行程・コース
天候
快晴。午後3時ごろから雲増える
登山口へのアクセス
その他
その他:
日光白根山ロープウェイ利用。往復2200円。運休日があるのでHP確認のこと。マイカーの駐車場は奥にある第一駐車場利用。トイレあり。ロープウェイ前は短時間利用者専用のため利用不可
この登山記録の行程
ロープウェイ山頂駅(08:45)・・・七色平分岐(09:10) [休憩 05分]・・・日光白根山(10:55 [休憩 40分])・・・五色沼避難小屋(12:25)・・・五色沼(12:40) [休憩 10分]・・・弥陀ヶ池(13:15) [休憩 05分]・・・北尾根分岐(13:30)・・・七色平北分岐(14:00)・・・六地蔵(14:30) [休憩 05分]・・・ロープウェイ山頂駅(14:55)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
梅雨の晴れ間、日光白根山は快晴だった。下界は今年一番の猛暑で、各地で熱中症警戒アラートが出ていたが、山頂は涼しい風が吹き抜ける別世界。さえぎるもののない360度の大展望で、雲の上にうっすらと富士山も顔を出していた。
ロープウエイ山頂駅から二荒山神社の赤い鳥居をくぐり、シカよけの柵を越えて遊歩道に入ってゆく。大日如来を過ぎ、七色平分岐から登山道となる。よく整備された歩きやすい道は林の中をどんどん登ってゆく。時々梢越しに武尊山が見え隠れする。
標高2400m付近の森林限界を超えると正面に日光白根山の全貌が見え、ガレ場の登山道となる。道端には可憐な高山植物が咲き、南から北にかけて展望が広がり遠くには雪を残した山々も見える。吹く風がとても心地よく、花や景色を楽しみながらゆっくり登った。
平日にもかかわらず、山頂には次々と登山者が登ってきた。関東以北の最高峰だけに、山頂からの360度の大展望は圧巻。東には眼下の五色沼を挟んで中禅寺湖畔と男体山、北には会津駒ケ岳や尾瀬の燧ケ岳、西は少し雲がかかっているが、残雪の山々や浅間山も。そして南には雲の上にかすかに富士山が顔を出していた。
下山は五色沼を目指した。しばらくはガレ場を下るが、林の中に入ると赤い屋根の五色沼避難小屋、そしてその名の通り湖面の色が変化に富む五色沼に着く。さらにひと登りで弥陀ヶ池。池の西側斜面は昔、シラネアオイの群落があったが、シカの食害で消滅、電気柵で囲われ回復が図られている。柵の中に紫のハクサンチドリが咲いていた。
弥陀ヶ池からは座禅山を経由することもできるが、今回は直接七色平に下った。分岐で遊歩道に合流、時間があるのでしばらくぶりに六地蔵を目指す。素朴はたたずまいだった六地蔵は真新しい社の中に鎮座していた。ローウェイが開通する前、日光白根山の登山道は日光湯元や菅沼からで、西側からはなかった。しかし信仰登山が行われていた時代には、この六地蔵や大日如来を通る道があり、人々が辿ったことだろう。ハルゼミがしきりに鳴いていた。
六地蔵の先にはローウェイの山麓駅が見える展望スポットがある。後は遊歩道を歩けばロックガーデンは近い。
なおローウェイ山頂駅のロックガーデンには「天空の足湯」があり、山麓駅には日帰り温泉施設が併設されているので一休みすることができるのも嬉しい。
フォトギャラリー:34枚
登山者用の第一駐車場。トイレあり
ロープウェイはこの2階から発着
ロープウェイから
ラックガーデンから望む日光白根山
この鳥居をくぐる
シカよけの柵を越える
大日如来
七色平分岐。ここから登山道
森林限界に出た
西側の山々
ガレ場を登る。道端には可憐な高山物が
尾瀬・燧ケ岳の双耳峰
山頂の祠
山頂
うっすらと富士山が
中禅寺湖と男体山。眼下は五色沼
山頂には次々と登山者が登ってきた
五色沼避難小屋
五色沼
五色沼から山頂を望む
弥陀ヶ池
七色平の遊歩道に合流
シラビソの中を行く
六地蔵
ラックガーデンに戻ってきた。雲が増えた
コマクサ
ハクサンフウロ
ツガザクラ
ハクサンシャクナゲ、まだ蕾
ツマトリソウ
イワカガミ
ハクサンチドリ
キジムシロ?




