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劔・立山テント泊(プランB)

剱岳、立山( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (VAN さん )

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行程・コース

天候

1日目:快晴。西〜南西の乾いた微風。
2日目:快晴。西〜南西の乾いた風。
3日目:晴れのち午後雲多い。西の風。
4日目:晴れ時々曇り。微風。

利用した登山口

室堂ターミナル  

登山口へのアクセス

バス
その他: JR長野駅より扇沢行きバス。立山黒部アルペンルート使用。

この登山記録の行程

【1日目】
室堂ターミナル(12:16)・・・ミクリガ池(12:23)・・・エンマ台(12:31)・・・雷鳥平(12:52)・・・別山乗越(14:27)[休憩 8分]・・・剱澤小屋(15:05)

【2日目】
剱澤小屋(04:54)・・・剣山荘(05:26)・・・一服剱(05:50)・・・前剱(06:45)[休憩 17分]・・・平蔵のコル(07:50)・・・剱岳(08:30)[休憩 41分]・・・平蔵のコル(09:45)・・・前剱(10:25)・・・一服剱(11:00)・・・剣山荘(11:30)・・・剱澤小屋(11:51)

【3日目】
剱澤小屋(04:36)・・・別山乗越(05:15)・・・南峰(05:45)[休憩 21分]・・・真砂岳(06:55)[休憩 13分]・・・大走り分岐(07:16)・・・富士ノ折立(07:57)[休憩 14分]・・・大汝山(08:25)[休憩 5分]・・・雄山神社(08:51)[休憩 50分]・・・一ノ越(10:15)・・・分岐(10:55)・・・雷鳥平(11:30)

【4日目】
雷鳥平(06:35)・・・エンマ台(07:09)・・・立山室堂(07:23)[休憩 27分]・・・ミクリガ池(08:45)[休憩 60分]・・・室堂ターミナル(10:00)

コース

総距離
約22.7km
累積標高差
上り約2,634m
下り約2,634m
コースタイム
標準18時間48
自己15時間49
倍率0.84

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

当初、黒部川から内蔵助平、剱沢雪渓を経て剱岳を目指す計画だったが、今年は雪渓の崩壊が早く、さらに出発直前にハシゴ谷仮橋が流されて渡渉不可となったため、急遽、室堂から剱・立山を目指す計画に変更した。したがってプランBである。


コース概況
立山黒部アルペンルート:
立山発と扇沢発のみ、インターネットで事前に切符を購入できる。オプションで長野〜扇沢間のバスチケットも購入可。購入時に発行されるQRコードを扇沢駅の発券機にかざすとチケットが発券される。室堂発は現地窓口で購入。

室堂〜剱沢キャンプ場:
雷鳥沢キャンプ場までは石畳で舗装され歩きやすい。別山乗越へ向かう雷鳥坂は急坂。浮石多く石車、落石注意。
剱沢キャンプ場は売店なし。10分ほど先の剱澤小屋まで。小屋周辺では山小屋Wi-Fi利用可。有料。スマホでクレジットカード決済。

剱沢キャンプ場〜剱岳:
剣山荘から先すべてが核心部。山頂直下、旧平蔵小屋のトイレが残されているが、機能していない。

剱沢キャンプ場〜立山:
なだらかな稜線。危険箇所特になし。富士ノ折立、大汝山山頂へは岩場。雄山神社登拝料大人700円。

立山〜雷鳥沢キャンプ場:
雄山〜一ノ越間は上りと下りが別ルートになっている。一ノ越〜雷鳥沢間は熊の目撃多く注意。
雷鳥沢キャンプ場、売店なし。雷鳥沢ヒュッテかロッジ立山へ。トイレ数少ない。利用時は余裕を持って。


持っていってよかったもの:ビニールバケツ、腕カバー、日焼け止め、サンダル
いらなかったもの:ゲイター、ダウンジャケット

好天に恵まれ、日焼け止めを塗っても肌が焼ける。厳しい日差しにあたるだけでジリジリと体力が消耗していった。腕カバーはザックを背負ったままでも脱着ができるのでよかった。意外と涼しい。夜間も気温が高く、ダウンジャケットも着る機会がなかった。


登山を再開してから9年。今年を集大成の年として、目標の一つである剱岳の登頂に挑んだ。
体力作りから始め、岩場のある山域で、目標に向けて徐々にレベルを上げ、スキルを積み上げてきたつもりである。結果、剱岳は厳しい岩場の連続だったが、途中、技量不足を感じたり、迷いが生じる場面もなく安全に登頂することができた。

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フォトギャラリー:120枚

長野駅からバスで扇沢まで。

初めてのアルペンルート。

電気バス、ケーブルカー、ロープウェイを乗り継いで、室堂。

雷鳥沢キャンプ場を通過。

剱御前方面へ。

雷鳥坂を登って…

別山乗越。

剱岳が目の前に。

剱沢キャンプ場が見えてきた。

エゾシオガマ。

翌朝、サブザックで剱岳へ。

剣山荘。

カラマツソウ。

一服剱にに取り付く。

2番鎖場。

一服剱。

ハクサンフウロ。

3番鎖場。

チシマギキョウ。

4番鎖場。

前剱。

剱沢雪渓が見える。今年は崩壊が早いそう。

まだ先は長い。

5番鎖場。

雪切りがしてある!と思って直進したらルートじゃなかった。自然にできたもの。正解は直進せず手前を左に登ってゆく。

6番鎖場。

トウヤクリンドウ咲き始め。

7番鎖場。寸切り鉄筋のステップあり。

9番鎖場。カニのたてばい。

剱岳山頂。

記念写真はお好みの山頂プレートで。

絶景。

富山湾と能登半島。

下山開始。

10番鎖場。カニのよこばい。

長いハシゴとクサリを降りると

唐突にトイレが現れる。ただもうトイレとしては機能してなさそう。

12番鎖場。

13番鎖場。

一服剱へ。

シナノキンバイ。

剣山荘まで戻ってきた。

コバイケイソウ。

山バッチを集める趣味はないけど、ここは特別。

剱沢小屋の山小屋Wi-Fi。携帯電話の届かない場所でもスターリンク衛星を通じてインターネットに接続できる。文明すごい。

有料。2時間300円〜。通信キャリアがauの場合は無料(!)

素晴らしい山だった。

彩雲。

テント場でまったり。

富山県警劔沢警備派出所。周辺の最新登山情報を入手できる。

翌朝テント撤収。立山に向かう。

さらば剱沢。

ヤマタイムではルート指定できないが、別山へのショートカットコースを登る。

別山。

剱をバックにウェディングフォトを撮っていた。末長くお幸せに。

真砂岳。

富士ノ折立山頂へは、いったんルートを外れ岩登りになる。

山頂から黒部湖。

大汝山も山頂は岩登り。

立山雄山神社登拝。登拝料大人700円。

雄山山頂標識は社殿の脇にある。

祈祷は数十人単位で行われる。神主さんが「上がってくださーい」とメガホンで案内する。

祈祷後全員で万歳三唱。テンション上がって割と楽しい。

下山開始。

上りと下りでルートが分かれている。

上りは長蛇の列。

雷鳥沢へ向かう。

ややガスってきたが、富山側と長野側から雲が湧いて、黒部湖周辺だけぽっかりと晴れている状態。

ウラジロタデの群落。この辺りは熊が多い。

ミヤマリンドウ。

キャンプ場が見えてきた。

雷鳥沢キャンプ場。

雷鳥沢ヒュッテで昼食。最初見た時は廃墟かと思ったが(失礼)絶賛営業中。

翌朝、テント撤収。室堂へ。

さらば雷鳥沢。

室堂のタテヤマリンドウ。なぜか白花種ばかりだった。

みくりが池温泉で風呂とビール。

雄山。神の座。

アルペンルートで帰路へ。

次こそは黒部川ルートから剱沢雪渓を登りたい。

扇沢でダムカレーを食べて帰る。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア Tシャツ ソフトシェル・ウインドシェル ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ
ショートパンツ 靴下 レインウェア 登山靴 サンダル バックパック
サブザック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー
ロールペーパー 携帯トイレ 非常食 行動食 軽アイゼン トレッキングポール
GPS機器 テント シュラフ シュラフカバー テントマット スリーピングマット
ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー カトラリー
ローソク・ランタン ロープ 安全環付きカラビナ スリング ヘルメット
【その他】 モバイルバッテリー

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登った山

剱岳

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2,999m

真砂岳

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2,861m

立山

立山

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