行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
バス
この登山記録の行程
三ッ峠入口(09:35)・・・御坂峠(10:55)[休憩 10分]・・・黒岳(11:50)[休憩 15分]・・・すずらん峠(12:21)・・・新道峠(12:46)[休憩 15分]・・・大石公園(13:59)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
黒岳からの富士山が見たくて夏ごろから予定していたが、天気が合わなかったり、いろんな都合でできなかったので、今回晴れるという天気予報を信じて出発した。
朝早くに起きて出発し、8時半から登り始める予定が、中央線が大月の直前で、踏切の直前横断と止まった場所が悪かったとかでしばらく停車。大月からの電車に乗り遅れて、大月で15分待ち、河口湖駅で30分待ちで、バスがさらに遅れたので出発が1時間後になった。バスからの富士山はきれいだった。
登山口は予習しておいたので簡単に見つけられたが、登り始めてすぐに看板があり、その地図には林業(あるいは農業)の一本レールがあり、登山道はその西側となっていた。かなり道なき道だったがレール脇のスペースはあるのでそこを登っていくといよいよ怪しい。GPSでみると明らかに西にずれているため、少し下りて確認するとレールの東側に道がある。崖を下りて道へ。その後は順調だったが、途中で落ち葉がかなり積もった場所に出た。まぁ風向きなどで積もることもあろうかと思ったが、さらに突き当りから左右に道?が。こんなところは予定していなかったとGPSでみると明らかに東にずれている。西は法面になっているが、迷ったら登ると考えて、やむなく登ってみると道が現れた。どこで間違ったかわからなかったが道迷い2回目。
広葉樹林帯に差し掛かると、ブナの黄葉がみられたが、途中では全く緑のままのブナ、ミズナラ林もあり、御坂峠に着くころには今度はほとんど枯れ落ちていて、標高差の変化の割には木の変わりように驚いた。登り途中に時折、木々の間に富士山が見えるが、山頂は雲の間に除ける程度になっている。
御坂峠に着いた。外輪山をはさんで甲府側の山々が見える。左手(西側)に建物がいくつかある。一つはお堂。とみていると道がわかりにくい。広い尾根で、どこからでも行けそうに思える。なんとなく道らしきところを歩いていたが、ふたたび畝のような盛り上がりにぶつかる。南に逃げるが北側に少し下りるかとおもって少し右往左往していると、北側に広く道が見えた。戻りが大きいのでその畝を登って、急斜面を降り、道まで何とかたどり着いた。道迷い3回目。
ここまで登山客とは全く会わずにきたが、黒岳までの少し狭い尾根に差し掛かるころに、外国の方2人組に抜かれた。「今日は本栖湖あたりにとまる予定だが遠いか?」と聞かれた。このまま山頂を伝っていくのは日が暮れるだろうと思って、途中の下山を薦めておいた。痩せ尾根で岩場も多いところを何とか登りきるとあとはゆっくりと山頂へ。そこから200m南に行くと展望が開けるところがあり、残念ながら富士山がほぼ雲の中だったが河口湖から山中湖方面のススキの原まで見えるようだった。
黒岳の下山路は急こう配の下りで、岩もありどこが下り口かわかりにくい。下っていくと木々の間が狭くなり道がわからず、岩の突端に出てしまった。右も左も急で、ここからは無理そうなので再度も登って見渡すと北側に急な下山路がありそう。こちらもかなりだが降りられそうなのでそちらへ向かうと道が出てきた。これで4回目。
小さい上下を繰り返し、時に岩場もあり、狭いところあるが何とかすずらん峠を過ぎて破風山へ。登山姿でない人もいて、びっくりしたが、新道峠までくるとFUJIYAMAツインテラスというのが新築されていて、どうやら下からも舗装道路がある様子。年配の方もテラスからの景色を楽しんでいた。ここからも河口湖と富士山が良く見えるはずだが富士山は残念ながらお隠れになっていた。
大石への下山路は第2テラスのわきで分かりにくい小さな看板が2個ある。ここから細いトラバースが続く。かなり狭いので崩れいているとやや危険。倒木でふさがっていたりとやや歩きにくいが徐々に広くなっていく。途中で2方向に変われている。どう見ても真っすぐが正解のようだが下りへ向かう道もそれなりに続いている様子。仕方がないのでまっすぐ進んでGPSチェック。まっすぐが正解だった。下りてからの方向は明らかに別なので間違うとかなり危険だったと思われた。これを5回目とすると迷いやすい道が多い登山道といえるかもしれない。
大石公園からは回遊バスで河口湖駅へ。バスの中は9割インバウンドだった。帰りのバスから再びきれいな富士山を見ることができた。帰路の河口湖駅からバスタまでのバスは全部埋まっていた。
行きも帰りも、道迷いもとなんだかドタバタした山行だった。








