2024年納めは熊野古道　小辺路 12/29～12/31

テント泊

伯母子岳（東海・北陸・近畿）

2025.01.03（金）～2025.01.05（日）

パーティ： 4人 (ひでろくさん、ほか3名)

ひでろくさん

行程・コース

天候

初日：雪のち曇り
2日目：晴れ時々曇り
3日目：晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他：往路：高野山無料駐車場を利用　
復路：熊野本宮より高速バスにて五條駅で降車
　　　リーダーが高野山へ車を回収
　　　五条駅に戻って全員で帰路へ

この登山記録の行程

【1日目】
千手院橋バス停(07:20)・・・ろくろ峠(07:45)・・・小辺路分岐(07:55)[休憩 13分]・・・薄峠(08:30)・・・御殿川橋(09:05)・・・大滝集落(09:22)[休憩 14分]・・・高野龍神スカイライン出合(09:50)・・・水ヶ峰入口(10:15)・・・水ヶ峰(10:30)・・・林道合流点(10:45)・・・今西辻(11:35)・・・平辻(11:54)・・・大股(12:35)[休憩 20分]・・・萱小屋(13:46)[休憩 10分]・・・桧峠(14:34)[休憩 15分]・・・伯母子岳分岐(15:38)

【2日目】
伯母子岳分岐(06:14)・・・伯母子峠(06:15)[休憩 7分]・・・伯母子岳(06:35)[休憩 22分]・・・上西家跡(07:39)[休憩 10分]・・・水ヶ元茶屋跡(08:28)・・・待平屋敷跡(09:27)[休憩 3分]・・・伯母子岳登山口(09:49)[休憩 4分]・・・三浦口(10:15)[休憩 20分]・・・吉村家跡の杉古木(11:01)・・・三十丁の水場(12:20)・・・三浦峠(13:01)・・・出店跡(13:50)[休憩 8分]・・・矢倉観音堂(14:42)[休憩 9分]・・・西中大谷橋(15:19)[休憩 30分]・・・天神橋(16:15)・・・重里(16:40)・・・大津越(17:20)[休憩 5分]・・・昴の郷(17:38)

【3日目】
昴の郷(04:37)・・・果無峠登山口(04:56)[休憩 5分]・・・果無集落(05:25)[休憩 4分]・・・天水田跡(06:00)・・・果無観音堂(06:56)[休憩 8分]・・・果無観音展望台(07:24)・・・果無峠(07:47)[休憩 4分]・・・七色分岐(08:35)[休憩 2分]・・・第五番観音(09:00)・・・八木尾(09:31)[休憩 4分]・・・熊野萩バス停(09:47)・・・道の駅奥熊野古道ほんぐう(09:53)[休憩 2分]・・・三軒茶屋跡(10:14)[休憩 2分]・・・熊野本宮大社本殿(11:10)・・・熊野本宮大社(11:15)

コース

総距離: 約62.3km

累積標高差: 上り約5,318m; 下り約6,078m

コースタイム: 標準25時間18分; 自己22時間39分; 倍率0.90

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今年５月に大峯奥駈道を巡り、今年の締めくくりに熊野古道「小辺路」の案内に乗っかり高野山から熊野本宮大社までの2泊3日の古道を巡りました。

【１日目】
高野山の金剛峯寺に７時半頃出発。早朝から小雪が舞っており、天候が気にあるところでした。薄峠までは歩き易い古道でした。
小辺路は各ポイントにトイレが設置されていた。定期的に保守されているようで清潔でペーパーも補てんされています。
大滝集落を抜け、しばらく登山道をすすむと高野龍神スカイラインに合流し車道歩きが続きます。
タイノ原林から舗装路が続く。小辺路は危険な箇所が無く、大昔から石敷きや砕石などで舗装されて歩き易い。大股バス停にたどり着いたら、伯母子岳登山口の手前で自販機、水場・トイレがありました。　休憩所で昼食をとり先へ進みます。

伯母子登山口から桧峠までは結構な急登で長い。途中にある萱小屋は登山者に無料開放されておりきれいに機材なども整備され、コンパクトながらも宿泊したくなる小屋でした。

伯母子峠の避難小屋に到着したのは15時40分頃でかなり疲れ果てた。
小屋では先着のACTIVE仙人さんと我4人パーティで一夜を過ごしました。
小屋は窓がなくて暗いが綺麗でした。別棟のトイレは洋式トイレは汚れがひどく和式を利用、ペーパーは持参必須です。

【２日目】
まだヘッデンが必要な6時過ぎに伯母子岳山頂へ出発。頂上付近では枝に張り付いた霧氷が美しかった。
待平屋敷跡の手前からは石畳が続くが、凸凹も続くため少々歩きづらい。
やっとたどり着いた三田谷橋の先には三浦の清水があった。要所に水場が点在するのが小辺路の特徴です。
三浦峠への登りは８００ｍほど続くので辛抱が続きます。特に三十丁の水まではきついかな。
三浦峠では東舎がありここで休憩した。さて、下りは道標「西中」方面にすすむ。
古矢倉跡、出店跡、矢倉観音堂と長い下りの先に西中バス停が見えた。
ここで思う！　小辺路全般では、間違えやすい箇所には必ず道標があり、方向確認しやすい。

更に西中バス停先に、酒の自販機が！即BEER購入！お遍路・登山者のために設置したのかな？
７kmの国道を酒ニ浸り歩き続け、やっと本日の宿泊場の昴の郷に18時前に到着！　夜の宴は続いた。

【３日目】
昴の郷を4時半に出発。暗闇の中、果無峠登山口へ。昴の郷の敷地沿いに右に行き、小さなトンネルを抜けて右に曲がると柳本橋！
揺れるする吊り橋で暗く凍り付いた足場が転落の恐怖を感じた。その先は果無峠登山口。橋を渡り、果無集落の民家の間に立ててある’’この先私有地立ち入らぬこと’’標識を確認しながら進む。
果無集落からも急登が続き、三十三観音の石仏が道沿いに一定間隔で鎮座されていた。
観音堂の先、果無峠を下ってラストスパート！
11:39本宮発・五条駅行のバスに乗るため、八木尾バス停から三軒茶屋跡まで熊野川沿いの国道を歩き、三軒茶屋跡で中辺路と合流、11:10に熊野本宮大社に無事到着し今回の行脚は無事完了した。
2024年は大峰奥駈道と今回の小辺路を巡る山行に参加させて頂き、大変有意義で学びの多き年でした。