行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:渋川→土合(8:34)JR
復路:土合(16:03)→水上(16:20)バス、水上(16:45)→上野(19:41)JR高崎線
この登山記録の行程
天神平(09:45)・・・分岐・・・熊穴沢避難小屋(10:17)・・・谷川岳肩ノ小屋(11:14)・・・トマの耳[休憩 10分](11:22)・・・オキの耳[休憩 10分](11:45)・・・一ノ倉岳[休憩 10分](12:35)・・・オキの耳(13:30)・・・トマの耳(13:40)・・・谷川岳肩ノ小屋[休憩 10分](13:45)・・・熊穴沢避難小屋・・・分岐・・・天神平(15:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は初の単独走を計画。ルートをあれこれと考えましたが、初めての単独走なのでスタンダードにロープウェーを利用、茂倉岳までの往復に決定しました。
前日は業界団体○○○工業連合会の暑気払いで伊香保温泉に宿泊。翌日は朝7時のバスで渋川駅へ、7時35分の電車で土合駅に向かう計画です。
当日は早めの起床、10分前にはバスに乗り込み準備万端。しかし、バスが発車した所で財布がないことに気が付きました。痛恨のミスです。運転手に謝り途中下車して旅館に逆戻り。ここで選択を迫られます。7時35分の電車を諦め1時間後の電車に乗るか、予定の電車に乗るためタクシーで向かうか・・・初めての単独走なので予定通り進めたいとの思いからタクシーを選択。ギリギリで予定の電車に乗車することができましたが、タクシー料金3,700円はかなり痛い出費でした。(急いでくれたタクシー運転手には感謝です)
それでもモグラ駅として有名な土合駅に着くと徐々に気持ちも高ぶります。ここからは正に気を取り直してという気持ちでした。
スタート地点の天神平から熊穴沢避難小屋までは、ほとんどが整備された木道で歩きやすく軽快に進みます。小屋を過ぎるといよいよ急な岩場が続き本格的な登りがスタート・・・意外としんどい。ただ、肩の小屋までは1.3Km、高低差430m、1時間程度で到着します。ここまでくればトマの耳、オキの耳はもう目の前です。しかし、今回の目的は茂倉岳。トマノ耳、オキノ耳で少しの休憩(昼食)を挟みすぐに出発。
トマ、オキノ耳はすごい人でしたが、その先へ進む人はほとんどいませんでした。少し心細くなりつつも更に険しくなった岩場を進むと一ノ倉岳の手前に一ノ倉沢を見下ろせるノゾキがあります。ここからの景色は素晴らしく見入ってしまいました。クライミングをしている人もはっきりと見えます。ゆっくり休憩をしたいところですが、予定の時刻から遅れているため先を急ぎます。一ノ倉岳山頂を目前に本日一番の急登が待っていましたが、一気に駆け上ると山頂は笹に囲まれた平たんな場所です。山頂で休憩を兼ねて再度今日の計画を確認しました・・・途中から薄々気が付いていましたが休憩をする毎に予定時間から遅れていきます・・・そうです、計画に休憩時間を加えるのを忘れていました!!
茂倉岳まで行くと帰りの電車に間に合わないため、今回はここで引き返すことにしました。ここからはほとんど休憩もせず、写真も撮らずにとにかく急いで下山。肩の小屋でバッチを購入。どうしても飲みたくなったコーラ(250ml,300円)を一気に飲み干しました。時間を確認すると何とか電車には間に合いそうなところまで来ました。下りのスピードにはそれなりに自信がありますが、油断は禁物とばかりに足早に肩の小屋をあとにします。しかし途中で恐れていたことが・・・人気の100名山ともなれば、子供から年配の方まで皆さんが登山を楽しみに来ます。実力もさまざまです。そんなことは分かっていたはず・・・下山時に渋滞することも・・・結局電車には間に合わず・・・
今回、初の単独走では、計画の難しさを痛感しました。実力を過信せずに余裕を持った計画を立てるという、基本的なことを学びました。
ただ、最高な天候、最高な景色を感じることができ、最高な経験をしました。またいつか谷川岳に帰って来たいと、そう思い帰路に着きました。
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