜日の27日だけが良い天気となったようだ。この頃、山行のため西武池袋線に乗ることが多いが遠いことこの上なしだ。午前4時起きだ。
飯能の先、吾野から登って、高麗駅に降りてくるルートなので、電車利用の登山者にとっては有難いコースだ。この辺りは日本近代資本主義の父と言われている渋沢一族のゆかりの地で、旧幕府方と新政府方との間の飯能戦争にまつわる話がされる山域だ。(興味のある方は調べてください)
登山口からの道は割と緩やかで、あまり大変だとは感じなかったが、結果、アドベンチャーさながらの急なバリエーション・ルートが多々あり興味深かった。総距離14㎞。良く歩いた。
登山道を進んで行くと、ほどなく視界が急に広がり前面に富士山、大岳山・川苔山・そして秩父の武甲山が見える絶景ポイントに出る。
顔振峠という面白い名前の峠には、飯能戦争の旧幕府方の参謀を務めた渋沢平九郎の名を冠した茶屋があり、そこの女将さんは渋沢栄一の子供の子供の代ぐらいに当たるお人のようだ。御年90を超えてらっしゃるそうだが、背中がピーンとして、お話しぶりも非常にしっかりとしていらっしゃる。コロナの時も多くの人が訪れる山間で、消毒に気を使いながら茶屋の営業をされたとのことである。そこから諏訪神社まで約40分、昼食休憩となる。阿寺諏訪神社は雨乞いのための神社なので、私たちは雨が降ってもらうと困るのでお参りはしなかった(笑笑)ここにはトイレがある。変わったトイレなので行ってどんなトイレか確かめてください。
この先北向地蔵方向へ、大沢山(480m)・蟹穴山(460m:沢蟹でもいるのかしら)、茶之岳山(450m)・スカリ山(435m:ここからの眺めはものすごい良い。筑波山やスカイツリー・新宿副都心辺りが良く見える。赤城山も見えているらしいが良く分からない)をアップダウンして可愛らしい北向地蔵さんにお目にかかる。小さいお地蔵さん。その先の物見山(375m)には一等三角点があるが、周りは全然見えない,何故か?昔は樹木が全然なかったらしく360度見渡せたそうだ。道理で名前がそういう訳か?物見山は山頂の標識のある所が本当の山頂ではないので注意、3分ぐらい更に登らなければならない。そこに一等三角点がある。
物見山の標識に戻り記念撮影をし、最後の二座・高指山(332m)と日和田山(305m)を目指す。高指山はちょっとびっくりの山頂。(体験してください)そして最後に田部井淳子さんが良く登って訓練をしたという日和田山。そこはあまり眺望がよろしくない。そこからを降りていくと、凄く見晴らしの良い比羅神社・二の鳥居に出る。岩場の中に鳥居があるという感じだ。勇ましい鳥居だ。一の鳥居の辺りに山桜と田部井淳子さんの慰霊碑がある。「日和田山からエベレストへ」と書かれている。16:52の電車に乗るためにみんなで必死に歩いて高麗駅へ。地下女将軍と天下大将軍(でもこれは何を意味しているの?)で記念写真。解散!! 今日も良く歩いた!!
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