行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
この登山記録の行程
孝子駅(07:26)・・・高仙寺(07:46)・・・高野山(08:08)・・・尾根分岐・・・孝子駅分岐(08:57)・・・泉南飯盛山(09:06)・・・孝子駅分岐(09:16)・・・尾根分岐・・・札立山(09:54)[休憩 14分]・・・鳴滝峠(10:20)・・・見返り山(10:37)・・・奥辺峠(10:43)・・・大福山(11:10)[休憩 14分]・・・俎石山(11:37)・・・大福山(11:51)・・・懺法ヶ嶽(西峰)(12:02)・・・井関峠(12:15)・・・鳥取池分岐・・・雲山峰(13:06)[休憩 4分]・・・栄谷池分岐(13:19)・・・第一パノラマ台(14:19)・・・山中渓駅(14:46)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
しばらく山に行けていない間にすっかり春。以前山渓オンラインでルポされていた紀泉山脈(和泉山脈西部、紀泉アルプス)を歩くことにした。
南海本線孝子(きょうし)駅から和歌山側の踏切を渡り、集落を進むと高仙寺への標識が現れる。歴史を感じさせる長い石段を登れば仁王門、さらに上がって本堂の右裏手から登山道に取り付く。高野山(たかのやま)へと急登が続き、反射板の施設からしばらく未舗装林道を、林道から分かれて登山道を進んで行く。分岐の標識から大阪湾の展望デッキがある飯盛山をピストンする。
札立山(ふだたてやま)へと至る登山道は、山高地図では破線となっていたが最近整備されたようで安心して歩くことができる。南の和歌山側を展望するベンチが設けられた札立山で休憩。この辺りには展望のいいベンチがあちこちにあり、黄砂やスギ花粉交じりの春の息吹(?)を胸いっぱい吸い込んでみる。広場になっている奥辺峠からは、JR六十谷(むそた)駅へ下山することもできる。ここで分割してもいいだろう。きょうは軽荷だし、がんばって大福山へ。さらに俎石山(まないたいしやま)を往復し、懺法ヶ嶽西峰・東峰を経て東屋がある井関峠に至る。
井関峠からの登りがきょう一番の難関。いいかげん疲れてきたところに、距離は短いが急斜面の直登が足に応える。それをこなせばやがて気持ちのいい木漏れ陽の道、ポツンと置かれた展望ベンチを経て雲山峰(うんざんぽう)へ。紀泉山脈最高峰の山頂は樹々にかこまれて眺望はなく、なんとなくがっかり感が漂う・・。山中渓(やまなかだに)駅から雲山峰を往復するより、六角堂の展望広場まで足を延ばしてJR紀伊駅へ下山するのがいいだろう。例年ならサクラが満開の山中渓も今年はまだ五部咲き、むしろ山桜の方が見頃であった。