行程・コース
天候
曇りのち晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
道の駅ばんだいから磐梯山ゴールドラインで八方台第1駐車場へは25分位。駐車台数は停め方によりますが、30台位入れます。満車の場合は数百メートル手前に第2駐車場あります。第1駐車場にトイレあり。八方台は磐梯山登山口と猫魔が岳・雄国沼登山口があり、それぞれ入口には入山カードの記入所とポストがあります。切り取った半券に下山時刻を記入してポストに入れます。
この登山記録の行程
八方台登山口(06:45)・・・猫魔ヶ岳(07:40)[休憩 10分]・・・猫石(08:05)[休憩 5分]・・・雄国沼休憩所(09:20)[休憩 15分]・・・金沢峠(09:50)・・・雄国湿原(10:10)[休憩 40分]・・・金沢峠(11:05)・・・厩岳山分岐(12:02)・・・猫石(12:30)[休憩 10分]・・・猫魔ヶ岳(13:00)[休憩 10分]・・・八方台登山口(13:55)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
猫魔ヶ岳やまびこ探勝路は歩き始めはブナ林の緩やかな尾根道で、次第に傾斜が急になります。猫魔ヶ岳山頂はぐるっと360度の眺望でしたが、あいにくの曇天。山頂から一旦鞍部に下り、猫石へ登ります。倒木が登山道を塞いでいる箇所が数か所あり。厩岳山への分岐から数十メートルで猫石です。石に登ると飯豊連峰を背景に雄国沼全景を一望できます。磐梯山も見えますが、木々が少し邪魔してます。雄国沼へ向かって少し急な下りが続き、途中3か所の小さな沢を渡り、傾斜が緩やかなブナ林を抜けると沼の北東端に出ます。休憩舎にはトイレあり。建物は広く周りにもベンチ等沢山ありました。休憩舎からは湖畔沿いのフラットな道で、途中の分岐を右に行くと金沢峠、左に行くと湿原に行けます。湿原内の木道は現在一部通行止めとなっていて1周することができないので、末端から折り返しで戻ります。途中には数か所の休憩ベンチもあるけどこの時期は混んでいて座れない。木道端に座ってる人も結構多くいました。金沢峠からは40分位の林道歩き、途中から登山道。厩岳山分岐、猫石間も倒木が登山道を塞いでいて歩きにくかった。猫魔ヶ岳まで戻ると次第に青空で晴れてきて、もう少し遅くいけばよかったと後悔しつつ予定通りに下山。
フォトギャラリー:40枚
八方台第1駐車場を登山道入口側から。すでに8割ほど埋まっていました。
猫魔ヶ岳、雄国沼方面への登山道入口。奥に行くと入山者カードの記入所兼ポストがあります。カード、鉛筆が置いてありますので入山者は記入してから行きましょう。
初めはブナ林の緩やかな尾根道でした。曇り空でしたが、風が爽やかです。
猫魔ヶ岳まで1kmの看板があった場所。登山道らしい急な道が続きます。
猫魔ヶ岳まで0.5km地点。樹林帯の中なので見通しはなく、ひたすら登るのみ。
山頂近くになると樹林の上に出て眺望が良くなり、磐梯山、猪苗代湖も見えていました。風が心地よい。
猫魔ヶ岳山頂。可愛らしい猫の置物もあった。山頂部は岩ですが、広めなので休む場所には困りません。
山頂からは飯豊山も見えていました。
三角点は十数メートル離れた場所にありました。この先から猫石への下りです。
倒木が登山道を塞いでいます。雪が多かった影響なのでしょうか?この後、再び猫石への急な登りです。
猫石到着。化け猫を抑え込んでいるように見える岩との伝説があるようです。
岩によじ登ると飯豊連峰を背景に雄国沼の全景を俯瞰することができます。少し晴れてきたようですが、相変わらず雲優勢な空・・・。
厩岳方向の奥には猪苗代湖も見えて絶景なのだけど曇り空。残念!
猫石からは雄国沼に向ってひたすら下ります。次第に日差しも出てきて登山道に光が差して輝きが増します。
途中、3か所の小さな沢渡りがあります。石伝いで渡れるのですが、この場所は滑りやすかったので注意が必要。
次第に傾斜が緩やかになりブナ林を歩くと沼の北東端にでました。青空が出てきました。ここからはフラットな道なので、先を急ぎます。
雄国沼休憩舎は、大きく広く快適に休憩できました。トイレもあります。
休憩舎から沼沿いに15分程歩くと金沢峠(右)と湿原入口(左)の分岐に出ます。天気が良くなってきたので、左を選択して急ぎます。
湿原入口のキスゲとワタスゲ(穂)。まだワタスゲが残っていて白と黄色の競演を観れました。
猫魔ヶ岳と沼とキスゲの花畑。一面黄色い世界。密度は尾瀬よりも濃いとの事。
木道近くに咲くキスゲを手前に沼の北東方向。今年は当たり年なのでしょうか。
正面左から二番目のピークが猫魔ヶ岳、三番目が猫石。往路を見上げながら休憩。
帰路は金沢峠に向って階段を登ります。今年はシャトルバスは運休中なので沼へのアクセスは登山道で来るしか方法はありません。なので、ラフな格好の観光客はいなかった。
金沢峠から沼の俯瞰。左奥には磐梯山の山頂部も見えていました。展望デッキも大雪影響なのか崩落していました。
金沢峠は、例年ならばシャトルバスで来る人で混雑してますが、今年はガラガラ。看板も草に覆われそうです。
峠の反対方向は、喜多方市街と会津盆地も見えましたが、昼なのでモヤモヤ状態。
帰路は沼西側の尾根沿いにある林道を歩き厩岳山方面に向かいます。日差しが出てきて暑い。振り返ると飯豊山もうっすらと見えていました。
途中、見晴らしの良い場所では沼南西端とこれから戻る猫魔ヶ岳、磐梯山も見えていました。遠い道のりです。
舗装区間が終わると遊歩道入り口看板、駐車スペースもあります。オフシーズンには車でここまで登ってこれるのでしょうか?看板左側にある林道を進みます。
フラットですが、草ぼうぼうな道でした。途中逆方向から来た2組のパーティーとすれ違い、情報交換。荒れてる箇所あるとの事。
この区間は倒木が道を塞いでる箇所が多かった。くぐり抜けたり、避けて回ったりで時間かかったし疲れもピークに。
厩岳山分岐。鉄製看板は雪影響で倒れ、文字も読み取れずでしたが、手作りの小さな猫石への看板に安堵しました。
猫石への登りでも倒木多数。こんな大きなブナも根元から折れていたのには驚きです。
猫石手前の分岐まで戻ってきました。一旦猫石まで戻って休憩。飲料残もだいぶ少なくなってきました。
猫魔ヶ岳への登り。ここを登ればあとは下るだけ。踏ん張りどころです。
猫魔ヶ岳山頂からは桧原湖、小野川湖、秋元湖も眺望できます。
山頂まで戻ってきたら青空になっていました。あと1時間遅めに出発した方が雄国沼からの風景もまた違ったものになっていた・・・後悔先に立たず。
帰りは明るい樹林帯歩きを満喫し、ブナ林が出てきたらもうすぐ終わりです。




