【初日の出】高松山

日帰り

高松山（関東）

2025.01.01（水）

パーティ： 1人 (もぎゅさん )

もぎゅさん

行程・コース

天候

利用した登山口

高松山入口　

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

高松山入口(03:37)・・・トイレ(04:46)[休憩 3分]・・・尺里峠(05:09)[休憩 33分]・・・高松山(06:28)[休憩 53分]・・・ビリ堂(07:38)・・・農道終点(08:09)[休憩 25分]・・・高松山入口(09:03)

コース

総距離: 約12.1km

累積標高差: 上り約949m; 下り約949m

コースタイム: 標準4時間24分; 自己3時間32分; 倍率0.80

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

明けましておめでとうございます。

2025年1回目の登山は初日の出を見に行きます。
昨年の鷹ノ巣山ソロはなかなか過酷でした。(登山歴半年で片道5時間のナイトハイクなんてやるもんじゃない)
今回はソロじゃなくて同行者あり、比較的登りやすくて眺望が抜群の山、候補は浜石岳、大野山、高松山と神奈川静岡らへんです。ただ浜石岳と大野山はほぼ山頂まで車で行けてしまう関係で毎年混んでいそう。
ということで空いてる高松山をチョイス。

コースは、峠道の道路を上がっていって、登山道で降りてくることにします。
暗くても道路なら現在地を把握しやすいですし。
3時間もかからないので、時間の調整も必要です。

大晦日、終電で新松田駅に到着。
とりあえず東山北駅に向かってのんびり歩きます。
02:15くらいに東山北駅を過ぎて、スタート地点である登山口付近に着きます。
ですが、まだまだ時間余ります。
日の出から逆算すると03:30くらいに出ればいいので。
山北駅の方に向かって行くとファミマがあるので、そこでカップ蕎麦を食うなどしてました。

・高松山入口～トイレ～尺里峠
03:37、住宅街の中に高松山への案内標識が。ここを起点にスタートです。
暗くてなんも見えないうえに尺里峠まではずっと道路なので特に語ることは無いのですが、「ビリ堂分岐」って書いてる箇所の真上、新東名高速道路を通すための大規模工事が行われています。
川沿いを真っ直ぐ行くところを、一部迂回路を使って行くことになります。工事現場の中ですが普通に通れます。車も通ってました。
夜中ですが、上までずっと街灯が続いてます。完全な暗闇を歩くわけではありません。
トイレというチェックポイントも、仮設ではなくちゃんとした公衆トイレです。
トイレの先の分岐は左に行く方が良さそうです。尺里峠に至る道は3、4本あるっぽく見えますが、この道が無難そう。
05:09、思ったより全然はやく尺里峠に着いてしまいました。
・尺里峠～高松山
日の出が6時45分くらいだとすると、尺里峠を出るのは6時前で良さそう。
なのでここで40分くらい暇つぶしです。ベンチはあるので座って待機。
峠には駐車スペースがあり、僕らが到着した時には3台、あとから3台きてました。意外といる。
05:42に峠を出発。山頂に向かいます。
この時間帯になると空がやや明るんできますが、森の中はなお暗く感じます。
登山道はこれといって急登はなく、緩やか(普通のスニーカーでも歩けるなと思えるくらい)な登りです。
ところどころに看板とか標高を示す標識があるので分かりやすい。
視界に山頂を捉えるようになると分岐が出てきます。左が男坂、右が女坂。まあ男坂はまっすぐ山頂に向かって、女坂は右に巻きながら至る感じです。直登します。
とはいえ今まで出会った男・女坂のそれと比べれば区間は短くそれほど急に感じませんでした。というか普通の階段です笑
06:28、のんびりのんびりでようやく高松山山頂です！
・高松山、初日の出
日の出15分前ですが、高松山山頂には4名先客が。
山頂は北側を除き開けていて、西は富士山、南西は箱根、南は小田原、南東は湘南、東は丹沢の南側と奥に都内が見えます。空気が澄んでいて全部見渡せました。
足元は草っ原の広場でベンチと机もあるので、峠まで車で来れるならちょっとしたハイキングピクニックできますね。
さて、06:48、ようやく日の出です。
2週間前に小屋泊登山やってその時にも日の出見てるのであまり新鮮感は無いですが笑、初日の出なのでね、1年の幕開けです。
10分くらいパシャって、せっかくなのでお湯を沸かしてコーヒーとカップ麺を…と思ってたのですが、バーナー担当の同行者が「ガス切れで湯が沸かせん」と。まじかよ…。
無くなりかけてると先日の登山でも言ってたから、一応僕の使ってるバーナー用のガス缶持ってきてたんですが、相性が悪いのか火がつかず(冬季用の缶なんですけどね…)。
初日の出の次に楽しみにしてたのですが湯がないならどうしようもないので、とっとと帰ります。
・高松山～農道終点
下山時は意気消沈しててあんまり記憶が無いのですが、ビリ堂を経由する下山ルートも緩やかで歩きやすかったです。道は明瞭。
このルートに限らずこのエリアは人工林の杉林しかなく、広葉樹林帯を歩いたのはほぼありません。暗めで視界は開けず退屈します。
また、湿って土っぽいところもあったので前日前々日とかに雨が降ってた場合は滑って歩きずらくなるかも。
ビリ堂まで一気に高度下げます。視界開けずとは言いつつも、南向きなので朝日が差し込むところもありました。
ビリ堂通過後はややなだらか。途中林道を横断するなどします。
林道過ぎると、ところどころで鉄塔を通過します。
夜中に見上げてた新東名高速道路の工事現場を見下ろすかたちに。
そうすると、正面に立て看板が現れます。通行止めなので迂回路を使えと。ここが農道終点です。
・農道終点～ビリ堂分岐
本来なら直進で農道を降りていくはずです。左は明らかに予定にない方面に向かって降りています。
こっちで合ってるの？よく分からないのですが、通行止めの立て看板の右横が抜けられるくらいには空いていたので直進してみます。
少し降りていくと分かります。本来あるべき直進の農道がない…。
尾根が続いているはずの目の前を新東名高速道路がぶった切り、道というか尾根が消滅しています。
工事現場を挟んで反対側に本来行きたい道が見えるのですが…。
常識的に考えて工事現場を通るわけないし、通させてくれそうなところも無かったです。
つまり立て看板に従って農道終点を左に曲がる必要がありそう。
ということで戻り、左へ。
歩いてみると、尾根を分断した新東名高速道路の下をくぐって反対側に行くように鉄パイプで階段と道が組まれていました。
正確に真反対では無いですが、道路に出れました。
道路を少し降りていって突き当たりを右に登ると、本来行きたかった道に出れますが、左に行けば工事現場の辺りのビリ堂分岐に降りるみたいなので予定変更でそっちに行きました。
・ビリ堂分岐～高松山入口
そこからは行きでも通った道です。
年末なので工事車両の出入りは無い(時間的にまだか)
そそくさとスタート地点に戻ってきました。
09:03、ゴールです。お疲れ様でした。

今回は初日の出を見るためのナイトハイクでした。
普段の登山に比べれば距離も短いしあっさり。
ただ山頂で温かい食べ物飲み物にありつけず、煮え切らない年明けでした…。

山としては、ほぼ山頂まで車で行けるし、そうでなくても登山道は明瞭で歩きやすいです。
眺望の良さを考えると、季節問わずに楽しめる山だと思いました。
あくまで僕目線だと物足りない負荷でしたが笑

新年一発目なので、2025年の目標を記しておきます。
①登山回数15回(トレラン除く)
2024年は30回でしたが、今年はもっと長い距離とか宿泊を増やしてみたいと思ってます。
あと登山のために遠方へ行きたいです。北海道とか西日本ですね。
なので質より量から量より質に転換したいなと。
②トレランの大会に出る
平常の登山でも標準タイムの0.7くらい刻めるようになってきました。
易しめのトレラン大会なら行けるのでは？と思ってます。
前から野心はあったんですが重い腰が上がらず…。
なので今年こそはと意気込んでいます。
というか1月末にトレラン大会に申し込みました。がんばります。
③行きたいと思ってる山に必ず行く
仙丈ヶ岳、燕岳、木曽駒ヶ岳は絶対行きたいなって思いがあるのでクリアします。

以上です。今年も無事故でなにとぞ。