行程・コース
天候
雨時々曇り
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
長野県側の扇沢駅からバス等を乗り継いで室堂に到着して1日目終了。2日目に計画通り立山連峰に行くも天候が悪化して雨天になった。頂上は雨と霧で視界が悪く、足元にも注意が必要でした。悪天候により富士の折立と浄土山は中止となりました。
この登山記録の行程
【1日目】
室堂ターミナル(11:45)・・・ミクリガ池(12:00)・・・エンマ台(12:10)[休憩 30分]・・・立山室堂(13:00)
【2日目】
立山室堂(07:10)・・・一ノ越(08:15)[休憩 15分]・・・雄山神社(09:45)[休憩 50分]・・・大汝山(11:00)[休憩 40分]・・・雄山神社(12:05)・・・一ノ越(13:30)[休憩 10分]・・・立山室堂(14:38)
【3日目】
立山室堂(07:00)・・・室堂ターミナル(07:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は1年前より計画していた立山連峰の登山に挑みました。初めての2泊3日に及ぶ山行で1日目は扇沢駅~黒部ダム観光~室堂、2日目に立山主峰(雄山、大汝山、富士の折立)~浄土山登頂、3日目で朝の始発バスで扇沢駅に下山の予定で計画を立てました。
1日目
長野県側の扇沢駅から電気バスに乗車して最初の目的地である黒部ダムを観光しました。その後ケーブカー、ロープウェイ、トロリーバスを利用して登山スタート地点の立山室堂に到着しました。予定より早く室堂に到着したので周辺のミクリガ池やエンマ台、雷鳥平などを周遊して室堂山荘に着きました。室堂山荘は露天風呂と食堂があり、お湯とビールで山旅の疲れを癒してくれます。
また地獄谷の火口付近の山道は現在立ち入り禁止になっており、室堂付近は少し硫黄の臭いがありましたが問題はありません。
2日目
当日は朝から濃霧で視界が悪く、時折小雨が降る中での山行になりました。現地の最高気温は17℃前後で厚着しなくても薄手の服を2枚着れば良いくらいでした。山道付近には綿毛になったチングルマやミヤマキンバイ、リンドウなどが群生して、一部雪渓が残っていて冷やされた涼しい風が流れました。近くでライチョウと思われる鳴き声も聞こえ、霧で視界が悪くなり天敵から見つかりにくい天候だったのでライチョウを見られる確率が高い状況でした。
一ノ越山荘で休憩した後、いよいよ立山主峰の雄山へ続く急な岩場の山道を登ります。山頂は雲に覆われて視界が悪くなって滑落する危険もあり、登山用ヘルメットを着用して赤色の目印に沿って登って行きました。立山の山道には赤色と黄色の目印があり、赤色は登り専用で黄色は下り専用の山道に分けられています。目印を辿りながら他の登山者の妨げにならないように登りましょう。三ノ越まで着けば山頂まであと半分です。その近くで偶然にもライチョウのペアが目の前に姿を現しました。私の正面1~2m目前に現れ、一瞬息が止まるほどの感動をしました。ライチョウは動くまで判らないくらいに景色に溶け込んで前を登っていた登山者が気付いていなかったほどです。私は前回の木曾駒ヶ岳以来2年ぶりにライチョウを目撃しました。
雄山山頂に到着して、記念撮影後に神社で参拝しました。参拝時は一人700円で本宮のある山頂は狭いため、人数制限がされています。参拝した後に宮司と共に大声で万歳三唱をしました。雄山を後にして立山最高峰の大汝山に向かいました。大汝山までの山道は岩場の尾根伝いで足場も悪いので注意して進みましょう。途中に細かい割れ石があって崩れやすく滑落する危険性もあります。大汝山山頂は岩場をよじ登った先にあり、他の登山者で混み合うので順番を遵守して登りました。山頂碑は岩の上にあり、そこまで登って記念撮影する人もいましたが決して無理はしないでください。大汝山休憩所で昼食を食べ終えて、この後の山行について相談してこの先の富士の折立と浄土山は天候が回復しないため登山は危険と判断して下山することを決めました。一ノ越まで下りた頃に雄山頂上の雲が切れて青空が見えましたが、その後すぐに雨が降ってきました。急に雨が強くなる中、無事に室堂山荘に着きました。
3日目
早朝は霧が掛かっていましたが6時ごろには晴れ間が出て、朝日に照らされて鮮やかな雲が掛かる立山の美しい絶景を望めました。朝食を食べた後、山荘をチェックアウトして室堂ターミナルから乗り継いで下山して黒部ダムで再び観光した後に扇沢駅まで下りました。
今回は立山も初めてですが、それ以外でも初となる長距離遠征と2泊3日の山行でした。有名な黒部ダムを観光して、ガルベ船クルーズとダムカレーを堪能し、立山ではライチョウを至近距離で遭遇することができました。天候が悪くて予定していた立山4座を登頂することはできませんでしたが、私の中では最高の立山登山になりました。
フォトギャラリー:103枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | Tシャツ | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | 靴下 |
| レインウェア | 登山靴 | バックパック | サブザック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター |
| 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル | 帽子 | グローブ |
| サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
| カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー |
| ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |
| カラビナ | ヘルメット |











































































































