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十二天尾根と小中沢源流経路

十二天尾根、三ノ木戸山、小中沢源流経路、榛ノ木尾根( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

快晴。

登山口へのアクセス

バス
その他: 往)奥多摩駅発川乗橋行き臨時バスにて、大沢バス停下車
復)境橋バス停

この登山記録の行程

大沢バス停脇、日野明神社(8:32/8:50出発)-不老林道末端、十二天(10:02/10:13)-三ノ木戸山(11:18)-尾根にて小休止(11:24/11:33)-三ノ木戸コース分岐のコル(11:43)-(小中沢上段経路・源流経路)-トオノクボ(13:09)-(榛ノ木尾根)-境集落(14:15)

コース

総距離
約9.4km
累積標高差
上り約1,205m
下り約1,232m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

日原川右岸の十二天尾根で三ノ木戸山に上り、小中沢の源流経路を辿って榛ノ木尾根で境集落まで歩いて来ました。
どちらも人々の生活が山と密着していた時代の名残の道です。

≫日原川右岸に連なる尾根で、未だ歩いていない十二天尾根を年内に歩いてしまおうと考えたコースです。十二天尾根だけでは物足りないので、小中沢の上部を横断する源流経路をセットにしたら程良い距離になりました。

十二天尾根の取り付きは大沢の日野明神社となりますが、神社脇の民家のご主人との立話で、以前から気になっていた「日野明」は「ひのみょう」であると教えて頂きました。

十二天尾根は登山詳細図には「下部危険」と記されていますが、歩いた限り特に危険な個所はありません。途中、右にトラバースして十二天社直下の岩尾根を上ってやろうかとも考えましたが、遠目に見て直ぐに諦めました。

不老林道から上は東農大の演習林で、最初の内は九十九折れの道が付いていますが、やがて踏み跡が無くなり、落ち葉の尾根筋をひと登りすると三ノ木戸山直下の林道に飛び出しました。

三ノ木戸山の南面、かつて奥多摩有数のわさび田の宝庫と言われた小中沢の谷あいには複数の横断経路が通っています。
新ハイキング社の松浦本を参考に、先月の中段経路に続いて、今回は標高1,300m圏を繋ぐ源流経路を辿ってみました。
危険個所はありませんが、踏み跡が薄い個所や紛らわしい踏跡が交差する上、道標や目印は一切ありませんのでそれなりの神経を使いました。

次回はもう一つ上の最上段経路を歩いてみたいですね。

本日の総歩数24,538歩、歩行距離16.4km、消費カロリー1,081kcal、脂肪燃焼量77g也。

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フォトギャラリー:49枚

(参考)
新ハイキング社、バリエーションハイキングより。小中沢横断経路図

奥多摩駅前の氷川バスステーション広場の改修工事中で、バス乗り場の位置が変わっていて、東日原行は観光案内所前となっていました。

大沢バス停下車、日野明(ひのみょう)神社に入山のご挨拶。

神社脇の民家のご主人と暫し歓談。
(顔出しの承認を頂いております)

敷地裏手の石段から尾根に入らせていただきました。

薄い踏み跡で尾根筋に向かいます。

いきなり急登です。

正面に露岩帯が現れますが、どこからでも通過できます。

笙ノ岩山の姿が立派です。

狩倉山(右)と、十二天社の岩尾根。

尾根は一旦痩せます。

崩落個所から本仁田山の展望。

林道まで、だらっとした尾根腹を上ります。

不老林道に上がりました。

林道の末端に仮設トイレがあり、その先にオキノ十二天の岩尾根が伸びています。

岩尾根の先に獣罠と東屋があり、オキノ十二天社が鎮座しています。

オキノ十二天とオオカミ像

簡易トイレの上に尾根が続いています。

狩倉山(不老山)の東面は急峻な地形です。

尾根は東農大の演習林で、鹿ネットなどが張られています。

やがて踏み跡は落ち葉に消えて、、、

ひと登りで林道に合流。

そのまま三ノ木戸山を経て、、、

小中沢の谷を見下ろしながら小休止。

石尾根を西に進んで、三ノ木戸山ルートの分岐のコル。(松浦本のE点)

コルから石尾根縦走路と並行して小中沢に入る薄い踏み跡があります。(標識なし)

小中沢上段経路です。

上段経路の偵察を兼ね、一旦、小中沢上流まで歩いてみました。(かなり崩落していました)

道を戻って、上段経路から源流経路に入ります。(松浦本L点)

源流経路は緩やかに上りが続きます。

途中、トタン屋根の残骸なども点在。

小中沢の源流部には石垣が積まれていました。

小中沢源流部から御前山の展望。

六ツ石山山頂から東南に伸びる尾根筋には60/58の林班界標がありました。因みに、尾根筋はブッシュに覆われていて歩き難そうでした。

長根沢源流部を通過。

沢筋の崩落で踏み跡が不明瞭になるので要注意です。

榛の木尾山から延びる、金山沢左岸尾根。大きな尾根なので、榛ノ木尾根と間違えるところでした。

途中で踏み跡を見失い、トウノクボの上部で榛ノ木尾根に合流しました。

そのまま榛ノ木尾根を下ります。

水道局No.176の杭。
本来はここが源流経路の起点(松浦本P点)ですが、落ち葉のせいもあって、経路の踏み跡は極めて不明瞭でした。

榛ノ木尾根を下ります。

ぐるりと歩いてきた小中沢の谷

反射板を通過

中・下段経路に続く分岐白杭を通過。
(11月の中段経路はここから下降しました)

沖ノ指山は巻道で通過。

馬酔木の広場を通過して、、、

三ノ木戸山を左に見ながら境に下ります。

境集落に下りました。

丁度良いバスがあったので、境橋からバスに乗りました。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • ガバオさん、こんにちは。

    十二天末端からの取り付き、おめでとうございます。
    源流経路も参考になりました。
    おつかれさまでした。

  • ハンノキ尾根の小屋の住民と ワンちゃんはもういないみたいですね。
    寂しいな~ ワンちゃん時々一人で六つ石山まで散歩に来ていたんですよ。
    小中沢の経路は とうとう一度も歩かなかったな~  

  • てんてんさん、こんばんは。
    いつもコメントのレスが遅くて恐縮です。
    久し振りに十二天のオオカミ像に会って参りました。
    尾根の面白さでいうと、隣のヒカゲサスの方が上な感じでした。
    小中沢も歩いてみると面白いですよ。

  • いっきさん、こんばんは。
    ハンノキ尾根の小屋は全て空き家になっていました。
    どんな方が住んでおられたのでしょう。
    ワサビ関係の方だったでしょうかね。
    ワンちゃんがひとりで六つ石散歩なんて、知らずに尾根で出会ったらびっくりしますね。

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