行程・コース
天候
1日目:曇りのち雨 2日目:曇り(但し赤岳横岳は濃霧&霧雨)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅を朝4時半に出発、吉井ICより上信越道にのり中部横断道佐久北ICで下車、R141を走り松原湖を経由して本沢温泉入り口より林道ゲートまで入る。4WDなのでとりあえず入ってはみたがあまり進められる道ではない。せめて中間地点の駐車スペース止まりにした方が良いと思う。
この登山記録の行程
【1日目】
林道ゲート(07:25)・・・富士見平・・・みどり池分岐・・・本沢温泉[休憩 10分](08:25)・・・夏沢峠[休憩 10分](09:25)・・・硫黄岳(10:30)・・・大ダルミ(11:00)・・・横岳[休憩 30分](11:55)・・・赤岳天望荘(13:15)
【2日目】
赤岳天望荘(06:00)・・・赤岳[休憩 10分](06:20)・・・赤岳天望荘[休憩 30分](06:35)・・・横岳(08:00)・・・大ダルミ(08:25)・・・硫黄岳[休憩 10分](08:45)・・・夏沢峠(09:25)・・・本沢温泉[休憩 10分](10:05)・・・みどり池分岐・・・富士見平・・・林道ゲート(11:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
(一日目)久々に八ヶ岳南部を目指すことにした。北八や蓼科は時々訪れているのだが、南部は実に14年ぶりである。台風の影響が残るのか、それとも単に気圧配置の関係なのか良くは分からないがそれにしてもここのところあまり天気が良くない。
入山口を初となる本沢温泉に決め、とりあえず車で入れるところまで入ってみることにする。本沢温泉入り口からはオフロードとなり道幅も一気に狭くなり一台が通るのにやっと、すれ違いのできる場所さえほとんどない。中間地点にちょっとした駐車スペースがあり一台駐車中であった。何とか再奥のゲート前まで入ると先行パーティー5人の車が駐車、まさに登山開始するところであった。我々も遅れること20分、先行パーティーに続き林道ゲートを通過本沢温泉を目指す。この辺りは天気予報よりも遙かに良く薄日が差している。丁度一時間で本沢温泉に到着し、一休みの後さらに夏沢峠を目指す。
夏沢峠から硫黄岳、そして横岳を目指すが天気は予想よりも遙かに良く、ガスも晴れ結構視界もあり密かに期待が膨らむ。横岳の手前で岩陰で風をよけしばしの昼食休憩、そして横岳の山頂は残念ながら再びガスに包まれて視界ゼロ。しばらく先の杣添尾根分岐を過ぎてからは再びガスも晴れ阿弥陀岳はその全容を表した、ただ赤岳はまだガスに包まれている。今がピークなのかそれともさらに回復傾向なのか、、、判断には苦しむが期待を込めて回復傾向であってほしいと思う。
本日の宿天望荘には1時15分に到着、とりあえず受付を済ます。結構すいているようで、大部屋ではあるが一区画に1パーティーずつ割り振ってくれている。おかわり自由のコーヒーを一杯ごちそうになり、一休みの後、とりあえず山頂へ行っておこうと言うことで、支度をして表へ出ると、何と雨、、、残念ながら再び雨模様の天気となってしまった。仕方がないので、五右衛門風呂で汗を流したり、ビールを片手に談話室で過ごすこととなった。
(二日目)夕べは一晩中、雨だれの音がしていた。そんなに大ぶりではなさそうであったが、しとしと降りがずっと続いていたようだった。5時半からの朝食窓の外はガスで何も見えない、風もそんなに強くはないがちょっと吹いている。食事後折角なので赤岳山頂を目指すが、かみさんは悪天候のため行かないというので私一人で出発する。すでに雨は上がっているがそれでも濃霧で流れるガスがまるで霧雨のごとく感じられるので、防寒もかねてレインウエアを着ていくことにする。空身のため息を切らして20分で山頂到着、10分程写真を撮ったりで休憩する。下山はこれまた15分、一端部屋に戻り出発の荷造りをする。パッキングの後7時丁度に下山開始、杣添分岐から横岳、そして硫黄岳と歩を進めるが昨日とは異なり終始ガスに包まれ視界はゼロである。夏沢峠から本沢温泉を経て林道ゲートには11時丁度に到着、ここで下から登ってきたカメラマンらしき人に田中陽希さん(二百名山ひと筆書き挑戦中)が天狗岳の下りで足を痛め、ここ本沢温泉に滞在中であることを聞く、居なかったか?と聞かれたが、人影も見えなかったことを伝えた。あれほど鍛え抜いた人でも足を痛めることもあるのだ、、、我々素人はほんとに慎重に行動しなければいけない、と改めて感じた。
この後近くの稲子湯にて汗を流し、帰宅の途につきました。本沢温泉の野天風呂も魅力だったのですが、その後一時間も歩くことを考え稲子湯と言う選択になりました。
フォトギャラリー:20枚
ゲート前の駐車スペース、7~8台は駐車できそうである。但し途中の道はかなりの悪路、あまりお勧めではない。
本沢温泉への林道、この辺は雲の切れ間から太陽がのぞき日差しもある。
秘湯、本沢温泉へ到着。ゲートから丁度1時間の距離である。
本沢温泉のちょっと上、野天風呂入り口である。ここを左に入りしばらく行った河原に名物野天風呂がある。
夏沢峠へ向かう登山道、樹林帯の中をひたすら登る。
夏沢峠に到着です。ここには登山道を挟んで、ヒュッテ夏沢と山びこ荘の2軒の山小屋があります。本沢温泉からは約1時間です。
硫黄へ向かう途中、一瞬ではありますが天狗岳が望めました。
硫黄の山頂です、三角点はもうちょっと右手へ行ったところのようですが、火口壁崩落の危険があり立ち入り禁止となっていました。
横岳の手前大同心が見えました。遙か下方に見えるのが赤岳鉱泉です。時折ガスが晴れ景色が見えるようになってきました。
横岳山頂に到着です。ここは再び一面のガスで何も見えません。
阿弥陀岳の全容が見えました。赤岳はまだガスが掛かって見えません。今日の宿天望荘も時たま見えるようになりました。
天望荘到着です。またガスが濃くなってきました。とりあえず受付を済まし、荷物を大部屋へ入れ、山頂を目指そうとしたのですが、残念ながら雨が降り出しました。良いときに到着し、降られずにはすんだのですが、、、残念!
二日目朝です。雨ではないのですが、ガスって居てちょっと寒いし風もあるので、上下レインウエアに身を包み辛みで山頂へ行くことにしました。
山頂です。濃霧です。視界5~6mと言ったところです。風は収まりあまり強くはありません。写真を何枚かとり天望荘へ戻ります。
一端天望荘へ戻りパッキングをして、下山開始です。相変わらずの濃霧で視界はほとんどありません。
横岳まで降りてきました。昨日と同じ何も見えません。
硫黄岳です。昨日は時折ガスが切れちょっとは景色が望めたのですが、今日は全然だめ何も見えません。
夏沢峠の2軒の山小屋です。
秘湯本沢温泉、後で知ったのですが、今「二百名山一筆書き」に挑戦中の田中陽希さんが天狗の下りで足を痛め、ここ本沢温泉にしばらく滞在中だったとのことでした。
林道ゲートへ到着しました。駐車車両は私の車1台となっていました。
装備・携行品
ダウン・化繊綿ウェア | レインウェア | 登山靴 | バックパック | ヘッドランプ | 帽子 |
グローブ | サングラス | 着替え | 腕時計 | カメラ | 行動食 |
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