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谷川連峰の薄雪草と上越のマッターホルン

朝日岳、大源太山( 上信越)

パーティ: 1人 (VAN さん )

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行程・コース

天候

1日目:ガス、時々小雨。午後晴れ間。夜半に晴れる。北の風。
2日目:晴れ時々曇り。

利用した登山口

土合橋   旭原  

登山口へのアクセス

バス
その他: 往路:JR水上駅より関越交通バス谷川岳ロープウェイ駅行き
復路:大源太キャニオンBSより南越後観光バスJR越後湯沢駅行き

この登山記録の行程

【1日目】
土合口(03:54)・・・田尻尾根入口(03:58)・・・土合橋(04:07)・・・松ノ木沢ノ頭(06:22)[休憩 5分]・・・白毛門(07:26)[休憩 12分]・・・笠ヶ岳(08:29)・・・朝日岳(09:46)[休憩 32分]・・・ジャンクションピーク(10:55)・・・清水峠(12:47)

【2日目】
清水峠(05:07)・・・大源太山(07:07)[休憩 10分]・・・分岐(09:16)・・・林道終点(09:28)・・・旭原(10:04)

コース

総距離
約18.9km
累積標高差
上り約2,479m
下り約2,633m
コースタイム
標準12時間35
自己12時間51
倍率1.02

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

1日目は晴れの予報だったが、晴れたのは平野部のみで山間部は雲が取れなかった。気温はまだ1〜2℃の日もあると聞いていたので、厚手のトレッキングパンツにしてみたが、最低気温は8℃ほどでやや暑かった。
2日目は晴れて気温も高く、大源太山山頂で18℃。下山までに水1.5Lを消費した。

ルート概況

土合橋〜白毛門:
登り始めは木の根の多い樹林帯の急登。松ノ木沢ノ頭ピーク手前に岩場あり。

白毛門〜朝日岳:
危険箇所特になし。笠ヶ岳避難小屋は簡易なシェルター。収容人数4〜5名。

朝日岳〜清水峠:
朝日岳周辺にホソバヒナウスユキソウの群生。朝日ヶ原はこの時期まだ残雪多い。

清水峠〜大源太山:
ヤマタイムだと標準でコースタイム1時間40分と出るが、かなり厳しいタイムだと思う。清水峠〜大源太山分岐で1時間。分岐〜大源太山まで1時間と見ておいた方がよい。登山道にシラネアオイ多い。本ルート核心部は大源太山への岩場の登り。ザイルが展張されているが信用しない方が良い。指導のマーキングはないので自身でルートを慎重に見極めること。

大源太山〜大源太キャニオン:
急な下りあり。滑落注意。主な渡渉は2ヶ所ある。上流側の渡渉点は岩のギャップの大きいところがあり、少し難しい。下流側渡渉点は以前は橋のあったところで、浅瀬を渡る。今回の水深はくるぶし程度だったが、増水時は渡渉できない可能性がある。大源太キャニオン、トイレ、自販機あり。越後湯沢行きバス1日3便。最初乗客は少なくても、後から住民が結構乗ってくるのでザックの置き方に注意。


いつか見たいと思っていた朝日岳のホソバヒナウスユキソウ、登りたかった大源太山、越後湯沢駅のポン酒館と温泉、この3つを絡めて計画を立てた。夏山に向けての訓練登山も兼ねている。
ポン酒館は素晴らしい。越後の日本酒120種の利酒ができる。もう最高。また行きたい。

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フォトギャラリー:97枚

谷川岳登山指導センターの休憩舎で前日泊。

翌朝。晴れの予報だったが山間部は曇天。

白毛門へ。

木の根の多い樹林帯の急登。

谷川岳も雲の中。

ウラジロヨウラク。

タニウツギ。

アブラツツジ。

ヤマトユキザサ。

平野部は晴れてるようだ。

岩場を登って…

松木沢ノ頭。

ガスガスである。

リンドウの群生を見つけたが、日が出てないので蕾のまま。

ナエバキスミレ。

ミネカエデ。

白毛門。

ショウジョウバカマ

ムラサキヤシオ。

ミヤマシキミ(雄花)。

笠ヶ岳。

残雪が残るがアイゼンやチェーンスパイクを要するほどではなかった。

アズマシャクナゲ。

コイワカガミの白花。

ホソボヒナウスユキソウ。今日はこれを見にきた。

朝日岳周辺に群生している。

朝日岳。

朝日ヶ原はまだ残雪が多い。

黒いのは泥炭層だろうか

宝川温泉分岐。

ジャンクションピーク。

コヨウラクツツジ。

新潟側は晴れてきた。

タムシバ。

ツバメオモト。

時々日が差してきてリンドウも開花

ミツバオウレン。

ひっそりとカタクリ。

清水峠が見えてきた。

白崩避難小屋。

時々青空が見える。

残雪で冷やす。

夕食はすき焼き!肉とネギのみだがこれが大正解!

夜晴れる。

朝食。

谷川岳のモルゲンロート。

出発。ちょっと寝坊した。

冬路ノ頭。

目指す上越のマッターホルン。

ノウゴウイチゴ。

七ッ小屋山。

…の手前の分岐から大源太山へ。

登山道脇にシラネアオイが多く見られた。

本ルート核心部。岩場1段目。

ザイルがあるが切れかかっている。

2段目。太いステンレス製クサリあり。

3段目。トラロープあり。

大源太山。

谷川連峰を一望。

休む間もなく下山開始。

ベニサラサドウダン。

木の曲がり具合が雪深さを物語る。

ナナカマド

北沢渡渉点。岩のギャップが大きい。転倒しないよう慎重に。

北沢渡渉点その2。かつては橋があったようだが今はない。浅い部分を渡る。

ギンリョウソウ。

林道に出る。

大源太キャニオンBS。ゴール。10時31分のバスに間に合った。

越後湯沢駅で風呂と冷酒。

ポン酒館はアル中の桃源郷。ここに住みたい。

新幹線で帰路に着く。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア Tシャツ ソフトシェル・ウインドシェル ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ
靴下 レインウェア 登山靴 サンダル バックパック サブザック
スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー
ロールペーパー 携帯トイレ 非常食 行動食 テーピングテープ チェーンスパイク
トレッキングポール GPS機器 テント シュラフ シュラフカバー テントマット
スリーピングマット ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー
カトラリー ローソク・ランタン
【その他】 モバイルバッテリー

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登った山

大源太山

大源太山

1,598m

朝日岳

朝日岳

1,945m

白毛門

白毛門

1,720m

清水峠

清水峠

1,448m

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