行程・コース
この登山記録の行程
奥多摩駅(07:55)・・・愛宕山(08:12)[休憩 5分]・・・鋸山(10:08)[休憩 27分]・・・大岳山(11:42)[休憩 13分]・・・鍋割山分岐(12:28)・・・綾広ノ滝(12:47)・・・長尾平(12:55)[休憩 20分]・・・随身門(13:20)・・・神代ケヤキ(13:25)・・・裏参道分岐(13:38)[休憩 5分]・・・滝本駅(14:21)・・・御嶽駅(14:52)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
下山路で一度使ったことがあった鋸尾根を登って、鋸山から大岳山へ初めてのルート。奥多摩三大急登には入らないが、誰かが比肩できる急登と称していただけあって大変だった。
奥多摩駅からアクセスできるのはよい。連休だがこのルートの選択者は多くない。愛宕山へぐんぐんと登った後、急勾配の階段。200段弱だが、幅が狭く、踵までのらないばかりか後半勾配が強くなる。先行した人たちも登りきってしばし休憩していた。その先もしばらくは勾配が強めで階段も多い。尾根になると岩場が増え、鎖場、はしごなどを何度か越える。秋らしくなって気持ちはよいが、思ったより風が冷たく、足の筋肉が硬くなり、久しぶりに攣りそうである。
登り初めこそ花にも目が行ったが、鋸山への後半は必死だった。さほど広くない山頂はそれでもベンチが5、6台あり、ちょっと休憩。無理すると攣りそうなので、早めの昼食。今年は猛暑で山に手作りは持って行かれなかったが、久しぶりのサンドイッチ。冷凍食パンで、今日はチーズ、サラダチキン、レタス。冷凍パンで作ることで保存はよく食べるときには普通の食パンに戻っている。美味しかった。
汗冷えしたので、30分休む予定を早めて、冷え切る前に出発。鋸山から下山するところと大岳山直前の登り以外は全体に緩やかで尾根道が気持ちいい。しかし足の疲れがピークになり、大岳山の急登前に足が攣った。それも太腿。冷えもあるのでとにかくマッサージして少しずつ上り切った。大岳山山頂は御岳側からの登山客もあり人がたくさん。さらに何か催しがある様子でタープも設えてあった。富士山は見えなかったが、南の稜線はきれいだった。足はまだ大丈夫そうだったので、旧山小屋脇のトイレあたりで休憩しようと下山。ここのベンチも埋まっていたので、そのまま芥場峠を経て長尾平へ。茶店もテーブルもいっぱいの人だったが、空きベンチを見つけて腰を下ろす。冷えたシャツを着替えて残りのおやつパンを平らげ、水分もたっぷり補給した。再び脚が攣る。左右とも、内側も外側も。マッサージでゆっくりほぐしても、繰り返し攣る。こんなのは初めてだ。焦っても仕方がないので、落ち着くまで丹念にマッサージ。なんとかその後の緩やかな登りにも耐え、ビジターセンターの階段も恐るおそる登った。
鋸尾根の後半でウインドブレーカーを拾った。山頂で声掛けしたが持ち主は見つからず、ビジターセンターに預けた。貴重品は受けられないそうだが洋服類は快く預かってもらえた。
足も厳しいしケーブルカー下山も考えたが、気温が上がってきたためか足も回復気味で、参道を下山。バス待ちも長蛇で、ついでに駅まで歩いて帰った。連休のためか駐車場待ちの車も50台ぐらい並んでいた。
花の少ない季節で、カシワバハグマ、シラヤマギク、トリカブト、シソ科の青い花。シソ科の実をつけた草がたくさんあったが、実を潰すといい香りがした。柑橘系で少しクスノキにも似たよい香りだった。














