行程・コース
天候
曇り後晴れ
登山口へのアクセス
タクシー
この登山記録の行程
淀川登山口(05:30)・・・淀川小屋(06:15)[休憩 15分]・・・花之江河(08:00)[休憩 20分]・・・黒味分れ(08:33)・・・投石平(09:00)[休憩 10分]・・・宮之浦岳(10:40)[休憩 70分]・・・投石平(13:02)[休憩 10分]・・・黒味分れ(13:31)・・・花之江河(13:42)[休憩 14分]・・・淀川小屋(15:13)[休憩 12分]・・・淀川登山口(16:06)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
雨の多い屋久島の登山はリスクもあるが、こんなに素晴らしい山は絶対登るべきだと思う。
登山をスタートしてすぐ屋久杉の森が迎えてくれる。太い木々の周りは苔で覆われていて栄養分の少ない土壌故に苔からもらうそう。約50分で淀川小屋。再び夕方近く登山口に戻る際には、この小屋に泊まり縦走する登山者と何人もすれ違う。きっと山頂から先の縦走路も素晴らしいのだろう。永田岳や縄文杉、ウイルソン株、白谷雲水峡・・・?
淀川の透明な川面を横目に登ると開けた左手に奇岩の山が目に入る。豆腐岩と呼ばれる高盤岳は本当に冷奴を切ったように見える。また、屋久島焼酎三岳(宮之浦岳、永田岳)の最後の1座黒味岳も目に入る。この先はこの山の周りをぐるっと巻いていくような感じ。
小屋から1時間半位で日本最南端の高層湿原小花之江河が、続いて少し下りたところに花之江河が現れる。湿原の水も澄んでいて木道が整備され、プチ尾瀬のようでずっと眺めていたくなる。
黒味岳への登り口を通り過ぎると投石平に出る。休憩に最適な巨岩が点在した適地で、これから向かう急登の山肌にはシャクナゲの群落が、後ろを振り返れば巻いてきた黒味岳などの山々が勢揃いしている。休憩地ではいち推しな景色。この辺から登山道に水がかなり流れているところが多くなり、中には少し深さのある水溜まりもあるのだが,とにかく澄んでいて靴が汚れないのにびっくり。急なロープ場もいい感じで何か所かあり、少し慣れた登山者を飽きさせない。
宮之浦岳の山頂までは2時間程度あるが、急登を登れば景色が広がり、シャクナゲの群落の中を進めば行く先々の山々が近く遠く眺められる。宮之浦岳の1つ手前の栗生岳山頂では、ツアーではまずないパンフレットに記載ないオプション?でガイドさんが岩登りを提案してくれ、大岩の左手の藪笹を踏み越えて岩の上に立つことができた。強風で立っていることも儘ならないが、景色は最高。
宮之浦岳山頂は当然360度の眺望、利尻岳と同じように周りの海が見渡せる。オプションの2つ目は地元の人々が行くと言う岳参りの社へは山頂から反対側へ少し下りた所にあった。宮之浦港近くの益救(やくと読むそう)神社の奥宮にも当たるそうで、登頂の無事と家内安全を願わせていただいた。この日のガイドさんは20代半ばの女性で、屋久島や宮之浦岳などの奥山のことを色々教えてくれながら歩きはリズミカルでツアーとは思えない。参加者も同年代(女性1人は大分下か?)の4人で皆健脚。添乗員の女性もガイド資格を持つ猛者のようだが、特に客と適度な距離感で付いてくれ、一眼レフで撮った写真など沢山いただいた。過去のツアーで一番快適な山行でした。
フォトギャラリー:49枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | サポートタイツ | 靴下 |
| レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス |
| ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 |
| コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 |
| 医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 携帯トイレ | 行動食 | トレッキングポール |
| GPS機器 |





















































