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冬の富士山眺望を求めて城山・高尾山ハイク

城山・高尾山( 関東)

パーティ: 1人 (ニャゴニャゴ さん )

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行程・コース

天候

日差したっぷりの冬晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 相模湖駅から神奈中バスで千木良下車

この登山記録の行程

千木良(09:10)・・・城山(小仏城山)(10:26)[休憩 25分]・・・一丁平(11:00)[休憩 8分]・・・大垂水峠分岐(11:14)[休憩 5分]・・・高尾山(11:44)[休憩 35分]・・・稲荷山(12:50)[休憩 8分]・・・清滝駅(13:22)[休憩 7分]・・・高尾山口駅(13:32)

コース

総距離
約8.3km
累積標高差
上り約732m
下り約739m
コースタイム
標準3時間25
自己2時間54
倍率0.85

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

10月末に三ツ峠山で初冠雪の富士山を仰いだ以降、雪化粧を増した富士山を撮ろうと山梨の山を検討していましたが、天気が今一つなことと連日の熊出没情報(山梨県自然共生推進課のXから入ります)が重石となって12月になってしまい、行き先を地元の小仏城山・高尾山に変更しました。相模湖側の千木良から小仏城山に登り、高尾山に縦走して稲荷山の尾根を下るコース。途中、小仏城山、一丁平、高尾山で富士山撮影を行いました。天候に恵まれ、バッチリ!年賀状に間に合いました。

さて今回のルート、特徴的な3つのエリアに分かれました。先ずは千木良から小仏城山までの東海自然歩道、良く整備された優秀な登山道ですが、途中出合った人はゼロ。静かな山登りができました。次の小仏城山から高尾山までの縦走路、メインルートはもう遊歩道レベル。少なからず登山者とすれ違いましたが、皆さん挨拶を返していただき、品の良さを感じました。最後の高尾山からの稲荷山コースは人工的過ぎて、まるで壮大なアスレチック施設のよう。誰もが易しく登山に親しめるようになることは良いことだと思いますし、これを支える方々のご苦労には感謝しかありませんが、一方で失われてしまうこともあるように思います。私は非常に多くの方とすれ違い、全員に「こんにちは」と声を掛けましたが、応えてくれた方は僅かだったのが象徴的です。

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フォトギャラリー:30枚

千木良バス停から車道を進みます。

住宅地の外れに千木良公衆トイレがあり、ここから登山道である東海自然歩道に入る。ここで身支度を調え、登山スタート。

さすが東海自然歩道と銘打つだけあって、よく整備されていてとても登りやすい。しかし楽というわけではなく、それなりの急登が続きます。

ジグザグの急登をしばらく登ると尾根に出て一旦傾斜が緩みます。城山までの丁度中間点で、この先はまた急登が見て取れるので、ここで小休止して水分補給。

登山道に背を向ける形で、山神社殿があります。実は、この辺りまでずっと杉の植林帯で、熊やイノシシが好むどんぐりや動物の糞は落ちていません。今日は野生動物に出くわす予感がありません。

城山まで残り1km地点の尾根からは、冬枯れの雑木林を通して城山の稜線が見えるようになります。

小仏城山山頂に到着。平らで広い。

ここでお伝えしたいのは、晴天と着衣の薄さ。12月ですが風もほとんどないので、行動中は吸水保温性の下着とWaipoua製100%ウールの薄手シャツ1枚で通しました(お見苦しい顔は隠します)。

城山茶屋はいいですね。広々とした山頂に多くのテーブルとベンチが用意されており、幾つもの登山パーティが思い思いの休憩をしています。名物のなめこ汁を頼んで「早飯」の方々も。

一息ついた後は、お約束の富士山撮影。近景の松を入れてまず1枚。

少しクローズアップして、道志の山並み越しに裾野まで入れた1枚。

焦点距離300mmまでアップした1枚。正面の斜面に小さなブロック雪崩の跡と思われる筋が見えます。

先程登ってきた千木良からの登山道を上から見た出口。ひょっこりと山頂に出る感じです。

山頂の東側の展望です。ススキの向こうに高尾山。その奥に八王子の街。さらに左手奥は都心のビル群。

都心のビル群をアップするとスカイツリーも見えます。
一通り写真を撮り終えたら、高尾山に向かって出発です。

非常に良く整備された遊歩道のような道を一丁平まで一気に下り、再び写真撮影。ここは、近景のススキと雑木がチャームポイントかな?

でも枯れ枝がちょっと五月蠅いか?

では目一杯ズームアップして1枚。先程の城山山頂の1枚とほぼ同じ構図ですな。

最低鞍部の大垂水峠分岐まで一気に下り、そこからは三方に分かれる右手の脇道に進みました。これがその道。今までとは違った登山道らしい味わいがあって良いです。途中の富士見台を期待したのですが、ブッシュが邪魔して視界はNGでした。

最後の石段を登って高尾山山頂に到着。人、人、また人、・・・とにかく人が多い!本日、八王子駅以来の人の多さに、違和感が半端ない。どこに身を置くべきか?間違えて入り込んでしまったような錯覚さえします。

気を取り直して富士山撮影です。高尾山から見る富士山は、道志の峡谷が真っ直ぐに富士山に繋がる天空の道のようで、いい構図ですね!

少しアップして1枚。

フルズームアップでもう1枚。

富士山撮影を終え、昼食にします。本日は有名な駅弁のチキン弁当。身体はホカホカなのに、弁当は冷え冷え。でも、保温ボトルのお茶は熱々で、「星☆☆です!」

昼食を終えたら、さっさと下山です。下山路は倒木除去の整備を終えた稲荷山コース。ずっと木道が敷かれており、トントンと音を立てて駆け下りました。

勾配が緩んで普通の地面が現れたこの辺りが一番気持ちの良い尾根コースを感じる。

稲荷山展望台まで下りてきました。これを見て下さい!デッキの角に飲み残しのペットボトルが置かれています!野生動物に出合ったときはヒヤッとするけど、こういう人間の不始末、いや悪ふざけを見ると胸糞が悪くなる!

でも、折角だから展望風景を1枚。実はこの後気付いたのですが、一番遠くに筑波山が見えました。気分が悪く、直ぐにカメラを仕舞った後で撮影していません。

地元八王子の街です。

足早に清滝駅まで下りてきて、登山の支度を解きました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル フリース ロングパンツ 靴下
レインウェア 登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 地図 コンパス 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー
ロールペーパー 行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器 カップ
【その他】 エマージェンシーシート、サポーター、熊よけホーン

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登った山

高尾山

高尾山

599m

小仏城山

小仏城山

670m

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