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GWの吾妻連峰を縦走(2013)

吾妻山( 東北)

パーティ: 1人 (モリゾー さん )

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行程・コース

天候

1日目;晴れ、2日目;晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 浄土平は時間帯の通行規制あり。早朝発なら事前に浄土平の駐車場に乗り入れする必要有り。

この登山記録の行程

【1日目】
浄土平(04:45)・・・酸ヶ平(05:31)・・・分岐(06:07)・・・一切経山(06:40)・・・家形山(07:28)・・・兵子(08:21)・・・烏帽子山(09:29)・・・弥兵衛平分岐(12:42)・・・藤十郎(13:51)・・・人形石(14:14)・・・梵天岩(15:19)・・・西吾妻山(15:48)・・・ビバーク地(大凹辺り)(16:13)
【2日目】
ビバーク地(大凹辺り)(05:00)・・・藤十郎(05:44)・・・弥兵衛平分岐(06:23)・・・東大巓分岐(07:00)・・・谷地平(08:54)・・・姥ヶ原(11:23)・・・浄土平(12:30)

コース

総距離
約30.7km
累積標高差
上り約1,778m
下り約1,777m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

吾妻山とはどこを登ればよい山なのか?一般的には最高峰の西吾妻山を登ってとなっているが、果たしてそれでこの山の魅力とは何ぞやがわかるものなのか、どうなのか?地図を見てもどっしりと東西に20kmくらいに渡りほとんど標高差のない山々が軒並み、はっきりしない。ことの日本百名山の著者、深田先生をしても茫漠としてつかみどころのない山と表現している始末。どう登ったら良いものか…。それ故に磐梯山、安達太良山を訪問した際にも一緒に登らず、保留としていました。
しばらくしてテントを手に入れてから、急にこの計画を思いつきました。東西縦走することでこの山の魅力も存分わかるだろうと。結果的には時間の関係上西大嶺と東吾妻山は登りませんでしたが、こうして登ってみて東西に渡るこの山塊そのものがやはり吾妻山なのだろうと思いました。
浄土平から一切経山に上ると西吾妻山までが望めますが、この山がいかに雄大であるかがわかります。そして西吾妻山までが気が遠くなるほど遠くに見えます。あそこまで行くのかと…。ただ各々の峰の標高差が僅かにしかないため、登り下りは少ないです。東側と西側との見え方の移り変わりを楽しみながら、西へと進めば意外にあっという間に東大嶺にたどり着きます。西吾妻山はだいぶ近くはなりますが、それでも遠くにあります。ここまでの道は人の出入りが少なく踏み跡は少ない、ただ尾根道ははっきりしているので、迷う心配はないと思います。問題は東大嶺から。尾根がだだっ広く天候が悪いとまず間違えるだろうといったところ。天候不良だったらビバークするか、断念するか正直考えていました。今回は好天に恵まれたため、西吾妻山の尾根がはっきりと望め、道に迷う心配もなくただただひたすら遠い峰を目指して黙々と進むことができました。一番困ったのは西吾妻山の山頂。最高点がはっきりとしないため、標柱を求めしばらくウロウロ。なんとか見つけ出し、写真をパシャリ。本来ここで西大嶺への予定でしたが、予定時間を既に二時間半も遅れていたため、折り返しとしました。弥兵衛平の避難小屋泊まりとしていましたが、疲れもありいけないと判断し大凹辺りで幕営することに。夜は風が強く寒くなかなか寝付けませんでした。次の日は一気に谷地平に下り浄土平に戻るコース。東大嶺分岐から谷地平までの道は人通りが少なく何度か迷いました。谷地平避難小屋周辺には水芭蕉やふきのとうなどが咲いており山での春の訪れが見られました。姥ヶ原への登りの途中、山スキーヤー何組かに出会い、だんだんと人の賑わいを感じました。姥ヶ原に出るとそこにはGWを満喫するハイカーが多く訪れており、ここまでくればあとは浄土平まで行くのみ。本当は東吾妻山の予定もしていましたが、疲れて乗り気がしなかったためパスして、浄土平のんびりと向かいました。

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フォトギャラリー:41枚

浄土平からスタート

朝日を浴びる一切経山

酸ヶ平までの登り①

酸ヶ平までの登り②

酸ヶ平

一切経山までの登り

一切経山到着

まだ冬眠中の五色沼

西吾妻山方面は遠い…

家形山から一切経山を望む

兵子までの道のり①

兵子までの道のり②

兵子から家形山と一切経山

兵子から西吾妻山方面を望む

東大嵿へ①

東大嵿へ②

東大嵿へ③

東大嵿付近

弥兵衛平

安達太良山がこんちには

磐梯山もこんにちは

人形石到着

西吾妻山までの登り①

東吾妻山方面を望む

梵天岩到着

西吾妻山までの登り②

やっと見つけた西吾妻山頂の標識

朝になりました

朝日と東大巓

さよなら西吾妻山

藤十郎と東大巓

谷地平への下り

谷地平

谷地平避難小屋

ちょっとだけ水芭蕉がありました

山スキーヤーも通る姥ヶ原への登り

姥ヶ原①

姥ヶ原②

姥ヶ原と東吾妻山

吾妻小富士、もうそこには駐車場が見えます

一切経山は噴火中

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 バックパック
スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ 地図 コンパス ノート・筆記用具 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ GPS機器 テント シュラフ テントマット
スリーピングマット ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー
アウターウェア オーバーグローブ 雪山用登山靴 アイゼン ピッケル

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登った山

西吾妻山

西吾妻山

2,035m

東大巓

東大巓

1,928m

一切経山

一切経山

1,949m

家形山

家形山

1,877m

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