シダクラ尾根の支尾根を歩いて獅子舞巡り

日帰り

シダクラ沢右岸尾根、シダクラ尾根、井戸入林道（関東）

2025.08.24（日）

パーティ： 1人 (ガバオさん )

ガバオさん

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他：往）奥多摩駅発西鴨沢行き増便バスにて惣岳バス停下車
復）奥多摩駅

この登山記録の行程

惣岳バス停（8:40）－しだくら橋（8:52／9:03）－（シダクラ沢右岸尾根）－#6鉄塔（9:21）－810mピーク（10:31）－栃寄森の家（10:50／11:02）－井戸入林道分岐（11:18）－小留浦山祇神社（11:57）
（＊獅子舞見学後、徒歩にて栃久保根元神社へ）

コース

総距離: 約9.3km

累積標高差: 上り約854m; 下り約946m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

しだくらの吊橋からシダクラ尾根末端の支尾根を歩いて栃寄に抜け、井戸入林道を辿って小留浦に下りました。今回は小留浦と栃久保の獅子舞の掛け持ちです。

≫小留浦（ことずら）の山祇（さんぎ）神社に下る為に思いついたコースです。
歩いたのは、しだくら橋の南詰から810mの小ピークに伸びる標高差400m強のシダクラ沢右岸尾根で、等高線が詰まった急斜面の直登を覚悟していましたが、西側の尾根腹を大きくジグザグに切った作業径で楽に歩くことが出来たのはやや拍子抜けで、約1時間半で810mピークに上り詰めました。

何もなければそのままシダクラ尾根を上に向かうところですが、今回も獅子舞がお目当てですので、ここで向きを変えて栃寄に下り、歩き慣れた井戸入林道を辿って小留浦に向かいました。

因みに、毎年8月第4週目の日曜日は小留浦の山祇神社と栃久保の根元神社の奉納獅子舞で、この日も掛け持ちで見学しましたが、お囃子の調子、獅子頭の表情や狂い方まで、全く違う獅子舞を楽しませて頂きました。

さて、「8月の最終日曜日」は大丹波青木神社の奉納獅子舞です。
こちらの獅子も古く由緒ある流派だそうですので、今から楽しみです。

本日の総歩数22,884歩、消費エネルギー2,460kcal也

フォトギャラリー：43枚

惣岳バス停で途中下車。バス停脇の小径をむかし道に向かって下ります。

惣岳の不動尊に入山のご挨拶。

むかし道に下りたところに公衆トイレがあります。

少し歩いて、しだくらの吊橋で多摩川を渡ります。

吊橋の南詰に山の神の祠があります。

祠の脇からシダクラ沢に下ります。

飛び石で沢を渡ります。

右岸尾根の取り付き。
以前、左岸尾根を歩いた時に偵察済みですので、すんなりと取り付くことが出来ました。

「＃６鉄塔→」の標識がありました。

下部は急斜面が続き、補助ロープもありました。

ミヤマウズラと思われます。
たまたま一本だけ見つけることが出来ました。

＃6鉄塔

鉄塔の下で大きなマムシが日向ぼっこをしていました。

中山の山上集落と倉戸山。

鉄塔の先にも踏み跡が続いています。

踏み跡は途中で尾根線を離れ、西側の斜面を大きなジグザクを切りながら続いています。

徐々に露岩が目立つようになってきました。

踏み跡は一際大きな露岩の脇を通って斜上しています。

途中で踏み跡を離れ、810mピークに直登しました。

シダクラ沢右岸尾根はここで終了。折り返して栃寄に向かいます。

見覚えのある鹿柵を左にやり過ごし、、、

赤い屋根のシダクラ神社にご挨拶。

シダクラ尾根ルートの取り付きに下りてきました。

栃寄森の家を通過。

夏姿の九重山（九竜山）

シューズを履き替えて栃寄林道を下ります。

途中から井戸入林道に入りました。

小中沢の展望。
ナラ枯れの浸食が広範囲に広がって見えます。

林道から小留浦への下降ポイントは随分と藪が濃くなってきました。

小留浦の山祇神社に参拝。

奉納獅子舞は神社下の慈眼寺の境内で行われます。

丁度、お昼の休憩時間となり、炊き出しのおにぎりをお裾分けして頂きました。

午後の部の一立目、竿掛かりが始まりました。

初めて見る小留浦の獅子舞。ゆったりと重厚な趣がありました。

小留浦の獅子頭は、奥多摩の中で一番大きくて重いそうです。

竿掛かりの舞の仕草も特徴的でした。

竿掛かりを見終えたところで小留浦を下り、次の獅子舞に向かいます。

三河屋旅館でお風呂を浴びてから、栃久保根元神社の奉納獅子舞に向かいました。

「蒲団張り」の一幕。
赤い帯は山の尾根を現しています。

千秋楽「白刃」の一幕。
栃久保には知り合いが多いので、声援にも力が入ります。

無事に「白刃」を狂い終えた獅子と囃し方の面々。
小留浦と違って若手が多いのは頼もしい限りです。

お祭りが終わって、三々五々に人が散っていきます。

愛宕山夕景。

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装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア	登山靴
バックパック	スタッフバック	水筒・テルモス	ヘッドランプ	予備電池	タオル
帽子	地図	コンパス	ノート・筆記用具	登山計画書（控え）	ナイフ
ツエルト	健康保険証	ホイッスル	医療品	ロールペーパー	携帯トイレ
非常食	行動食	GPS機器

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SPECIAL

みんなのコメント

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すてぱん
2025.08.30 21:38

ガバオさん、こんにちは

奥多摩の獅子舞にも、それぞれ特徴があるなんて、大変興味深いです。もっとも尾根や谷に隔てられている集落、それぞれの舞が特徴的になるのは、ある意味自然なのかも。集落同士で、互いに影響を与え合い、「じゃあ俺たちの舞はこうだ」なんて発展を想像したくなります。

獅子頭も、私が知っているようなものとは様相が大きく異なり、こんなにツノが長く突き出たものがあるのですね。
ガバオ
2025.09.01 15:01

すてぱんさん、こんにちは。
奥多摩には現在１２の獅子舞が残されていますが、夫々に流派があって面白いですよ。
因みに、奥多摩の獅子舞はいわゆる三匹獅子といわれるもので、これは奥多摩だけでなく、旧武蔵國を中心に今でも数百カ所で獅子舞が残されているそうです。（神奈川県にも多いそうですよ）
これは獅子舞見学で知り合ったマニアの方の受け売りですが、その中でも奥多摩と秩父の獅子舞は、舞いやお囃子の水準が一際優れているそうです。
Youtubeに＃奥多摩、＃獅子舞でショート動画をUPしていますので、宜しければ一度ご覧になってください。