行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:東武東上線「武蔵嵐山駅」
復路:八高線「明覚駅」
この登山記録の行程
武藏嵐山駅61m(6:50)・・・ファミリーマート68m(7:05)・・・菅谷館跡58m(7:17)・・・槻川橋50m(7:39)・・・武藏嵐山渓谷(冠水橋)42m(8:01)・・・与謝野晶子歌碑56.4m(8:19)・・・大平山179m(8:40)[休憩15分]・・・大平山登山口113m(9:02)・・・寒沢山214m(9:34)・・・寺山220m(9:44)・・・八頭山220m(9:48)・・・和具山200m(10:03)・・・国道254m(10:24)・・・遠ノ平山200m(10:45)[休憩15分]・・・柳町橋73m(11:24)・・・八坂神社/仙元山登山口78.1m(11:32)・・・林道211m(11:51)・・・仙元山298.9m(12:12)[休憩18分]・・・青山城跡267m(12:35)・・・大日山252.5m(12:54)・・・物見山286m(13:15)・・・仙元山②(仙元大日神石碑)270m(13:23)[休憩7分]・・・昭和レトロな温泉銭湯玉川温泉95m(13:47)[休憩1時間15分]・・・明覚駅80m(15:40)
6時間35分(休憩2時間15分)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
先週から風邪気味だったため、体力を要する寒い場所はやめにして、お散歩がてらに行ける場所ということで、埼玉の紅葉の名所「武藏嵐山渓谷」に行って来ました!でも嵐山渓谷と大平山だけではお散歩にもならないので、隣の仙元山を絡めることにして、どうせ仙元山に行くなら玉川温泉にも行こう、あっ途中にまだ登ったことのない低山がたくさんあるじゃないか~!と、色々こねくり回した結果、20キロオーバーの想定外の充実した山行きになってしまいました!
嵐山渓谷の紅葉は、まだ色づき始めといったところですが、ただ今回は朝早かったこともあり、黄色い朝日のお陰で、思いの外色鮮やかな写真が撮れました!昼間行ったらこうは行かなかっただろうと思います!でも今週強い寒波が入る予定なので、週末は一気に色鮮やかな紅葉が進んでいるかもしれません!
寒沢山~遠ノ平山は完全なるバリエーションルートです!道は一応ありますが、踏み跡すらない状態になっている箇所もあり、200mそこそこの低山とはいえ地図読みとその時々の状況に応じた判断が必要になってくるので、一般的にはお勧めできません!嵐山渓谷から仙元山・玉川温泉に行く場合は、小倉城跡経由が道もしっかりしているので、一番安全です!
あと、仙元山エリアの紅葉ですが、ここは植林が主となっているため、ほとんど期待できません!嵐山渓谷+αの紅葉を愛でたいのなら、大蔵館跡や木曽義仲の産湯の清水など、鎌倉街道上道沿いの史跡がたくさんあるエリアに足を延ばした方がいろいろありそうな気がします!
フォトギャラリー:62枚
早朝の武蔵嵐山駅からスタート!もう11月も半ばなので日が短くなりました!もうすぐ7時だというのに、まだ太陽は出たばかりで真横!
国道に出たところにあると思っていた24時間営業のファミリーマートが交差点1本間違った場所にあり、寄るのにえらく大回りしてしまった…
元の道に戻って、まず菅谷館跡の「畠山重忠」像に挨拶して行きます!ここは代表的な鎌倉の御家人・畠山重忠の館があった場所とされていますが、出土した堀や土塁などの遺跡は、もう少し後の南北朝~室町時代の上杉氏、後北条氏時代のものと言われています1
菅谷館跡の説明板です!左にちょこんと見えているのが土塁です!
菅谷館跡の黄色く色づいたイチョウの木です!
都幾川と槻川(右)の合流点に出ました!奥に見えるのは奥武蔵の山並みです!
嵐山渓谷の入口にある槻川橋に到着!左側の河原はバーベキュー場になっていて、深夜~早朝は近所迷惑になるため立入禁止とのことなので、大回りして嵐山渓谷を目指します!
今日最初に登る大平山です!
集落の中を歩いていると、12月の花である皇帝ダリアが咲き始めていました!
南天の実も真っ赤に色づいてきました!
嵐山渓谷の冠水橋に到着しました!紅葉はまだまだなのですが、黄色い朝日のお陰で結構色づいて見えます!
(武藏)嵐山渓谷です!埼玉の紅葉の名所です!
真っ赤なモミジ!まあこれはそうなる木を植えればいいだけの話で…
展望台に到着しました!
展望台からの眺めです!
それから展望台の脇ではこれも12月の花であるサザンカが咲き始めていました!
一部紅葉の道を与謝野晶子の歌碑を目指して進みます!
与謝野晶子の歌碑に到着しました!
展望台に戻って、次は大平山に登ります!大平山山頂179mです!
大平山の山頂は展望ゼロですが、少し戻った東屋の所からは関東平野が一望できます!空気がもっと澄んでいれば、東京スカイツリーや筑波山も見えるんじゃないかと思います!
大平山から北に下って北側の大平山登山口に着きました!
道を渡った反対側の駐車場の奥のここが、寒沢山方面への取り付きだと思うのですが、先に道は無し!でも探すの面倒だし、すこしの距離なので藪漕ぎして登ることにします!
藪漕ぎして登りついた154mピークです!藪しかありません!ここを右側から巻くのが正しいルートらしいのですが、右側は藪が深くて進めなかったので、まっすくピークに登りました!
ピークを乗り越えた先でようやく寒沢山他への登山道に出ることができました!
寒沢山山頂214mに到着しました!こんな藪山なのに一応山頂標識はあるようです!
寺山と和具山の分岐に到着!ここはテープがたくさんあるので、迷うことはないと思われます!
まずは直進して寺山220mへ!ここにも山頂標識がありました!
寺山の先の八頭山220mで折り返します!
先ほどの分岐まで戻り、次は和具山200mに登ります!ところがこの先、北に進む道がほぼ廃道状態で、途中まで行ったら壊れたテレビアンテナがあり、そこから先は道が出てきたものの、まあ一般的にはこの道へは進まずに、大聖寺方面に下山した方が無難です!
和具山から北に行くk道は、最後、集落に下りる手前がまた藪で、面倒なので獣道を辿って、沢を強引に渡って下の道に出ました!正面に見えるのは最後に登る仙元山です!
その前に遠ノ平山に登って行きます!遠ノ平山の取り付きはこの写真の廃業してゴミ置場になっているパチンコ屋「さいのかぜ」の右手の山道を入ります!結構立派な道があります!
道が立派だったのは送電線の巡視路だったせいでした!
その送電線鉄塔に到着しました!山頂への道は鉄塔の下から続いています!
送電線鉄塔からの東側の眺めです!
遠ノ平山200mに到着しました!山頂には立派な御嶽講の石碑があります!
遠ノ平山の山頂標識です!
山頂から先も送電線の巡視路になっているようで、次の送電線鉄塔の下からみた小川町の町並みです!
巡視路を辿って下山したら、畑の中の農道を仙元山を目指して進みます!
本日のノコンギクです!
槻川に戻って来ました!鮎釣りの人がたくさんいます!
柳町橋で槻川を渡って、少し行くと八宮神社があります!
八宮神社入口の少し先が仙元山の登山口です!ここでもイチョウが真っ黄色に色づいていました!
登山道に入ってすぐのところで秋なのにスミレ発見!でもたぶんニオイスミレかアメリカスミレサイシンなどの外来種なんだろうな~!
登りやすい傾斜の登山道をどんどん登って行くと、木々が黄色く色づいた林道に出ました!
林道終点からしばらく行くと、東京スカイツリーが見えるという展望台に出ます!でも今日は水蒸気が多いので全然見えません!
ようやく仙元山山頂298.9mに到着しました!傾斜が緩すぎて意外と時間がかかった!
仙元山からは、昔は小川町の市街地が眼下に見下ろせたのですが、灌木が育って今はほんの少ししか見えません!
仙元山で休憩したら、次は青山城跡を目指します!まず最初に山城らしく堀切が2つ出て来ます!
2つ目の堀切の上が本郭跡です!右の盛り上がりは土塁かな?
青山城跡の説明書きです!東秩父村の和紙の里あたりが本拠地で、東松山の松山城跡を築いた上田氏の支城だそうです!この先、尾根伝いにある小倉城や東秩父村入口の切通バス停の上にある腰越城と一緒!
青山城跡の石垣の跡です!小倉城跡は石垣の跡がよく残っていることで有名なのですが、青山城跡にも見える形で残っています!
青山城跡の次は大日山252.5mです!
大日山の山頂は意外と広く、こんな感じの場所になっています!
広いだけじゃなく、奥武蔵の山が一望できたのですが、ここも木が伸びてしまって、今は笠山と堂平山がかろうじて見える程度!
次の物見山286mは道の途中に標識があるだけといった感じのピークです!
最後の仙元山②=仙元大日神石碑のあるピーク270mに到着しました!ここで軽く休憩をした後、南に下って玉川温泉を目指します!
仙元大日神石碑のあるピークから玉川温泉への道は、山頂から東に下らず、南側の巻き道に下ると、巻き道にぶつかったところに標識があります!
昭和レトロな温泉 銭湯玉川温泉に到着しました!pH10のお肌つるつるのアルカリ性単純温泉で、平日880円、土日1180円!なおサウナはありません!
サウナはないけれど、玉川温泉の玉川食堂は昼だけでなくずっとやっていて、遅めに行っても飯にありつけるがありがたいです!秋の特別メニュー「三種のきのこ味噌ラーメン」1280円を注文してみました!油っぽくない昔ながらの味噌ラーメンでした!
温泉を出たら、小川町行のバスもあるのだけれど、明覚駅まで歩きます!ゆずがすっかり黄色くなっていました!
埼玉の山際の原野を走る八高線!




