行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
飛騨清見ICから車で約5分ほどで、猪臥山トンネル南側手前の駐車場に着きます。トイレはありません。
この登山記録の行程
Start(08:36)・・・尾根取付(09:44)・・・分岐(10:38)・・・猪臥山(11:03)・・・分岐(12:30)・・・尾根取付(13:16)・・・Goal(14:19)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
連休明けの静かな平日に、妻とふたりで猪臥山を訪れた。駐車場に着いたときの気温は20℃ほどで、秋の気配が漂う涼しさだったが、一歩踏み出すと途端に汗が噴き出してきた。前回の山行以上に体から水分が流れ出ていくのが分かり、気がつけばアクエリアスとお茶を合わせて1.5リットルほどを飲み干していた。山歩きはいつも体の正直さを思い知らされる。
この時期の猪臥山といえば、やはりアケボノソウだ。去年の感動が忘れられず、今年もまたその小さな白い花に会いに来た。林道沿いに群れ咲く姿は、まるで山が季節の便りを届けてくれているようで、足を止めては見入ってしまう。連休明けで人は少ないだろうと思っていたが、登山道では7、8人の人とすれ違った。皆それぞれに花を愛でながら歩いていて、この山に惹かれる理由は同じなのだろうと嬉しくなった。
登り始めは厚い雲に覆われていた空も、山頂に着くころには青空が広がり、名峰たちが顔をのぞかせていた。白山、北アルプス、御嶽、さらに南アルプスまで。少し霞んではいたが、秋の入り口を告げるような爽やかな光景が広がっていた。
野鳥の声は少なかったものの、稜線に出る手前で「ケッ、ケッ、ケッ」と響く声を耳にした。BirdNETで確かめるとオオアカゲラ。そういえば以前この山でキツツキのドラミングを聞いたことがある。思いがけず響いた声に、またこの山の奥深さを感じさせられた。
花に迎えられ、山頂からの展望に励まされ、そして鳥の声に見送られる。そんな一日の猪臥山は、静けさの中に豊かさが詰まった時間だった。
フォトギャラリー:46枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル | 帽子 |
| サングラス | 着替え | 腕時計 | カメラ | ツエルト | 虫除け |
| 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 |

















































