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三方分山 足が痛くなるのは・・・

三方分山( 関東)

パーティ: 1人 (chall 24 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 精進湖無料P「他手合浜(たてごうはま)駐車場」。宿泊施設前に駐車ラインがあるので停めていいのか戸惑った。

この登山記録の行程

パノラマ台下(07:30)・・・根子峠(08:15)・・・パノラマ台(08:30)・・・根子峠(08:40)・・・精進峠(09:15)・・・三方分山(10:05)・・・女坂峠(10:45)・・・精進(11:25)

コース

総距離
約6.9km
累積標高差
上り約926m
下り約929m
コースタイム
標準3時間55
自己3時間55
倍率1.00

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

歩き初めて2時間ほどすると、
この頃は、右足の小指付近が痛み出すようになっていました。
それは靴のせいだ、と思って今回新しく買ってしまったのでした。

結論から言うと、
足が痛くなる原因は、自分の「歩き方」にあったようです。

以下は、こんな小タイトルでの山行記録です。
〇コースについて(概要)
〇靴の購入の顛末(失敗談)
〇歩き方(次回の山行で試したい歩き方)
〇三方分山の山行にまつわる話(学び)


1.コース(概要)
  パノラマ台を登山口にして右回りで歩きました。
  平日でしたが、10数名のハイカーの方とすれ違いました。
  つまり、その方々は精進バス停から女坂峠を経ての左回りだったというわけです。
  くだりで歩いた印象では、山頂まで急登が続く感じです。

  南アルプスの山頂部が白くなっている景色は、樹間から。
  展望がいいのはパノラマ台です。


2.靴の購入の顛末(失敗談)

 自分の足は2本しかないのに、
 登山靴を4足持つことになってしまいました。
 
 1足目は購入して8年目。
 ソールがすり減り、ゴム部分の劣化も目立つのでそろそろ廃棄の期限でしょう。

 2足目。
 フィットしている靴のはずですが、履いた初日から足の痛みが出ました。
 お店に相談すると、「幅広げ」をしてくれました。
 靴下を厚めでないものにして幾分楽になりました。
 それでも痛みが出ました。

 3足目。
 もう少しグレードを上げた靴が欲しいな。
 そんな気持ちでたまたまショップを覗いたのが運の尽き。衝動買いをしてしまいました。
 足のサイズもちゃんと計り、十分に履き心地を確かめ今度こそは大丈夫・・・
 のはずでしたが、足の痛みが出て来てしまうのでした。

 靴のサイズはメーカーによって異なるのだそうです。
 そう言えば、2足目と3足目はイタリアのメーカーでした。
 もはや、「痛み」を解消する方法は1足目のメーカー(国産)の靴にするしかありません。
 で、4足目の購入となりました。

 今度こそ、快適な山歩きができると思っていたらさにあらず。
 やはり小指の辺りが痛くなってきてしまうのでした。参りました。
 
 ネット情報によると、
 「足の痛み」の原因は靴ではなく、「歩き方」にあるようでした。
 そこを改善することで痛みが解消すればいいのですが。
 
 
3.次回の山行で試すべき歩き方

 「痛み」は山を下っている最中に少しずつ蓄積していくようでした。
 そのときの歩き方を以下のようにしてみます。
 参考サイト 「山のGankoDad」  https://www.youtube.com/watch?v=qIgxW-u50PU
 
 1)足をまっすぐ前に出さない。
   逆「ハの字」のように進行方向でなく、外側へ向ける。
 2)出した足はフラットでやさしく置く。
   つま先から下ろすと体重がそこにかかってしまう。
 3)後方(残った方)の足でスメアリングする。
   

4.「三方分山」にまつわる話

 山歩きを「単なる運動」と捉えていないので、今回もその山に関する歴史的なものなどを調べました。

 1)「ジャパン・ショージ」
  初め、商事会社の名称かと思いましたが、さにあらずです。
  避暑地としてこの地を海外へ情報発信したイギリス人がいました。
  元外国航路の船員ホイットウォーズです。
  彼が精進湖畔に建てたホテルは富士五湖初で外国人専用として多くの旅行者が訪れたそうです。
  彼は帰化して日本名は星野芳春。
  その資金や経営はどのようなものだったのでしょうか。
  もう少し、知りたいところです。

 2)パノラマ台
  精進湖ホテルから馬で、また2~4人で担ぎ上げる「チェア」で目指したそうです。
  外国人の富裕層たちがそれらに乗って登って行く様が浮かびました。
  パノラマ台から見る富士山は実に雄大壮観な眺めだったでしょう。
  それにしても、乗っている方も落ちないようにして大変だったと思います。
  
 3)富士五湖という呼び方
  以前は「富士八海」といって、大きな湖があったそうです。
  それが溶岩流で埋められ現在のように。
  富士山登拝する前の禊(みそぎ)として内八海巡りという修行があったようです。
  
 4)三方分山
  尾根が東・北・南の三方に張り出し、旧村の境界になったことが由来とあるサイトにありました。
  山梨100名山に選定されてもいます。

  「こうふ開府500年記念事業」と山頂標柱にありました。
  武田信虎公が館を構えた1519年から500年ということです。
  甲府の人たちの武田氏への特別な思いがあることを知りました。

 5)女坂峠と中道往還
  静岡県吉原~甲府盆地の道です。
  様々な物資を運ぶのに使われたのでしょう。
  「居村」は、峠に向かう往還の中継地として栄えていたのでしょう。
  「九一色衆」という辺境武士団がいて、武田氏から免状を得て関所を設けていたようです。

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装備・携行品

登った山

三方分山

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1,422m

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最適日数
日帰り
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周回
歩行時間
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難易度
★★
コース定数
19
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