行程・コース
この登山記録の行程
大菩薩峠登山口(06:36)・・・丸川峠入口(06:57)・・・丸川峠(08:47)・・・大菩薩嶺(10:20)[休憩 17分]・・・賽ノ河原(11:30)・・・大菩薩峠(11:44)・・・富士見山荘(12:12)・・・福ちゃん荘(12:18)・・・上日川峠(12:39)・・・千石茶屋(13:53)・・・丸川峠入口(14:02)・・・大菩薩峠登山口(14:23)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
この日の天気は、晴れだが午前中は強風で登山不適、というのが前日時点での予報。午前中はほぼ林間道なので様子を見ながら登ることにして早朝に出発。6時過ぎに駐車場に到着。外は肌寒く、風もそこそこ吹いていた。
予定では、上日川峠、大菩薩峠、丸川峠と周回するはずであったが、調査不足で、逆の登山口に入ってしまった。しかも、登山口が二股に分かれていて、左は丸川峠、右は何も書いてなかったので、丸川峠方面ではない方だと、右側の道を何の疑いも持たず進んでしまった。数分歩くと、急に道が険しくなり、そのうち、道らしきものが消え、だたの山の斜面になってしまい、間違えていた事に気づいた。仕方ない戻るかと、周囲を見ると左手に道が見える。とりあえず崖を下ってその道まで行ってみる。地図を見直して、丸川峠へ続く道であることが分かった。逆回りになるが、来た道を戻るより良いかと思い、逆ルートで行くことにする。
美しい新緑が目に染みる素晴らしい林間道が続く。街中の新緑は終わったが、山はまだまだ新緑が美しい。時折険しくなる道を進んでいくと、林間道が終わり、丸川峠に着く。誰も居ない。ここまで誰とも会わなかった。大きめの風の音が聞こえたが、峠は静かだった。給水して、大菩薩嶺へ向かう。強風が心配だったが、それ程でもなく、無事大菩薩嶺に到着。ここで初めて人に会う。皆、大菩薩峠方面から登ってきて、ここでまた引き返していく。どうも丸川峠ルートはマイナーらしいと思いながら進んでいくと、急に視界が開ける。富士山、アルプスを望む見事な景色が広がっていた。風もさほど強くなく、雄大な景色を楽しみながらだ大菩薩峠へ向かって下りていく。峠まで見晴らしの良い広い尾根道が続く。こちらのルートの方が人気なのも納得できる。
大菩薩峠は平日にしてはなかなかの賑わい。ここから上日川峠までの道は、緩やかでとても歩きやすい。おそらく峠の山小屋まで車が入るのではないかと思う。
計画と逆のルートになったが、疲労している下り道としては結果的にこちらの方が良かったと思う。難なく上日川峠に着く。大きなロッジと広い駐車場があり、ここが大菩薩のメインの登山口という感じだった。
ここでまたやらかし、丸川峠入口へ向かう登山道入り口を見過ごし、舗装路を進んでしまった。少し歩いて、このまま舗装路を歩くのはおかしいと思い、地図を見直して、登山道に入りそこなった事に気づく。
地図上で舗装路と登山道が最も近づくポイントまで行って、登山道を探すと道路脇の斜面下に道があった。それほど急な斜面ではなかったので、そこを降りで無事登山道へ復帰した。が、数分歩くと、また元の舗装路に出てしまった。やれやれと思って舗装路を少し歩くと、登山道へ戻る入口の表示があり、再び登山道へ復帰できた。どうも途中の登山道が崩落したため迂回ルートになっていた様だ。
ちょうど復帰した所に、山梨森林100選に選ばれた「大菩薩のブナ林」の表示があった。そこから新緑が見事なブナ林を堪能しながら進み、千石茶屋を経由して、丸川峠入口のゲートに到着。本当はここから登るはずだったのだと思いながらゲートを出る。
天候に恵まれ、素晴らしい眺望と新緑の両方を堪能した。今回は、何度かルートを間違えた。登山道を正確に歩くのは難しいことだと意識して、思い込みを排除し、おかしいかなと思ったらすぐに地図を見ることが大事。
おまけで、帰りに重文指定されている雲峰寺(うんぽうじ)にも立ち寄った。朝来た時にお寺の説明書きを読んで、帰りに余力があったら重文を見て行こうと思っていた。時間も早く、余力もあったので、苔むした階段を慎重に上って、本堂を拝見した。こけら葺きのなかなか見事な建物だった。
フォトギャラリー:28枚
装備・携行品
シャツ | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック |
水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル | 帽子 | グローブ |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 非常食 | 行動食 | GPS機器 |