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2025.07.28-31.雲ノ平~黒部五郎岳

雲ノ平~黒部五郎岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (ほり さん )

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行程・コース

天候

四日間共に晴天

利用した登山口

折立  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 松本市波田6:25 → R158 → 安房トンネル → R471 → 神岡町 → R41 → 糸魚川市笹津 → 有峰林道 → 8:30折立



この登山記録の行程

【1日目】
折立(08:30)・・・三角点広場(11:02)[休憩 19分]・・・五光岩ベンチ(13:20)[休憩 12分]・・・太郎平小屋(14:30)[休憩 15分]・・・薬師峠(15:01)

【2日目】
薬師峠(03:28)・・・太郎平小屋(03:46)[休憩 8分]・・・第一渡渉点・・・第三徒渉点(左俣出合)・・・薬師沢小屋(06:22)[休憩 38分]・・・木道末端・・・アラスカ庭園(09:13)[休憩 10分]・・・祖母岳分岐・・・祖母岳(10:10)[休憩 15分]・・・祖母岳分岐・・・雲ノ平(10:40)[休憩 44分]・・・雲ノ平キャンプ場分岐・・・祖父岳分岐・・・祖父岳(13:26)[休憩 18分]・・・岩苔乗越(14:20)[休憩 9分]・・・黒部川源流・・・三俣山荘(16:21)

【3日目】
三俣山荘(03:48)・・・三俣峠・・・三俣蓮華岳(04:45)[休憩 19分]・・・巻道合流点・・・黒部五郎小舎(06:40)[休憩 33分]・・・黒部五郎ノ肩・・・黒部五郎岳(中ノ俣岳)(10:30)[休憩 19分]・・・黒部五郎ノ肩(10:57)[休憩 19分]・・・中俣乗越(12:52)[休憩 14分]・・・北ノ俣岳(上ノ岳)(15:20)[休憩 9分]・・・神岡新道分岐・・・太郎平小屋(17:17)[休憩 60分]・・・薬師峠(18:47)

【4日目】
薬師峠(08:11)・・・太郎平小屋(08:30)[休憩 14分]・・・五光岩ベンチ(09:22)[休憩 3分]・・・三角点広場(10:50)[休憩 8分]・・・折立(12:26)

コース

総距離
約46.2km
累積標高差
上り約3,949m
下り約3,949m
コースタイム
標準26時間35
自己32時間12
倍率1.21

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

所属会8人で3泊4日の山旅。
・一日目:折立 → 太郎平小屋 → 薬師峠テント場
折立Pは平日の朝でも満車状態で路駐車もあるので少し奥の臨時駐車場へ停めた。大型テント部材を分割して担いで登り始めた。登山道は最初は木立の中で然程暑くなかったが深く掘れている区間が点在し歩き辛かった。途中から階段の道になり施工の作業員に感謝した。背のテントやシュラフと食料が重くて大変だったが綿毛のチングリマとニッコウキスゲに癒されてヤット太郎平小屋に到着した。小屋で一服後、薬師峠に向かうと黒部五郎岳がドーンと見えた。既にテント場は満席状態だったがなんとかスペースを探して設営して宴会開始。
・二日目:薬師峠テント場 → 太郎平小屋 → 薬師沢小屋 → 雲ノ平小屋 → 祖父岳 → 三俣山荘
ヘッドライトを点灯して出発した。太郎平小屋にテントを預けて薬師沢小屋へと向かったが夜明け前なので景色と足元の花々が見えず残念だった。急勾配の道を下り3箇所在ると聞いていた渡渉箇所は無かったように思え、薬師沢小屋で朝食をとった。その後、雲ノ平へと進んだが薬師沢小屋へ下りた事を後悔する様な大変な急登だった。次第に勾配が緩くなると足元の花々を鑑賞する余裕が出て、何時の間にか広大な雲ノ平に出た。祖母岳に寄って、雲ノ平山荘で周囲の景色をオカズに昼休憩をとった。スイス庭園も立ち寄り祖父岳へ登り始めると其処も大変なお花畑だった。岩苔乗越へ下りて時計を見ると既に鷲羽岳の到着計画時刻だったので、ワリモ岳と鷲羽岳は諦めて黒部源流廻りで三俣山荘へ向かうと変更した。長い々々沢道を下った所に黒部源流の碑が在ったが、季節の為なのか乗越直下に源流が湧出していて冷たい水に恵まれた。最後の急登を登り上げると混雑している三俣山荘に到着した。夕飯の鹿シチューは大変美味かった。
・三日目:三俣山荘 → 三俣蓮華岳 → 黒部五郎岳 → 北ノ俣岳 → 太郎平小屋 → 薬師峠テント場
三日目もヘッドライトを点灯して出発した。三俣蓮華岳山頂直下で朝陽が出た。槍ヶ岳始め東の山々が美しかった。山頂で逆光の集合写真を撮影後下った。朝陽を背にしての下りは始めは良かったが、途中から急な下りとなり更に黒部五郎小舎から上がってくる登山者が多くすれ違いに苦労した。静かになった黒部五郎小舎前でこれからの山頂を見上げながら朝食をとった。カール内はいたる所から冷たい水が流れ出しており身体を冷やすのに助かった。最後の急登を登り上げ肩にザックをデポして山頂に登った。山頂から見下ろすカールは雄大だった。肩で昼休憩しながら下山方向を見ると、長距離過ぎて到達出来るかと不安がよぎった。下山は2箇所で雷鳥に出会ったり、北ノ俣岳の北にはハクサンイチゲとチングルマの広大なお花畑が広がっていた。しかし、当初想定していたとおりの長い々々道で、ヤット太郎小屋に着いて夕食に間に合った。夕食後は薬師峠で再びテント泊をした。
・四日目:薬師峠テント場折立 → 太郎平小屋 → 折立
最終日は朝陽でテントを乾かしたりとゆっくりの朝を過ごした。テントを乾かしたはずなのに背の荷が重く感じたのは三日間の疲労の蓄積だと思った。途中まで下ると週末なので登って来る大勢の登山者とすれ違った。やはり人気の山域だ。
 今回、山容を観るだけに終わってしまった水晶岳.薬師岳.鷲羽岳、近々チャレンジ。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア Tシャツ ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ ツエルト 健康保険証
ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール テント シュラフ
スリーピングマット ライター カラビナ 安全環付きカラビナ スリング
【その他】 スマートフォン+モバイルバッテリー

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登った山

祖父岳

祖父岳

2,825m

三俣蓮華岳

三俣蓮華岳

2,841m

北ノ俣岳

北ノ俣岳

2,662m

黒部五郎岳

黒部五郎岳

2,840m

太郎山

太郎山

2,373m

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