南アルプス女王の風格－仙丈ヶ岳

テント泊

仙丈ヶ岳（南アルプス）

2024.09.06（金）～2024.09.07（土）

パーティ： 1人 (犬山好人さん )

犬山好人さん

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他：長野県伊那市から乗り継ぎ、南アルプス林道バスで登山口の北沢峠へ

この登山記録の行程

長衛小屋(04:44)・・・北沢峠(04:55)・・・二合目(05:30)・・・五合目（大滝ノ頭）(06:16)・・・小仙丈ヶ岳(07:00)・・・仙丈ヶ岳(07:55)[休憩 15分]・・・大仙丈ヶ岳(08:39)[休憩 10分]・・・仙丈ヶ岳(09:20)・・・地蔵尾根分岐(09:42)・・・仙丈小屋(09:57)[休憩 10分]・・・馬の背ヒュッテ(10:37)・・・大平山荘(12:14)・・・北沢峠(12:28)

コース

総距離: 約11.1km

累積標高差: 上り約1,394m; 下り約1,349m

コースタイム: 標準8時間50分; 自己7時間19分; 倍率0.83

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

　仙丈ヶ岳を意識したのは西駒ヶ岳(木曽駒ヶ岳)からの帰路だった。その均整の取れた大きくどっしりとした姿に、いつかあの山にもと思い早5年。今回は北沢峠長衛小屋をベースキャンプに、雨具・行動食など軽装備での行動とした。

　昨日の甲斐駒では10時すぎには曇ってしまったので、きょうは早出とする。前日に少し登ってみたところ、明るくなるまでの間に要注意箇所もなかった。こちらは甲斐駒のような急登続きではない代わりに歩く距離が長い。ことに小仙丈ヶ岳経由ルートは森林限界に出てからが長いので、風雨が懸念されるときには避ける方が賢明だろう。なお小仙丈ヶ岳には巻き道がある。大仙丈ヶ岳へは往復１時間以上かかり、高度感あるやせ尾根など難易度も少し上がる。仙丈ヶ岳までの岩場に不安を感じたら、大仙丈ヶ岳は止めておくべきだろう。下山は仙丈小屋・馬の背ヒュッテを経て藪沢新道をとった。沢沿いなので少し荒れた箇所もあるが、ルートははっきりしている。

　私の登山史上でも指折りの好天に恵まれ、南アルプスの女王様は麗しい姿で迎えてくれた。行ってみなければわからない、これだから登山はやめられないのだ。