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ふわっふわ…ワタスゲ天国の田代山と帝釈山

田代山・帝釈山( 関東)

パーティ: 2人 (やぎやぎ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇りのち晴れ(20〜24℃)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 西那須塩原IC〜80km程度{国道400~121~352経由}..(水引公民館〜12kmダート)..猿倉登山口

トイレ:猿倉登山口より下の駐車場と田代避難小屋・別棟にあり

この登山記録の行程

猿倉登山口(南)(08:18)・・・小田代(09:50)・・・木賊温泉分岐(10:38)・・・田代山避難小屋(弘法大師堂)(10:57)・・・帝釈山(12:25)・・・田代山避難小屋(弘法大師堂)(14:19)・・・小田代(14:46)・・・猿倉登山口(南)(15:35)

コース

総距離
約9.3km
累積標高差
上り約921m
下り約922m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

夏至の前日、猿倉登山口では、エゾハルゼミとタゴガエルの声が響きました。涼やかな渓流ぞいでは、シャクやラショウモンカズラ、ミゾホウズキなどの花が最盛期。登るにつれて、、ゴゼンタチバナやミツバオウレン、イワカガミが増えていきました。
登山道を補修しつつ登る方々や先行者の方にイチヨウランをご教授いただき・・意外、たくさん生息していることがわかりました。その後も色々な花を教えていただきました。ありがとうございました。登山道も現地材料などを再利用した補修整備がされて登りやすくしてくれていました。
頭上ではミソサザイやホトトギス、ツツドリ、コマドリやウグイスの囀りで賑やか、シラビソの清々しい香気が、肺の奥深くまで涼やかにしてくれるようでした。
田代山湿原…そこには、ヒメシャクナゲやワタスゲが木道脇に広がり、チングルマやイワカガミ、タテヤマリンドウ、モウセンゴケなども入り混ざり群れ咲く…別天地。
湿原の向こうに青い空と白い雲、残雪の山並み…その景色にいつまでも浸っていたくなりました。
4年ぶりの田代・帝釈山。初めてではないけれど新鮮でなかなか足が進まず…なかでも、湿原を埋め尽くすほどのワタスゲの群生が広がる光景をみるのは、初めてで…大感動でした。綿を触ってみると・・猫の毛以上にふわっふわっでした。
帝釈山へ向かう大師堂の裏手からすぐに・・オサバグサが、姿をあらわし・・帝釈山へ途切れず見かけることができますが…そろそろ見納め。ミツバオウレンの群生も多く…タケシマラン、ウスバスミレ、ミヤマスミレ、ウメバチソウ…などは咲き始めです。
帝釈山に近づくほどに・・下部では咲き終わっていたムラサキヤシオやアズマシャクナゲが復活・・ベニサラサドウダンツツジやオオバスノキ、ウラジロヨウラクが見頃を迎えていました。
帝釈山の山頂からの景色も…雲は多めでしたが、燧ヶ岳から日光白根山まで見渡せました。
ただ、田代避難小屋付近からメマトイやフヨの大量発生には悩まされました。帝釈山頂で昼休憩をとったときには、強風だったので煩わしさから解放されましたが・・湿度の高い樹林帯では、執拗に付きまとわれました。(オニヤンマ模型は意外と有効と教えてもらいました)
虫除け・紫外線対策、水分・ミネラル補給・・ぬかりなく!!

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登った山

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