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山伏・大谷嶺・大谷崩

山伏( 関東)

パーティ: 1人 (まさきち さん )

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行程・コース

天候

晴れ、下山時から曇天

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 日影沢駐車場は細い未舗装路を経由。細いがそれほど荒れてはいない。6時30分時点で先客3台のみ。余地多。

この登山記録の行程

Start(06:45)・・・西日影沢駐車場(06:48)・・・山伏登山口(06:59)・・・蓬峠(08:13)・・・分岐(09:16)・・・山伏(09:25)・・・新窪乗越(10:42)・・・大谷嶺(11:18)・・・新窪乗越(12:07)・・・扇の要(13:01)・・・ゲート下駐車場(13:21)・・・Goal(14:09)

コース

総距離
約14.8km
累積標高差
上り約1,735m
下り約1,729m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

山伏は登山口までは未舗装林道をしばらく進む。
登山道は落ち葉で踏み跡が見えなくなっていて見失うことが何回か。
危ない箇所はないが、行程中10回くらいルートを見失って行き来した。
赤テープがあるのでそれを探せばよい。GPSも必携かと。

日影沢を何度か渡渉するが、赤テープのあるところが崩壊(橋・足場)しており、赤テープのあるところ=渡渉地点と思わない方が良い。赤テープがあれば、そっち方面に行くんだな程度の感覚で。
特に1か所、赤テープ箇所を渡るにはチャレンジングな踏み場で、水没ならまだしも滑落の懸念もあるところがあった。赤テープ箇所ではなく、少し戻ってから早めに渡渉すれば全く問題なかった。

山伏山頂まで、斜度のある九十九折れを小刻みに急上昇して高度を稼いでいく。
九十九折れの踏み場は落ち葉で覆われており、幅も狭く、ザレが多い。片側は急傾斜なので、油断しないように。

上記以外は全体に危ない箇所はなく、紅葉の中静かな登山。頂上まで誰とも会わなかった。鹿のフンはあったが獣の気配は無し。

山伏の稜線は広めの空間。稜線に出たら登りは終わり。木々も減り、落葉していて視界が広がる。
山伏頂上からは南アルプス方面の眺望が良好。登山者は誰もおらず。
晴れていて風も弱いが気温は低く、霜柱が残っていた。

山頂に5分ほど滞在、徘徊した後、稜線上を大谷崩れ方面に進む。
最初のうちは広い稜線も、次第にヤセ尾根に。ヤセ尾根になったら急勾配のアップダウンが始まり、これから進む大谷嶺方面の絶景が望める。
1か所だけ両サイドが削れて踏み場が高い崩壊気味のヤセ尾根あり。ヤセ尾根を強行するか迷ったが、尾根を降りて、崩壊地をトラバースして進んだら安全だった。

新窪乗越から大谷嶺の取りつきは道が分かりにくかった。
山側(崩落側でない方)の下の踏み跡を進んだところ道が途切れたため、崩落側のキワを進む。
ところがやがてナイフエッジに至り、さすがにこれは危ないと立ち止まってあたりを探ったところ、少し下の方に踏み跡があって、そちらが正解だった。

大谷嶺まで急傾斜のアップダウンが何度か続く。山伏の時より斜度は強く負荷は大きい。
大谷嶺頂上は広場になっており、崩落側(登ってきた静岡側)の絶景が見渡せた。
ここで小休止。山頂は登山者2グループほど在。

折り返して新窪乗越まで道を戻る。
新窪乗越までの復路は道はわかりやすかった。

そこから大谷崩れを下る。
ザレが酷く、滑って2回ほど尻もちをついた。下ってはいるものの進行速度も大幅に減退。
景色は圧巻だが、登るのも下るのも嫌なルートかも。
ザレザレの崩壊地はやがて河原のような石の堆積地(流出した跡)に変わる。進行方向に赤テープがあるのでそこを目指していく。
足元は石ばかりで踏み跡は無し。思い込みで進むととんでもない方向に行ってしまうので、ひたすら遠方の赤テープを探して進む。
堆積地を過ぎると紅葉の美しい歩きやすい林間ルートに。やがて舗装林道に変わる。

スタート地点まで舗装林道を4キロほど歩くが、時折車やバイクが通過する。
舗装路を歩くのは退屈で次第に飽きてきて、そうなると疲労も出てくるので、あまり好ましくない。

全体に静かな山行。
山伏に登るのであれば大谷崩れだけでなく、大谷嶺も登っておいて良かったという晩秋のよき1日。


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