• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

入笠山頂から妻と山座同定を楽しむ~富士山・鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳・間ノ岳・仙丈ヶ岳。木曽駒ヶ岳。御嶽山。乗鞍岳。穂高岳・槍ヶ岳。八ヶ岳。金峰山等。追記、山彦荘を譲りたいそうです~

入笠山( 南アルプス)

パーティ: 2人 (モーちゃん さん 、ほか1名)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

富士見パノラマリゾート駐車場は8時50分現在4℃。14時20分現在8℃。ゴンドラ山頂駅9時33分現在2℃。
入笠山頂は体感で0℃前後。晴れ後曇り。体感で風速6~8mの冷たい北西風。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 中央道諏訪南ICを出て甲州街道(国道0号線)を東京方面へ進み富士見パノラマリゾート入口信号機を右折。看板有り。約10分で到着。チケット売り場向かいのトイレ近くの駐車場に停める。無料。

この登山記録の行程

釈迦堂PA8:00⇒8:40中央道諏訪南IC⇒甲州街道(国道20号線)⇒8:50富士見パノラマリゾート駐車場9:08・・・9:15ゴンドラ山麓駅9:17⇒9:34ゴンドラ山頂駅9:36・・・9:39登山口・・・9:52入笠湿原(休憩・公衆トイレ)10:05・・・御所平峠10:11・・・10:15入笠山登山口10:27・・・岩場コース・・・11:14入笠山頂12:08・・・迂回コース・・・12:38入笠山登山口・・・12:41御所平峠・・・12:47公衆トイレ・山彦荘(山菜そば大盛・山菜そば。ドラ焼き)13:39・・・13:40入笠湿原13:44・・・13:50ゴンドラ山頂駅⇒強風のため徐行運転(横揺れぼうしのため水入りのポリタンク4つ) ⇒14:10ゴンドラ山麓駅・・・14:20駐車場・おやつ・トイレ14:40⇒14:50中央道諏訪南IC⇒15:45初狩PAトイレ15:50⇒相模湖IC~小仏TN渋滞⇒八王子Jct⇒日の出IC~青梅IC渋滞⇒入間IC⇒17:45自宅。

コース

総距離
約3.7km
累積標高差
上り約299m
下り約299m
コースタイム
標準1時間45
自己2時間12
倍率1.26

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 4日前の11月7日にも、入笠山からの眺望を楽しみました。
 今日は、山座同定が得意な妻が一緒なので、確認してもらうつもりです。妻は、NHK「にっぽん百名山」の番組を録画して、時々視聴しています。また、遠視なので、遠方が良く見えるそうです。
 入笠山頂は、ほぼ360度展望があります。昨夜は、「てんきとくらす」を開いて、「入笠山の天気」と入力すると、「とてもよい」でした。
 しかし、入笠山へ直行すればよかったのですが、南アルプスの山々が見たくて、釈迦堂PAにある釈迦堂遺跡博物館前庭に寄り道して、遅れてしまいました。本当は、10時までに入笠山に登頂すればよかったのですが、トイレや水分補給の休憩をして、今日入笠山登頂が11時14分になってしまいました。
 そのため、北アルプス北部の鹿嶋槍ヶ岳・五龍岳・白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳・小蓮華山と妙高戸隠連山や志賀高原方面だけは、雲に隠れてはしまいました。
 でも、他は良く見えていて、ラッキーでした。何と言っても、11月7日に良く見えなかった山々、槍ヶ岳・常念岳・大天井岳・燕岳・立山・劔岳・針ノ木岳・蓮華岳が撮影ができたのは、今日の大きな収穫でした。

 昼食は、いつものように入笠湿原前の山彦荘に入りました。山菜そば大盛(1100円)と並み(900円)をいただきました。山菜がとても多いし、出汁が効いていて汁が美味しいのです。おやつ用にどら焼き(200円)を買いました。
 女将さんが、ここ山彦荘での生活について話してくださいました。真夏でも、麓よりも、5~10℃も低くて、凌ぎやすいそうです。11月3日、朝、外へ出ると、初雪が約2cmも積雪していて、この時期としては珍しかったそうです。
 私達は、今年最後の登山となりましたので、私が、「お世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。また、来春も来ますね」と挨拶しました。
 山彦山荘のお嬢さんが厨房からわざわざ出て来て、「いつもご利用いただき、ありがとうございました」と、深くおじぎをされました。

 ゴンドラの乗車時間は、通常約15分間ですが、強風のため、徐行運転していました(所要時間約20分)。しかも、横揺れ防止のため、ゴンドラの4隅には、水の入った重たい20㎏ほどのポリタンクが置いてありました。スタッフの皆さんは、積み込みや卸し作業が大変だったことでしょう。安全運行に努めているのですね。
 車内から見える八ヶ岳や富士山・金峰山等を眺めながら、コーヒータイムにしました。

 高速道は、渋滞を覚悟していましたが、停車することはほとんどなく、ゆっくりと流れていて、助かりました。予定よりも1時間遅れの18時には無事に帰宅することができ、ほっとしました。

 登山記録を作成するにあたり、昭文社発行の『山と高原地図「日本アルプス総図」「槍ヶ岳・穂高岳」「北岳・甲斐駒」『分県地図長野県』を利用したほか、インターネットでも検索しました。参考図書は、以下の通りです。
1 『展望の山旅』 編著 藤本一美・田代博 1991年第11刷。実業之日本社
2 『関東パノラマ山あるき』 執筆・撮影 伊佐九三四郎・岡田敏夫・桑子登・寺田政晴・引間恭夫・松倉一夫・水尾一郎。 2005年初版。実業之日本社。
◎ 『分県地図長野県』の利用に当たっては、山座同定するために、まず先に、入笠山から目印になる標高の高い山頂を結んでボールペンで地図上に線を引きました。その後、他の山々も放射線状に線を引くことで、写真と照らし合わせて、山座同定が確認できました。また、隠れて見えない山々や手前にある山の名前も分かりました。

 同じような写真も混じっていましたが、100枚の写真とコメントをご覧いただき、ありがとうございました。

◎11月24日追記します。
 山彦荘のホームページに下記のようなお知らせがありました。
 「山彦荘を譲りたいと思っています。経営者の高齢化が進み、小屋の維持・管理もままならなくなって来ました。自然な中での暮らしや山野草の好きな方には最高です。希望者がいましたら、お問い合わせください。電話0266-62-2332。携帯090-3585-7879。今年度の営業は11月末までを予定しています。」
私達は、毎回、本文でもふれましたように、入笠山に登頂した後、山彦荘で「山菜そば」を大盛にしていただいて、食べることを大変楽しみにしていました。山菜が多いだけでなく、筋がのこっていないで、食べやすかったです。女将さんの話によると、山菜を採って取って来た後の処理方法、「塩漬けの方法」にヒントがあるようです。また、出汁が効いているので、いつも大変美味しくいただいていました。もう食べられないかと思うと、大変残念です。
 ご主人伊藤 高明様は、55年ぐらい前になるのでしょうか。山彦荘の前にある入笠湿原は、葦と雑草が生い茂った、荒れ地だったそうです。そこで、仲間を募って、入笠ボランティア組織を立ち上げ、会長さんとなり、皆の先頭になって活動して、毎年少しずつ葦や雑草を刈り取りして、今のような入笠湿原に変えて行ったそうです。自然環境の保護・育成の功績が認められて、表彰を受けています。店内に新聞の切り抜きが貼ってあります。
店主 伊藤 高明様、奥様、いつもさわやかで笑顔いっぱいのお嬢様、
寒くなりますので、どうぞお元気でお過ごしください。ありがとうございました。

 11月末迄営業しているそうです。11月25日からゴンドラが一時休業に入るので、沢入登山口駐車場から約70分歩くと山彦荘に着きます。読者の皆様ご都合が付きましたら、どうぞお出かけください。積雪や凍結があるので、必ず冬用タイヤを履いてくださいね。

続きを読む

フォトギャラリー:100枚

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

入笠山

入笠山

1,955m

よく似たコース

入笠山 長野県

入笠湿原から入笠山往復 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
1時間45分
難易度
コース定数
8
入笠山 長野県

ゴンドラ山頂駅から入笠山に登り、仏平峠経由で山頂駅へ周回 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
2時間5分
難易度
コース定数
9
入笠山 長野県

ゴンドラ山頂駅から入笠山・大阿原湿原を周遊

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
3時間10分
難易度
コース定数
13
登山計画を立てる