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山トモ達と焼山、蛭ケ岳から丹沢主脈縦走

蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳( 関東)

パーティ: 3人 (a m さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

初日:晴れ時々曇り 2日目曇り時々晴れ昼頃から曇り一時小雨

利用した登山口

焼山登山口   大倉  

登山口へのアクセス

タクシー

この登山記録の行程

【1日目】
焼山登山口(07:35)・・・焼山(09:25)[休憩 26分]・・・平丸分岐(10:22)・・・大平分岐(10:42)・・・黍殻山避難小屋(10:50)[休憩 20分]・・・八丁坂ノ頭(11:34)・・・姫次(11:56)[休憩 19分]・・・地蔵平(12:36)・・・蛭ヶ岳(13:53)

【2日目】
蛭ヶ岳(07:05)・・・棚沢ノ頭(07:50)[休憩 6分]・・・丹沢山(08:48)[休憩 4分]・・・塔ノ岳(09:54)[休憩 34分]・・・金冷シ(10:43)・・・花立山荘(10:56)[休憩 6分]・・・茅場平(11:21)・・・小草平(11:36)[休憩 4分]・・・駒止茶屋(11:57)・・・雑事場ノ平(12:23)[休憩 2分]・・・観音茶屋(12:40)・・・大倉(13:04)

コース

総距離
約23.5km
累積標高差
上り約2,402m
下り約2,407m
コースタイム
標準11時間45
自己10時間16
倍率0.87

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

神奈川県民にとって、いつかは登りたい山それが蛭ケ岳。昨年3月も表尾根からご飯の美味しい丹沢山みやま山荘(確か夕食は焼肉が)に宿泊し、翌朝蛭ケ岳に向かおうとしたが、稜線は物凄い強風で寒さ倍増(積雪も)、低体温症への恐怖から山トモと相談し断念して引き返した。1年ぶりのリベンジは焼山から蛭ケ岳へ登り、その後主脈縦走するため橋本駅に6:44着の地元始発でやってきた。
初めて下りる橋本駅が大きな駅でびっくり。タクシープールに車があるか心配したが、複数台待機していてまたびっくり。こんな早朝に誰がどこに利用するのだろうと思いながらタクシーで焼山登山口へ向かう。約40分位で到着、傍の神社で山行の無事を祈りトイレを借用して出発する。因みに三ケ木方面からのバスは7:16着のようなので、我々のような横浜以南の人間はどうしても乗れない。もう少し三ケ木からのバスがあれば登山客は増えるだろうに?
林道を15分位で登山道へ、始めは緩やかな道が続く。最初のベンチで休憩して焼山山頂の標識から少しで急登が始まる。露岩がむき出しの滑りやすいやせ尾根の急な登りは、途中ロープが張ってある場所もあり、蛭ケ岳直下の長い階段を除けばこの縦走路一番のきつさで、そう思うとここで踏ん張ればこの先は楽かもと思いながら登る。こういう苦しい時は同行者がいると互いに励まし合って歩けるので助かる。
焼山には登山口から2時間ほどで到着、登れない展望台が目印でそれ程景色はすぐれない。北側の奥多摩、奥秩父などの山が雑木林の間に見える。ただ、その後はなだらかで左側に宮ケ瀬湖や丹沢三峰なども見え、快適な尾根歩きが楽しめた。途中黍殻山の避難小屋は新しくて休憩するのにもってこい。下手すると窓から入る陽が暖かくて眠くなってくる。そこそこに姫次に向かって歩き出す。
姫次は今日のこのコース一の景勝地だった、ちょうどベンチが置かれた正面に西丹沢の山々を従え富士山がドーンと聳える。小広くなってまるで小さな公園のようで休憩に最適、何度目かの昼食をいただく。この先は一度かなり下降してから雑木林の道を進むと蛭ケ岳名物の階段地獄が始まるはず。階段は急登につけられているようでなかったらもっと大変かも。自分にとっては時々段差が高いものがきつかったが、以外と歩きやすく登れた。
待望の山頂は360度の展望で、やはり塔ノ岳、丹沢山より標高が高く、また冬らしい樹氷の白さも相まって素晴らしい景観だ。夕方は相模湾方面の街の明かりがきらめいて称賛される景色、ただすごく寒い。山小屋は今日は満員近いとのことで食堂に置かれたただ1つのストーブの周りは歓談する登山客で満員、自分たちは暖房器具のない寝室で布団を被って寒さを凌ぐ。ただ寝具は追加で借りられるので増えた毛布1枚の暖かさが身に染みた。
朝の山頂は泊まらないと見れない朝焼けの富士山だったり、遠く雪を被る南アルプス、八ヶ岳、右手には奥多摩、奥秩父の山々が見ていて飽きない。雪山をやらない自分は1月に山小屋に泊まるのは初めてだったが、やはり寒い冬にわざわざ登る価値があると思わせるだけの景色だった。
蛭ケ岳を下ると丹沢山、塔ノ岳に向かう絶景の稜線歩きだ。下りて以外とすぐに鬼ケ岩ノ頭と呼ばれる稜線唯一の岩場があり、少しの急登を登ると2つの鬼の爪のような岩の間に富士山が見える。右手には今下ってきた蛭ケ岳も絵になる。気持ちの良い稜線歩きであっという間に塔ノ岳に到着、待望のモーニングコーヒーをいただいて休憩、山小屋を出ると雲が沸き天気予報通りに。山の神様にここまでもってくれたことを併せて感謝しながら下り始めた。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル フリース ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ
サポートタイツ 靴下 レインウェア 登山靴 バックパック スタッフバック
水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ
サングラス 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー
ロールペーパー 行動食 チェーンスパイク トレッキングポール GPS機器

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登った山

蛭ヶ岳

蛭ヶ岳

1,673m

丹沢山

丹沢山

1,567m

塔ノ岳

塔ノ岳

1,491m

焼山

焼山

1,059m

黍殻山

黍殻山

1,273m

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