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雨の日だけど「いやーよく来たねの日留賀岳(標高1849m)」

日留賀岳( 関東)

パーティ: 2人 (Yamakaeru さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇りと雨

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 栃木百名山の日留賀岳の登山口にある私有地の駐車場。小山農園さんのご厚意で5台程度駐車ができる。トイレは無し。看板が設置されているが、家の手前左側にある。GoogleMPAで「日留賀岳 駐車場」でなんと検索可能。GPS座標は「36.993567 139.792039」。

この登山記録の行程

日留賀岳登山口(04:41)・・・鉄塔(05:15)・・・林道終点(05:44)・・・鳥居(07:19)・・・日留賀岳(08:51)(休憩~09:07)・・・鳥居・・・林道終点(11:45)・・・鉄塔(12:13)・・・日留賀岳登山口(12:40)

コース

総距離
約14.2km
累積標高差
上り約1,593m
下り約1,594m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

今日は山友「とも」さんの関東百名山踏破のお手伝い。
目指すは、なんと99座目となる「日留賀岳」。
日留賀岳は、冬季しかアプローチできない男鹿岳や大佐飛山に代表されるように人が踏み込む事が少ない男鹿山塊において、珍しく登山道が整備されている標高1,849mの山で、頂からは360度の眺望が楽しめるという。ちなみに、標高は「いやーよく来た!」と覚えるらしい。
前日の金曜日、仕事を終えて栃木へ向けて車を走らせ、道の駅「湯の香しおばら」でともさんと合流して車中泊をする。
土曜日の天気が今ひとつだったので、早めの登山が良いと3時半には準備を整えて、山へと向かった。
日留賀山の登山口は、小山さんと言う農家さんの家の脇にあり、駐車場も小山さんのご好意で敷地の一部が登山者に解放されていた。有難く使わせて頂いた。
4:41にザックを背負い、登山を開始する。
周囲はかなり明るくなっていた。見上げると曇天の鉛色空。周囲の山もすっぽりと雲に覆われていた。夕方には雨が降るとの予報だったので、山頂からの眺望は絶望的かも知れない。
小山さん家に設置されている登山ポストに登山届を提出してから家の脇を抜ける。裏庭がそのまま山へと繋がっている感じだった。大和の境界にあった鳥居の前で一礼をしてから山へと踏み込んでいく。息を整えながらゆっくりと進むこと約30分。大きな鉄塔が見えて来た。ここから一気に高度を上げるのかと思いきや、鉄塔からは林道に合流し暫し林道歩きとなる。せっかく身体が山に馴れてきたというのに、なかなか変わった登山コースだ。
林道の終点で軽く小休止を入れてから、改めて気合を入れ直して登山モードにスイッチを入れる。
最初は水平移動で、新緑のブナに囲まれた森の中を山の奥へ奥へと進み、それから徐々に高度を上げていく。途中、落ち葉で不明瞭な箇所が幾つかあったが、リボンも設置されていたので注意深く歩けば迷うようなことはなかった。
尾根に出るとあとはひたすら真っ直ぐに登っていく。
薮が多い山だと勝手に想像していたが、登山道は意外に整備されていた。
いつの間にか、周囲には霧が立ち込めて来た。
ヒンヤリした空気が身体を包む。
標高が高いせいか、所々にミツバツツジが咲いていた。霧の中に優しく浮かび上がるように、新緑と淡いピンクが映えてとても幻想的だった。
霧の中に細かい雨が混じるようになったと思ったら、あっという間に大粒に激しさを増したので、急いでレインウエアーを着込んだ。おそらく通り雨だろうと予想してスボンは履かず上だけにした。結果、大した雨ではなかったが、気温がかなり低かったので、防寒には丁度良かった。
尾根をほぼ登り切り、頂の一歩手前までやって来た。
晴れていれば山頂まで続くビクトリーロードが見えるとのことであったが、視界が開けても目に映るのは霧に包まれた真っ白な世界だった。
濃厚な霧だったので100m先も見えない。やはり眺望はダメだったか。以前、男鹿岳に登った際に日留賀岳を見て、いつか反対側から男鹿岳を眺めたいとやって来たのに残念だった。
最後の斜面を登り切り、頂へ到着。
頂からの360度眺望は叶わなかったが、ともさんの関東百名山のうち、99座目を無事達成することができた!。
風がかなり冷たかったが、笑顔で登頂記念の写真を飾った。
残りは1座。これはもう立ち会うしか無い!頑張れともさん。 :)

下山後、ともさんの提案で「せかっく塩原に来たなら『こばや食堂のスープ入り焼きそば』を食っていけ!」と言うことで行ってみた。時間は13時を過ぎていたが、次から次へとお客さんがやって来る賑わい。スープを飲むと、名前の通りまさに焼きそばにスープを入れたという感じ。ソース味のスープが独特だったが、個人的にはアリだと思った。こう言う訪れた土地での名物との出会いも登山の楽しみの一つだ。天気は今ひとつだったが実に楽しい登山だった。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  • 紅組勝利のような感じでしたね。

  • その後はゆく年くる年だ。

登った山

日留賀岳

日留賀岳

1,849m

よく似たコース

日留賀岳 栃木県

男鹿山塊の名峰・日留賀岳を往復 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
7時間35分
難易度
★★★
コース定数
35
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