行程・コース
天候
登山口へのアクセス
この登山記録の行程
御嶽駅(07:48)・・・滝本駅(08:28)・・・裏参道分岐(09:20)[休憩 10分]・・・神代ケヤキ・・・随身門・・・長尾平(09:46)・・・綾広ノ滝・・・鍋割山分岐(10:40)[休憩 10分]・・・大岳山(11:32)[休憩 25分]・・・鍋割山分岐(12:32)・・・綾広ノ滝・・・長尾平・・・御岳山(13:14)・・・随身門・・・神代ケヤキ・・・裏参道分岐・・・滝本駅(13:58)・・・御嶽駅(14:28)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回はまずカモシカの話。御岳山の参道を登っていたらガサっと。見上げると、何かのお尻。猪かと思ったが、カモシカだった。野生は初めてで興奮した。少し歩んで、倒木の枝で角を擦ったりしている。写真を撮っても逃げる様子もなく、ゆっくり観察できた。なんと帰り道でもカメラを構える人だかり。カモシカがなんと群れだったらしく、自分で見えたのは最後の一頭だけだった。「いるとは聞いていたが初めてみた」と仰せ。自分はいることも知らなかった。大収穫だった。
さて山は。今回大岳山へ。無理せずと思って出発。御嶽の駅から歩く。滝本駅までにアサガラがたくさん房を垂らし、マタタビがたくさん葉を白くしていた。高尾山でサルナシの花を見たが、マタタビの花も見たいと思っていた。残念ながらすでに実になっていた。これはこれで初めてだったのでOK。結構暑くなっていたが、参道に入ると杉林の中は木陰でかなりひんやり。歩きやすい。後半の疲れたところでカモシカに出会したので、疲れが吹っ飛びビジターセンターまで。センターは今日はお休みだったので、水を補給して出発。奥の院下のトイレによってロックガーデンからの合流地点の東屋で、軽食。今日はピーナッツバターとイチゴジャムのサンド。疲れに染みる美味しさ。
天気は悪化傾向。雲の中に入ったような霞んだ景色。なんだか御岳ー大岳でよく見る光景。相性が悪いのか?幻想的な霧の立ち込めた道を進む。ガクウツギがたくさん咲いている。ヤマツツジも真っ盛りで、なんとまだミツバツツジも最後の花をつけていた。下界より一段季節が前である。岩場を超えて社のあるポイントへ。今回は休まず最後の岩場に向かう。やっぱり岩登りがちょっと楽しくなって山頂まで一気に登り切る。山頂は明るいが雲の上に出たわけではない。雲海はなく、近隣の山もまったく見えない。でも明るのでここでお昼にする。天気の割には風も穏やかで、木々の緑に助けられてか気分は良い。今日の昼はいつものラーメン。高野豆腐を入れてみた。水の段階から入れておいたからかまずまずラーメンスープを吸って食べられる味。
ゆっくり休んで下山。わずかな登りでも足が重くなる。鍋割山はやめたが、御岳山は山頂に寄ってから帰ることにした。下山も御嶽の駅まで頑張った。
なんと言ってもカモシカ。山行も初の20km越え。1日で登山強度40越えも初めて。天気以外は充実した山行であった。













