焼岳 - 焼岳 - 2025.08.16（土） - 山と溪谷オンライン

日帰り

焼岳

焼岳（北アルプス・御嶽山）

2025.08.16（土）

パーティ： 1人 (asparakiwi さん )

asparakiwiさん

行程・コース

天候

1日目：曇り時々晴れ

利用した登山口

上高地バスターミナル　中ノ湯　

登山口へのアクセス

バス
その他：往路：高速バス(毎日アルペン号)
新宿西口都庁大型バス駐車場23：00発

下山後：
中の湯→平湯温泉 [アルピコ交通［松本地区］]上高地シャトルバス(あかんだな駐車場行) 15分
平湯キャンプ場に宿泊

この登山記録の行程

上高地バスターミナル(05:40)・・・田代橋(05:55)・・・西穂登山口(06:00)・・・焼岳登山口(06:10)・・・峠沢(06:50)・・・焼岳小屋(08:30)・・・中尾峠(08:45)・・・中の湯新道分岐(10:47)・・・焼岳登山口(11:57)・・・中の湯温泉旅館(12:07)・・・中ノ湯(12:32)

コース

総距離: 約12.5km

累積標高差: 上り約1,172m; 下り約1,364m

コースタイム: 標準6時間52分; 自己6時間52分; 倍率1.00

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

8月中旬に、1泊2日で焼岳、乗鞍岳をはしごする山行を計画した。
初日　：夜行バスで上高地バスターミナルに早朝に着き、そこから焼岳を登り、中湯温泉に降りる。そこから中の湯温泉まで歩き、バスで平湯温泉へ、平湯温泉のキャンプ場に泊まる。
2日目：キャンプ場から乗鞍大権現を経由して乗鞍岳へ。そこから位ヶ原山荘へ降り、アルピコバスで新島々、松本、新宿と帰る。
ところがふたを開けてみると、予想以上の暑さと、体力不足で、だいぶ下方修正することになってしまった。

・トレーニング不足
7月は仕事が繁忙期で登山には行けずじまい。
一方、今年の夏も酷暑で、都内では夜になっても気温が29度Cを下回らない日が続く。そんな中では、ジョギングをする気にもなれず、体づくりができていない状態。

・ザックの買い替え
5年間お世話になったDeuterのザック(50+10L)は非常によくできていて、とても気に入っていたが、経年劣化で傷み始めていたので、早めに買い替えた。今回は、新ザックの試運転。

・新宿西口
高速バスの毎日アルペン号に乗るために、22時30分に新宿都庁のバス乗り場へ。気温は30度C前後、じっとしていても暑い。
バスの中は快適で、割とよく眠れた。

・上高地バスターミナル
土曜日の朝、バスを降りての第一印象は、涼しい、だった。天気は曇り気味で、焼岳の山頂にも分厚い雲が掛かっていた。バスターミナルは多くの登山者で賑わっており、コンビニで買っておいたおにぎりで朝食。早々に登山口へ向かって歩き出す。登山口へ至る歩道は、歩いていてとても気持ちがよい。

・焼岳登山口
天気は曇り気味だが、暑さも抑えられるのでありがたい。少し睡眠不足気味のようだが、許容範囲。

・焼岳小屋
焼岳小屋に到着。こじんまりとしている。予約を取るのが大変な訳だ。
コーヒーを一杯頂く。緩やかな時間を楽しめた。
テーブルに腰掛けて、向かいに腰掛けていた登山者としばし話す。先日西穂を歩いていて体調を崩されたそうで、今回は慣らし運転中とのこと。寝不足気味の自分も注意が必要。

・展望台
曇り気味で景観はあまり得られなかったが、大正池方面を見下ろす景観は、中々のものだった。

・焼岳北峰
分岐にザックをデポし、ペットボトルを持って山頂に向かった。雲に遮られて近所の山すらほとんど見えなったが、幸い、南峰と火口湖を見渡すことができた。これだけでも素晴らしい景観だ。

・熊
SNSに情報が出ていたが、登山道脇の斜面に熊が定住しているよう。人間に興味を示していないようなので、速やかに通り過ぎる。
明らかな悪手をカマす登山者が多数いて。頭が痛くなる。
大声で威嚇するニンゲン x数名
自分から20m付近？まで近付くニンゲン x1
足を止めて写真を撮りつガヤついているニンゲン多数
クマとの関わり方に正解はないのだが、それにしても平和ボケが過ぎる。

・中の湯
登山道から中の湯バス停は1時間程度。
中の湯売店は休業中だった。バス停からシャトルバスで平湯温泉に向かう。乗車してみたらほぼ満員だった。補助席が1席だけ開いており、事なきを得た。15分で平湯温泉のバスターミナルへ。バスターミナルでは美味しい食事にありつけた。腹がふくれたところでキャンプ場へ向かった。陽が燦々と照り付けて、結構な暑さ。キャンプ場に着く頃には、汗だくになっていた。

・平湯温泉キャンプ場
チェックインし、テントを設営する。テント場は森の中にあり、暑さも和らぐ。ペグが刺さりにくかったが、石をハンマー代わりにして、無事に設営できた。屋根付きの調理スペースがあり、美味しい水も入手できる。一休みしたら、一風呂浴びに温泉へ向かう。

・ひらゆの森
素晴らしい温泉施設で、多くの観光客で賑わっていた。多彩な露天風呂を楽しんだ後は、広い座敷で昼寝できる。天井が高くて開放感があり、窓から涼しい風が吹き込んできて、心地よい眠気に誘われる。

・あんき屋
キャンプ場の近くに、美味しいお店があり、家族連れで賑わっていた。多彩な御馳走が選べるのだが、熱中症気味なのか食欲が湧かず、料理は食べやすい牛丼を頂いた。
食事の後は、あんき屋の裏から登山道が出ているので、偵察に行く。牧場の脇を抜けて、登山道への道を確認したころに、強めの雨が降り出した。雨具を持っていなかったので慌ててテント場へ走った。

・就寝
濡れた衣類をテントの中で干すが、ほとんど乾かなかった。
雨は早朝まで降り続いた。雨音があると、どうしても眠りが浅くなってしまう。
どうも熱中症気味のようで顔が火照っている。昼から冷たくて甘いジュースを何本も飲んだのが良くなかったのか、喉が渇いて仕方がない。結局、深い眠りに落ちぬまま、朝を迎えた。

まとめ：
登山道はよく整備されており、危険個所はない。
晴れると山頂付近でも暑さが厳しく、若干熱中症気味だった。
最近、4kgほど体重が増えていたが、それも良くないよう。筋肉を増やす必要あり。
平湯温泉に移動する際に使ったアルピコのシャトルバスは、本数も多くて便利。平湯温泉へは、車道を3時間歩く手もあったが、翌日もあるので避けた。