• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

沖ノ指山と小中沢中段経路

沖ノ指山、小中沢中段経路( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

電車
その他: 往)奥多摩駅から徒歩
復)奥多摩駅まで徒歩

この登山記録の行程

奥多摩駅(8:20出発)-(奥氷川神社参拝)-(青梅街道)-橋詰(8:46)-境集落登山口(9:09/9:26)-沖ノ指山(11:16/11:28)-小中沢横断経路下降点(11:47)-中段経路分岐(12:04)-金山沢(12:35)-小中沢わさび道場跡(13:07/13:14)-三ノ木戸一般道合流(13:47)-林道界(14:12)-城の旧道分岐(14:28)-林道合流(14:52)-(羽黒三田神社参道階段)-三河屋旅館(15:15)

コース

総距離
約14.6km
累積標高差
上り約1,410m
下り約1,410m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

奥多摩の境集落から沖ノ指山に上がり、榛ノ木尾根から小中沢の中段経路を辿ってみました。嘗ては奥多摩有数のわさび産地として知られた小中沢のわさび田は今では全て放置され、モノレールの軌道だけが取り残されていました。

≫文化の日は紅葉のタワ尾根歩きが恒例でしたが、今年は未だ早いと思い、代わりに以前から気になっていた小中沢の水平経路の探索することにしました。

登山詳細図には小中沢横断経路として1ルートだけが紹介されていますが、松浦本(新バリエーションハイキング)には、その他に下段、中段、上段、源流、最上流の5つの横断経路が紹介されています。
今回歩いた「中段経路」は、概ね標高1,030~1,060mに付けられた水平道で、途中で嘗てのわさび田の中心地を横切ります。
全体的に踏み跡は明瞭ですが、途中の枝沢に架かる木橋に崩落の危険性がありますので注意が必要です。

径の中間点にあたる長尾沢と小中沢の出合いには、嘗て名の知れた某わさび農家の方が営んでいたという「わさび道場」の跡地があり、周囲には沢山のわさび田が残されていますが、’19年の台風で甚大な被害を被って以降、放置されたままになっているそうです。

中段経路は石尾根南面の三ノ木戸一般ルートに合流して三ノ木戸林道に至ります。
話のついでに、城(じょう)の集落から旧道を歩いて林道をショートカットしてみましたが、こちらも沢の崩落個所がありますので注意が必要です。

今ではすっかり人気の絶えた小中沢流経路。
次は上段経路を歩いてみるのも面白そうです。

本日の総歩数29,232歩、歩行距離18.9km、消費カロリー1,241kcal、脂肪燃焼量88g也。

続きを読む

フォトギャラリー:60枚

奥多摩駅から歩いて境に向かいます。
先ずは奥氷川神社に入山のご挨拶。

青梅街道を西へ向かいます。

桧村橋の手前の橋詰からむかし道の旧道に入ります。

小中沢に架かる不動の上滝。
公衆トイレあり。

境集落のシンボルは頭上の廃軌道です。

境集落の眺め。

むかし道から一段下がった「境の清泉」に立ち寄って水を一口頂きました。

むかし道に戻って、ここから尾根に入ります。

廃軌道を見上げながら、、、

廃屋の脇を通過。

段々畑も荒れ地になっています。

その後にも何軒かの廃屋をやり過ごします。

廃屋の母屋の庭先からの眺め。

山火事用心の看板

尾根に乗りました。

登山詳細図にある通り、モノレールと交差。

鹿ネットは越えずに、ネットに沿って進みます。

鹿ネットに囲まれた廃屋。

藪を避けて樹林帯を歩くと、、、

見覚えのある馬酔木のある台地に出ました。

原っぱの先の高みを目指します。

ひと登りすると山の神の祠があります。

炭窯跡を過ぎて、沖ノ指山への最後のひと登り。

沖ノ指山(1,041m)

榛ノ木尾根を進み、マイクロウェーブ反射板を一旦確認してから、、、

白杭を目安に急斜面を下ります。
(出だしの踏み跡はかなり薄いです。)

用地境界目標「556」、「555」を通過。

(-/59)の林班界標が中段経路の分岐です。(松浦本のI点)

比較的明瞭な踏み跡です。

途中で、上段経路の分岐点(松浦本のJ点)を確認。

枝沢に架かった木橋は崩落寸前でしたので、使わずに通過しました。(悪場)

地図上は針葉樹マークばかりですが、想像以上に広葉樹が多い印象です。

金山沢を通過

所々に林班標や、松浦本に記載のない分岐路が出てきます。

六ツ石山の稜線

長尾沢と小中沢の出合い。トタンやビニールテープが散乱しています。

松浦本では一旦高巻くように書かれていますが、そのまま長尾沢を横切ることが出来ました。

「わさび道場」跡地。
建物は無く、廃材だけが残されています。

小中沢沿いの2本のモノレールを越えて、、、

対岸へ渡ります。

リンドウがちらほらと咲いていました。

経路の石尾根側は日が当たって明るくなります。

大規模な崩落地がありますが、保全工事が終わっていて安全に通過できました。

標高1,000mの紅葉は未だ先です。

こちら側は道が整備されています。

一般道に合流しました。

再びモノレール軌道と合流。

コウヤボウキ

モノレール軌道終点が三ノ木戸林道界です。

舗装された林道を下り、、、

途中、城集落から旧道を歩いてみました。
(登山詳細図では破線表記)

途中一カ所、沢の橋が崩落しています。
(トラロープあり)

キッコウハグマのご褒美にありつけました♪

林道に合流。

秋の花々を見ながら、、、

羽黒三田神社の参道階段を下って、、、

三河屋の麻葉の湯で汗を洗い流しました。

中央線で試験運行中のグリーン車で帰りました。(試験運行中は無料です)

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

関連する山岳最新情報

登山計画を立てる