行程・コース
天候
初日)曇、2日目)晴後曇、3日目)晴後曇、
※地上の気温は真夏日。所により猛暑日を記録する所もあったようですが、室堂周辺は涼しく、日中は半袖、朝や夜間は長袖必須です。雷鳥沢のテント場ではダウンを着て過ごしました。
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路復路共に美女平から立山高原バスを利用
この登山記録の行程
【1日目】
弥陀ヶ原(09:28)・・・カルデラ展望台(09:53)・・・弥陀ヶ原(10:20)・・・弥陀ヶ原(10:45)・・・天狗平山荘(12:38)[休憩 20分]・・・室堂ターミナル(14:17)[休憩 5分]・・・ミクリガ池(14:27)・・・エンマ台(14:35)・・・雷鳥平(15:08)[休憩 30分]
【2日目】
雷鳥平(06:00)・・・分岐・・・一ノ越(07:47)[休憩 26分]・・・雄山神社(09:10)[休憩 24分]・・・大汝山(10:04)[休憩 10分]・・・富士ノ折立(10:40)[休憩 11分]・・・大走り分岐・・・真砂岳(11:33)[休憩 6分]・・・南峰(12:28)[休憩 15分]・・・北峰(12:48)[休憩 5分]・・・南峰(12:58)・・・別山乗越(13:27)[休憩 15分]・・・新室堂乗越・・・雷鳥平(14:58)
【3日目】
雷鳥平(07:00)・・・エンマ台・・・ミクリガ池(08:05)・・・室堂ターミナル(08:19)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年台風で中止した弥陀ヶ原・立山周回ハイク。今年、改めて計画しました。2024年は8月お盆の時期に台風7号。8月第4週が台風10号が上陸する気象条件で、もともと8月第4週に計画していた今回のハイクも、一週間先延ばしにしてようやく実現となりました。
往路の交通は、富山駅までは深夜バス。今回の山行は弥陀ヶ原からスタートする計画で、アルペンルートの高原バスは途中下車となります。チケットは7時にオープンする電鉄富山駅の窓口で購入する予定でしたが、なぜか電鉄のきっぷしか買えませんでした。立山駅で改めて弥陀ヶ原迄のチケットを購入。美女平で高原バスに乗車する際は、室堂直行と途中下車の二つの列があるので、注意してください。
弥陀ヶ原から室堂迄は、獅子ヶ鼻岩を通過するコースと天狗山北西斜面の樹林帯をトラバース気味に歩く旧道コースの二通りあります。今回はテント装備で荷が重いため、旧道コースを歩きました。思いの外、下草が生い茂っていて足元がぬかるみ、虫も多かったです。樹林帯なので眺望なく、せっかく弥陀ヶ原で下車したのになぁーと残念に感じました。天狗平山荘から室堂迄は石畳の歩道が整備され眺望もよいので、天狗平で下車すればよかったです。
今回は雷鳥沢テント場に2泊します。雷鳥沢テント場は、管理事務所正面付近は水はけが良くないので、少し離れた十字路周辺にテントを設営するのが良いと思います。周辺をよく見ると草が茂っている一帯があるので、それとわかります。管理事務所の入り口ドアには、周辺山小屋の外来入浴の案内が貼り紙してありました。私は雷鳥沢ヒュッテの雷鳥沢温泉しか利用したことがありませんが、そこは風呂上がりのビールやアイスなどありお気に入りです。室堂一帯はスマホの電波が入りますが、雷鳥沢野営場管理事務所付近はToyamaFreeWIFIが使えます。テント場でWIFIが繋がるなんて!さすが観光地ですね。
2日目は雷鳥沢テント場から称名川の上流右岸に沿って一ノ越へ登り、雄山へ取り付きます。室堂や雷鳥沢一帯は立山の西側に位置するため、ご来光は見ることができず、立山のシルエットしか見えません。ご来光を見ようと思ったら、まだ暗いうちに一ノ越迄登る必要があります。今回は雄山神社に参拝するのが目的のひとつなので、6時過ぎ、明るくなってから雷鳥沢を出発しました。
雄山神社の登拝料は700円。神職が駐在していて、グループで入れ替わり雄山神社まで登り、そこで祝詞をあげご祈祷してくれます。立山登山の記念に加えて、いろいろお願い事を念じて、個人的にはお得感あります。社務所ではお守りやお札なども売ってます。雄山神社登拝の後は、大汝山・富士ノ折立・真砂岳・別山と順繰りに巡ってゆく定番コース。先を行くハイカーには、テント場でお見かけした人も見かけました。
別山北峰は剱岳の展望台と言われており眺望を楽しみにしていましたが、今回は大汝山を過ぎた辺りからガスが出始め、別山に着くころはすっかり雲の中。別山北峰まで行くと、ガスが晴れるのを待っているという方が居ましたが、結局この日は夕方まで雲が晴れなかったのが少し残念。下山後は、雷鳥沢温泉へ直行しました。
最終日は雷鳥沢テント場から室堂迄の移動。途中、エンマ台周辺で火山ガス濃度が高まって黄色ランプがあちこちで点灯しスピーカーから注意を促すメッセージが流れていました。風向きに依るようです。この日は朝から西風が吹き始め、噴煙が遊歩道側へ押し寄せていました。遊歩道はアップダウンがあり、息を弾ませて歩くと少し咳き込むようになったので、湿ったタオルを口と鼻にあてて歩きました。油断は禁物です。
フォトギャラリー:12枚
弥陀ヶ原バス停近くの地名標識
旧道取り付き。弥陀ヶ原バス停から天空ロードを少し室堂側へ歩き、舗装道路の途中から取り付きます。
室堂にて
雷鳥沢野営場管理事務所の貼り紙(2024.9)
雄山神社から南南東方向、槍・穂高方面の眺望。
別山の祠
雷鳥沢野営場越しに見る別山乗越
地獄谷とその向こうに大日岳と奥大日岳
みくりが池に映る立山連峰
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | サンダル | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 予備電池 | 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス |
| 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | 登山計画書(控え) |
| ナイフ | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 |
| 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | テント | シュラフ | テントマット |
| スリーピングマット | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー |
| カトラリー |




