行程・コース
天候
初日:快晴
2日目:晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
長者原の駐車場で前泊し、朝坊ヶツルまでテント装備で移動。テント設営後、大船山登山。翌日三俣山登山を計画、強風のため南峰から本峰までは進めず南峰から下山。
この登山記録の行程
1日目
長者原ビジターセンター(07:18)・・・雨ヶ池分岐(07:31)・・・分岐(08:08)・・・雨ヶ池越(08:58)・・・吉部分岐(09:26)・・・坊がつる(09:35)休憩+テント設営1時間6分(10:41)・・・坊がつる避難小屋(10:44)・・・立中分かれ(10:20)・・・段原(11:57)・・・大船山(12:28)休憩35分(13:02)・・・段原(13:18)・・・坊がつる避難小屋(14:09)・・・坊がつる(14:12)
2日目
坊がつる(07:50)・・・三俣山南峰登山口分岐(07:56)・・・三俣山南峰(09:40)休憩5分(09:45)・・・坊がつる(11:17)テント撤収+休憩1時間45分(13:04)・・・吉部分岐(13:14)・・・雨ヶ池越(13:46)・・・分岐(14:24)・・・雨ヶ池分岐(14:50)・・・長者原ビジターセンター(15:01)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
くじゅう連山の東の雄・大船山、長者原や星生温泉あたりから見る威風堂々の三俣山の2座、さらには山の中の温泉:法華院温泉を楽しむテント泊山行を計画。テント場は坊ガツルに決め、前日は長者原の登山口駐車場に前泊。テント山行道具も含めザックへのパッキングも済ませておく。
1日目:4月7日
かなり気温も低くなっていたが快晴の朝、お湯を沸かしサーモスに入れチーズトーストや前日スーパーで購入した巻き寿司を食べて7時20分に出発。坊ガツル讃歌の碑の前で記念撮影してタデ原湿原の木道を歩き始める。10分ほどで湿原を通過し、雨ヶ池越えで坊ガツルに向け進む。登山道はしっかり整備され、道標も頻繁に現れ、さらに「現在地」と書かれたマップも設置されており、スマホを見なくても現在位置を把握出来る。新緑前の木々を抜け緩やかに登り、8時22分に指山の分岐を通過。2つ目の「現在地」マップを過ぎると樹林の隙間からの眺望が現れる。登り続けると程なく雨ヶ池越、ここからは坊ガツルまで緩やかな下りになり、前方の視界も広がる。右手には三俣山の北峰が枯れ草の草原の上に高く聳えている。木道が現れ正面右手に枯れた沼地のような平らな地形が見える。ここが雨ヶ池だろう。枯れた草原の木道を気持ちよく進み、8時50分に雨ヶ池通過、案内板には池の由来(雨が降った後だけ現れる池であること)と植物についての説明があった。雨ヶ池からは三俣山の東側山腹を緩やかに下る。野焼きで茶褐色になった草原を下ると前方に四方を山に囲われた平らな草原が見える。やっと坊ガツルに到着、右手に見えていた三俣山もここでは北峰ではなく、南峰が眼前に広がる。吉部登山口の分岐を過ぎるとすぐに坊ガツルへのショートカット、トイレや炊事棟の建物が見えてくる。9時35分に坊ガツルキャンプ場に到着、結構風が強いので、風邪の影響が少ない場所を選んで炊事棟近くにテントを設営する。テント設営と寝床作りを終え、一休み後の10時40分に今日目指すピーク・大船山に向かう。平治岳分岐からは登り、火山特有の斜面で、登り始めは緩やか、稜線や山頂に近づくにつれ傾斜がキツくなる。途中、立中山分岐の手書き道標を見つける。大船山の方向を示す標識は登山道脇の石組の上に置かれていた。急傾斜の登りに息が上がり始める頃、11時57分に段原到着。低木帯になって見晴らしも良好、ここでやっと大船山山頂を正面に見る。振り返るとくじゅう連山の中核部の稲星山・中岳と天狗ヶ城・久住山・星生山、ちょっと離れて三俣山、と九州の屋根の峰々が眼前に広がる。ここから3分ほど進むと左手に大船山避難小屋を見つける。天気も良好で山頂も近いので素通りで前に進む。稜線上の最後の急登を登り切り12時25分に大船山山頂到着。快晴で日差しは強く風は穏やかと絶好の休憩場所でもあり、昼食を山頂で食べる。いつもの様にカップラーメンと菓子パン+コーヒー、祖母山や阿蘇山の山並みを眺めながら食べる楽しい時間。食後360°の眺望を楽しみ写真を撮る。昨日登った由布岳も朧げに見える別府湾と共に遠く見えている。13時02分に名残惜しい山頂を後にして、坊ガツルに向け下山開始。アタックザックの中身も軽くなると足も軽くなる。14時10分にテントに到着、ちょっと汗をかいた服を着替えて15時に法華院温泉山荘に向かい、温泉に入る。山の中のテント場で温泉に浸かり登山の疲れを癒すことが出来るのは、本当に幸せな気分になる。入浴後山荘の自販機でビールを購入して一気飲み。まさに至福の時。温泉とビールで心も体も温まってテント場に戻り夕食の支度、豚焼肉と野菜炒めを作り、サトウのご飯を混ぜて肉野菜焼飯にして食べる。夕食の片付けを済ませば後は何もする事はない。日暮れと共にシュラフに入り就寝。
2日目:4月8日
朝5時30分起床、夜通し風が強くテント内でもゴーという音が聞こえていたが、あまり気にせず熟睡出来た。炊事場で朝食を作り、食べる。サーモスにお湯を入れて、コーヒーも飲み干しサブザックに食料と水+サーモスで準備を整え、7時45分にテント場を出発、三俣山南峰から本峰に直登するルート。三俣山分岐から南峰への登り口がわからず周辺を彷徨き踏み跡からやっと登山道を見つける。あまり使われていない道のようで、踏み跡程度の場所もあるが、ピンクテープはしっかり付いている。高曇で視界もあり道迷いの心配は不要。地図でルートを確認するとかなり等高線が詰まっている。登り始めから急登で南峰山頂近くまで一気に登り詰める。1時間ほど登ると眼下に坊ガツルの茶色い草原と法華院温泉山荘の屋根が見え、南側には昨日登った大船山が大きな山体を見せている。さらに登るとくじゅう連山の核心部分、中岳・久住山が視界に広がる。登りが緩やかになると南峰山頂が目前、急に強い風が吹き始める。9時40分に南峰山頂に到着、本峰も目前に見えるが強風で本峰まで進むことを断念し、南峰山頂で記念撮影と周辺の眺望を撮り、早々に山頂を後にする。下山は来た道を戻るが、登り以上に面倒で慎重に坊ガツルに向かって下る。標高を下げるにつれて濃くなる新緑を見ながらの下り、11時7分に南峰の登り口に到着、11時20分にテント場に戻り、ランチ用食材と調理具を持って避難小屋で昼食休憩を取る。食後テントを撤収して13時5分に坊ガツルを出発、雨ヶ池ルートで15時丁度に長者原に戻る。午後になり上空の薄い雲はとれて青空が戻ってくる。相変わらず強風ではあるが2日間素晴らしい天気に恵まれた山行だった。駐車場で用具の片付けを済ませ、星生温泉 山恵の湯に向かう。4種類の泉質の温泉に浸かり、正面の三俣山を見ながらの温泉は素晴らしい。ゆっくりとしたお風呂タイムを満喫してやまなみハイウェイを下る。
フォトギャラリー:64枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 |
| レインウェア | 登山靴 | サンダル | バックパック | サブザック | スタッフバック |
| 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル | 帽子 | グローブ |
| サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
| カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 |
| ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 |
| 行動食 | チェーンスパイク | トレッキングポール | GPS機器 | テント | シュラフ |
| シュラフカバー | テントマット | スリーピングマット | ストーブ | 燃料 | ライター |
| カップ | クッカー | カトラリー | ローソク・ランタン |




































































