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田代山 プリン山の天上のお花畑 そしてオサバグサ咲く帝釈山へ 2025

田代山 帝釈山 オサバグサ ヒメシャクナゲ ワタスゲ チングルマ イチヨウラン( 東北)

パーティ: 1人 (はにわ さん )

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行程・コース

天候

晴れのち曇り

利用した登山口

猿倉登山口(南)  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 12kほど続く猿倉登山口までの未舗装の林道は路面は凸凹がすくないので低走行で行けば大丈夫です

この登山記録の行程

猿倉登山口(南)(05:10)・・・小田代(06:25)[休憩 5分]・・・木賊温泉分岐(06:47)[休憩 10分]・・・田代山避難小屋(弘法大師堂)(07:20)[休憩 20分]・・・帝釈山(08:40)[休憩 5分]・・・田代山避難小屋(弘法大師堂)(09:40)[休憩 15分]・・・木賊温泉分岐・・・田代山避難小屋(弘法大師堂)・・・小田代(10:55)・・・猿倉登山口(南)(11:40)

コース

総距離
約10.4km
累積標高差
上り約939m
下り約939m
コースタイム
標準6時間9
自己5時間35
倍率0.91

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

樹林帯を抜けると広大な湿原が青空の下に広がっていた
ワタスゲ揺れる木道を少しずつ進むと目の前に残雪の会津駒ケ岳が近づいてくる
まるで大きなスクリーンで見るように
足元ではヒメシャクナゲ、チングルマ、タテヤマリンドウ、イワカガミの花園
素晴らしい風景でした

前夜に未舗装の舘岩栗山林道を栃木との県境の猿倉口まで車を走らせる
雨降る夜だが砂利の林道は大きな轍や穴もなく走りやすかった
帰りも通ったが数台のすれ違いでも低走行で行けば問題なし
猿倉登山口では水洗の綺麗なトイレのある下の駐車場で車中泊し、明け方舗装された300m上の駐車場に移動
最初の沢沿いから花がいっぱい
良く整備された登山道を1時間半ほど進むとまずは小田代湿原
小さいながらもワタスゲやチングルマ、ヒメシャクナゲがたくさん見られました
ひと登りすると目前に広大な田代湿原が現れます
誰もいないワタスゲ揺れる木道を進むと残雪の会津駒ケ岳が近づいてくる
ちょっと雲が多かったがこの時期ならではの雄大さ
足元のヒメシャクナゲ、チングルマ、タテヤマリンドウ、イワカガミの花園を写真に収めワタスゲの木道を避難小屋まで行き小休憩
山上なのに綺麗なトイレもありました
オサバグサとミツバオウレン咲く登山道を降って登って帝釈山へ
残念ながら雲中だったのですぐに来た道を戻ります
帰りは田代湿原も雲に覆われてしまったが会津駒ケ岳方面だけは見えていた
これは!と思い一方通行の湿原を2周目開始
朝に比べ人も多くなったのでまた違った感じの写真撮影
満足したので下山開始します
登山道は木段が多く歩きやすく整備されているのですが丸太は雨の日の下りは滑りやすいので注意しながら降ります
上下合わせて50台ぐらい置けそうな駐車場は平日という事もあり空いていました
下山後は湯の花温泉で食事と汗を流して帰宅

さて、ここまでは良い事ばかり書きましたが悪いこともありました
それは羽虫が多かったことです
数千匹、数万匹、特に湿原や帝釈山への道などは止まった瞬間に数十匹に囲まれます
帰ったら刺された箇所が7つ、ひ~、痒い、痒い(――)
早くトンボが飛んで食べてくれ~って思いました
それに埼玉出身のアキラ100%、じゃなく風が無かったので湿度100%、不快指数100%で汗が止まりませんでした
田代山は曇りや雨が多くそのために湿原が広がり色々な高山植物が咲き乱れるので仕方ないかな
それらを差し引いてもこの時期ならではの風景に出会えて、さすが花の百名山と思わせる素敵な山でした

それでは出発します

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フォトギャラリー:69枚

残雪の会津駒ケ岳とチングルマ

前夜は木賊温泉でひと風呂
24時間入浴可能で硫黄泉の源泉かけ流し
隣の沢ではカジカガエルの美声も聞こえのんびり湯に浸かりました

こちらは猿倉登山口の未舗装の第2駐車場

舗装の第1駐車場

それでは出発!

まずは沢沿いを進みます

シャク

スダヤクシュ

ニョイスミレ

マイズルソウ

ラショウモンカズラ

ミミナグサ

オオバミゾホオズキ

ニリンソウ

イチヨウラン

ゴゼンタチバナ

イチヨウラン

ミツバオウレン

ミヤマシキミ

イワカガミ

シャクナゲ

小田代湿原
ワタスゲ

タテヤマリンドウ
まだ咲いていなけど帰りは咲いてブーケになりました

ヒメシャクナゲ
雨粒つけて可愛い(^-^)

チングルマ

ひと登りすれば

山上の田代湿原到着

静かな湿原を進んでいくと

会津駒ケ岳が近づいてきます

足元も小さな花々がたくさん

田代山

タテヤマリンドウ

振り返ると木道沿いにワタスゲが連なり

青空にぽわぽわ

この先もずっと

避難小屋到着

虫が多いので中で休憩させていただきます
弘法大師堂も兼ねているので一礼して

外のトイレ
避難小屋を出るといつのまにか辺りは真っ白

休憩後は帝釈山へ
ミツバオウレンや

オサバグサ

銀ちゃんは出始め
小さい大福みたいで美味しそう

オサバグサ

登山道は良く整備されて歩きやすいです

エンレイソウ

帝釈山へは最後に幾つか梯子を登ります

ツバメオモト

真白な帝釈山に到着

サラサドウダン

オサバグサは花びらが少しずつ落ちているのもあったのでそろそろ見頃も終わりそうです

コミヤマカタバミ

苔の上に幼木

苔の道が続きます

避難小屋まで戻ってきて小休憩
あ~あ、折角水筒に氷を詰めてきたのに青空の下でコーラ飲みたかったな
掃き掃除をして退室

帰りの湿原は一方通行なので違う道から
こちらもワタスゲや

チングルマが咲き誇ります

そろそろ湿原も終わりにさしかけたころ
おや?雲が取れ、朝より会津駒ケ岳だけが良く見えているなと思い2周目突入

登山者も多くなって

皆さん立ち止まり立ち止まり風景を楽しんでいました

さて、そろそろ下山しよう

小田代湿原のリンドウは花が開いていたよ

クルマムグラ
沢の音が聞こえると駐車場はもうすぐです
そして駐車場到着

ささっと、下山の支度を整え帰路に着きます
そうそう、林道はこんな感じです
良く踏み固められて大きなカーブのところは所々舗装もされていました

湯の花温泉に着いたら大山商店さんで1日券を購入
この券で4か所の共同浴場に入れます

まずは幾らか温めの弘法の湯から
そのあと湯端の湯、石の湯、天神の湯も行きましたが他は暑くて足だけでギブアップ

湯の花の舞台も訪れました

説明板

風呂上がりに弘法の湯の前のいせや食堂さんで湯の花集落産のそば粉を使った天盛そばをいただきました
話好きの親父さんが温泉や田代山のことを色々教えてくれました
つるっと美味しかった~
ごちそうさまでした(^-^)

おしまい

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装備・携行品

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登った山

田代山

田代山

1,926m

帝釈山

帝釈山

2,060m

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