行程・コース
天候
晴れ午後から曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
東海北陸自動車道経由で中部縦貫自動車道の高山ICを出て国道158号線を走り、ほおのき平スキー場の駐車場に着きます。そこからバスで畳平まで大人一人往復3,400円です。ちなみにネット上でも当日分が購入でき、オンライン上にてスマホでWebチケットを見せますが、格安SIMだと帰りの畳平ではオフラインになってしまい、焦りました。何とか妻のスマホで対応しましたが・・・(スクショは駄目でオンライン上)。また駐車場、畳平にトイレがあります。
この登山記録の行程
Start(08:23)・・・富士見岳分岐(08:37)・・・肩ノ小屋(08:58)・・・乗鞍岳(10:13)・・・肩ノ小屋(12:37)・・・富士見岳(13:39)・・・県境ゲートバス停(14:21)・・・畳平(14:35)・・・Goal(15:11)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
連休初日。晴天の予報が出ていた。これはもう行くしかない、と妻とふたり、乗鞍岳へ向かった。お目当ては、もちろんコマクサ。あの可憐な高山植物に、ようやく会えるかもしれない。
ほうのき平の駐車場に着いたのは7時少し前。すでに6割ほど埋まっていて、関西方面のナンバーが目立つ。やはりみな考えることは同じらしい。始発バスは7時55分だが、この混雑を見越して臨時便が出ており、ありがたいことに7時10分の便に乗ることができた。
標高2700メートルの畳平に降り立つと、空は抜けるような青さ。風もなく、気温は20度ほど。上着はいらなかった。空気の薄さは否応なく感じたが、歩くうちに身体が慣れてくるのを感じる。今日はコンディションがいい。
混み合う前に剣ヶ峰を目指す。登山道の脇には、さっそくコマクサが咲いていた。小さな花が、砂礫の斜面に凛と立っている。念願の出会いだった。ほかにもイワギキョウやチングルマ、コバイケイソウなど、夏の花が次々と目に飛び込んでくる。前に進みたいのに、つい立ち止まってしまう。
ふと顔を上げれば、北アルプスの名峰たちが雲ひとつない空にくっきりと姿を見せていた。焼岳、穂高、槍、そして遠くに笠ヶ岳も。言葉が出ないほどの絶景だった。
剣ヶ峰の山頂には行列ができていた。写真を撮るために、ひとり、またひとりと並んでいる。3000メートルの高嶺に、これほど人がいる光景はなかなか珍しい。普段の山行との違いに、思わず苦笑いしてしまった。
下山後、富士見岳へも足を延ばす。けれど、もう空には雲が広がり始めていた。さっきまで見えていた峰々は、もう白いベールの向こう。やはり夏の山は、午前中が勝負だと実感する。
それでも、今日の山は特別だった。コマクサに会えた。3000メートルの稜線を、青空のもと歩けた。バスで一気に高所へ運んでもらえる乗鞍岳ならではの楽しみ方。今度は静かな乗鞍岳を味わいたい。
フォトギャラリー:49枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル | 帽子 |
| サングラス | 腕時計 | カメラ | ツエルト | 虫除け | 行動食 |
| トレッキングポール | GPS機器 |





















































