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入道ケ岳から水沢岳周回

入道ヶ岳、水沢岳( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 2人 (おりちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ時々曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 近鉄湯の山線、桜駅に集合、下田さんの軽トラで宮妻峡キャンプ場の駐車場へ

この登山記録の行程

宮妻峡P(07:36)・・・北の頭 (09:02)・・・入道ヶ岳(9:10)・・・奥宮(09:19~9:25)・・・イワクラ尾根分岐(10:43)・・・水沢峠(11:04)・・・水沢岳(宮越岳)(11:28~11:33)・・・水沢峠(11:50)・・・広い河原・昼食(12:01~12:21)・・・水沢岳登山口・林道合流(12:51)・・・鎌ヶ岳登山口(13:27)・・・宮妻峡P(13:35)

コース

総距離
約9.4km
累積標高差
上り約1,196m
下り約1,196m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 鈴鹿の山で、まだ水沢岳に登っていないという話をしていたら、入道ヶ岳周りで登ろうということに....
 近辺の多くの山に登っている下田さんも、まだ辿っていない宮妻峡起点の宮妻新道コースから入道ヶ岳を経てイワクラ尾根から水沢岳を目指す。イワクラ尾根は、僕は初めてであるが下田さんは以前歩いているとのこと。
 見事な紅葉に囲まれた宮妻峡キャンプ場の駐車場に車を置き入道ヶ岳登山口から山に入る。内部川本流に流れ込む小さな支流を渡るとすぐ本流の渡渉が待っている。適当な飛び石が見当たらない。くるぶしまで水の浸かっても登山靴の中には水は入ってこないだろうと思い、そこそこ水面に近そうな石に足を置いて渡るが、今の素材の防水はすこぶる良く、水が靴中にはいることなく渡りきる。川を渡ると、いきなり急な登りが始まる。このコースの登山者は少なそうなので、登山道をしっかり確認しながら登るが、道は割合ハッキリしている。10分ほど登ると急な斜面を真っ直ぐ登った跡があり進むが、右の斜面を見るとちゃんとした道が確認できる。本来の道に引き返し登るが獣道の跡か近道した跡かもしれない。30分ほど急斜面の急登が続くが、お互いに爺ちゃんペースで登ろうとゆっくりじっくり足を運ぶ。
 高度が上がり、葉が落ちた中に葉の色がきれいな赤や黄色に変わった木の紅葉で疲れを癒しながら登って行くと傾斜も少し緩くなり尾根道になる。冷たい風が強くなる。なんか後ろから声が聞こえると思っていたら男女のペアが私たちを追い抜いてゆく。この急登を話をしながら早いペースで登るとは....若さがうらやましいが、我々は急がず慌てず爺ちゃんペースで....。
 尾根道に三角点が現れる、地図を確認すると713mの地点のようだ。ここまで約一時間。意外と良いペースで登っているようだ。風が強いが少しは周りの木が風を弱めてくれている。さらに登って行くと周りの木がほとんどなくなり吹きっさらしになるが何故か風が弱くなっている。あの尾根道は風の通り道だったのだろうか?
 最後の急登が終わり草地が続くと北の頭に到着、ここから入道ヶ岳山頂へ向かう。山頂の鳥居を潜り椿大神社奥社へ。奥社には、新道コースで我々を追い抜いて行った二人が休んでいる。奥社にお参りして我々はイワクラ尾根へ。
 しばらく行くととても急な下りが待っている。細い尾根道の慎重下りが続く。915mから770m位まで下ってきた。次は登りだ。目の前に大きな崖のような岩が現れ、ロープ無しにどこを登るんだと思いよく見ると、左側にロープが見え巻道になっている。ロープをつかみながら大きな岩の裏を登り超える、風も強い。少し下りさらに登り返し874mのピークを越えるとまた下りに入る。イワクラ尾根分岐はまだ先のようだ。奇岩が現れる。重ね岩、仏岩を過ぎ下りきったところには、宮妻峡からのルートの分岐があるが、宮妻峡側の斜面を見てもこのルートを歩く人が少ないのか道がはっきり分からない。
 さぁ、また登りだ。ここを登りきるとイワクラ尾根分岐だ。イワクラ尾根分岐で一息入れ水沢岳に向かう尾根を進むと右側が切れ、山肌が現れた斜面に人形さんのような岩が見える。ここから10分ほど下り水沢峠に到着。峠の鞍部は風の通り道になっているのか風が強く寒い。休みもそこそこに水沢山頂へ向かう。しょっぱなから急登だ。根っ子を握り木をつかみ急な道を登ると右側の山肌の表土が剥がれざらざらした花崗岩の斜面が現れる。ただ、金属の杭が撃ち込まれロープを張ってあるので安心して進める。下田さんの話では、以前は杭もロープの無く、とても怖くて緊張するところだったとか。ここから登山道は傾斜が緩くなり10分足らずで山頂に到着。
 北側に見える鎌ヶ岳の山頂は、薄く雲が掛かってきている。天気は下り坂か?風も強い。予定では景色を見ながら昼飯を...と思っていたが、記念にツーショットを写し早々に下山に。水沢峠から宮妻峡の方へ下れば風も弱くなる。10分ほど下り腰を下ろせるような石のある少し広い河原で昼食に。
 昼食を終え、石を踏みながらを川筋に沿って下って行くと桧林の道に入る。すると登山道の先に何か白いベールみたいなものが見える。近寄ってみるとウェディングドレスのようだ。なんでこんな山の中に....?まさか、ここで結婚式を....?首をかしげながら下って行くと林道に出た。
 ここから周りの紅葉を楽しみながら長い林道を歩いて行く。太陽の光を浴びた紅葉が輝いて見える。鎌ヶ岳登山口を過ぎると道端に石が積んである、見事にバランスをとりながら石を積み重ねている。あと少しで出発点の駐車場だ。

 今回の登山口に向かうとき、宮妻峡入口のモミジが12月に入りやっと紅葉し始めていた。山肌も木々の紅葉が進んでいて実に綺麗であった。ただ、山は風が強く、風が無い所では汗をかき、風が強いところは体が冷え、ウエアの調整に気を使った。今日の周回ルート、かなりタフなコースだった。

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登った山

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