栃木 VOL.1

日帰り

那須岳（関東）

2015.09.12（土）～2015.09.13（日）

パーティ： 1人 (たかじゅんさん )

たかじゅんさん

行程・コース

天候

【１日目】晴れのち曇り・微風　【２日目】晴れのち曇り・弱風

登山口へのアクセス

マイカー
その他：東北自動車道「那須ＩＣ」から県道１７号を走り１８ｋｍ・３０分で、ロープウェイ先の突き当りにある「那須岳峠の茶屋駐車場」（標高１，４６２ｍ）に着きます。１６０台が駐車可能な県営の無料駐車場ですが、朝６時３０分ですでに半分近く埋まっていました。

この登山記録の行程

【１日目】峠の茶屋駐車場(6:40)・・・峰の茶屋跡(7:20)・・・お釜口(7:45)・・・茶臼岳山頂(7:55)・・・牛ヶ首山頂分岐(8:25)・・・牛ヶ首(8:50)・・・日の出平(9:10)・・・南月山山頂(9:35)・・・牛ヶ首(10:10)・・・無間地獄(10:20)・・・姥ヶ坂(10:25)・・・姥ヶ平着(10:45)・・・姥ヶ平発(11:00)・・・ひょうたん池(11:10)・・・ひょうたん池分岐(11:15)・・・牛ヶ首・三斗小屋分岐(11:25)・・・御沢(11:45)・・・沼原・三斗小屋分岐(12:00)・・・三斗小屋温泉着(12:20)
【２日目】三斗小屋温泉発(7:00)・・・赤岩沢(7:25)・・・中ノ沢(7:35)・・・峠沢(7:50)・・・大峠(8:20)・・・三本槍岳・甲子山分岐(9:35)・・・三本槍岳山頂(9:45)・・・北温泉分岐(10:15)・・・清水平(10:25)・・・１９００ｍ峰山頂(10:45)・・・熊見曽根(10:50)・・・朝日岳山頂着(11:05)・・・朝日岳山頂発(11:15)・・・朝日の肩(11:25)・・・峰の茶屋跡(11:45)・・・峠の茶屋駐車場(12:20)

コース

総距離: 約23.0km

累積標高差: 上り約1,876m; 下り約1,876m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

【１日目】混雑を避けて、ロープウェイが動き出す前に茶臼岳の登頂をめざして早々と出発です。
三斗小屋温泉に宿泊予定なので、翌日の日曜日の茶臼岳の混雑を考えて先に向かいます。
峠の茶屋駐車場からちょっと上がって、登山届出所が右手にあります。
「狛犬様」からが登山道の始まりです。最初は階段で石畳からガレ場へと変化していきます。
右手に「朝日岳」を見ながら、ゆっくりと高度を上げて行き、約４０分で「峰の茶屋跡」到着です。
左に進路を取り、「茶臼岳」に向かって１５０ｍほどガレ場を登ると「お釜口」に着きます。
晴天の中「茶臼岳」の火口を巡り、山頂を堪能した後、一旦下って「南月山」を目指します。
「牛ヶ首山頂分岐」から約１時間１０分の緩やかな稜線歩きで「南月山」へ着きます。
残念なことに９時３０分頃から曇り始め、「南月山」からは「茶臼岳」が見えませんでした。
この先の天気と、三斗小屋温泉の１６時３０分からの夕食を考えて「黒尾谷岳」は断念です。
「茶臼岳」へ戻り、噴火口のガス噴出音と火傷する温度を体感して、「姥ヶ平」へ下ります。
約２０分程下ると、机とベンチのある、ちょっと広い「姥ヶ平」に着き、昼食にしました。
「姥ヶ平」の地面は先日の集中豪雨の影響で土砂の流出の跡が広がっていました。
「姥ヶ平」を出て「ひょうたん池」に寄り道してから、三斗小屋温泉を目指しました。
ダケカンバの大木の樹林帯を抜けて、心配になるほど高度をどんどん下げて行きます。
「ひょうたん池」から１５０ｍ以上降り、しっかりとした橋がかかる「御沢」を渡ります。
沢を渡ったら予定通りの登り返しです。先の分岐を左に進むといきなり三斗小屋温泉です。
三斗小屋温泉には「煙草屋旅館」と「大黒屋」の２件があり、日帰り入浴はできません。
混浴露天風呂のある、１泊２食付９０００円の「煙草屋旅館」に宿泊です（相部屋）。
ごはんは太鼓の音が合図です。お茶とご飯はセルフサービスですが、お替り自由です。
露天風呂は２４時間入浴可能ですが、夜は照明が無いのでライトが必要でした。
ちなみに、出発地の峠の茶屋駐車場と三斗小屋温泉の標高は一緒でした。
【２日目】早朝入浴、６時３０分の朝食後、三斗小屋温泉を７時に出発して大峠に向かいました。
何と大峠への登山道は、「煙草屋旅館」と「大黒屋」の間を抜けて行く道でした。
（三斗小屋温泉から大峠までの途中は国土地理院の地図に記載されていません）
三斗小屋温泉から大峠までは、そこそこの沢を３本渡るアップダウンのあるコースです。
１５０ｍ以上どんどん下って行き、沢を渡ると登り、また下って沢を渡る繰り返しです。
１時間２０分ほど足元の悪い登山道と、雨で増水した沢を渡る行程を経て、稜線に出ます。
ここから「三本槍岳」を目指して、４００ｍ程を約１時間３０分かけて登って行きます。
気持ちよく景色を眺めながら登って行ったのですが、また９時３０分には曇ってしまいました。
「三本槍岳」を一旦下り、目の前の山を右に曲がりながらトラバースして「清水平」です。
「清水平」を抜け、「１９００ｍ峰」の急勾配を登りきると、前方に「朝日岳」が姿を現します。
急峻な景観を持つ「朝日岳」は「三本槍岳」より若干低いですが、危険度は抜群です。
気分は最高の中、雲が取れた「朝日岳」山頂からの「茶臼岳」などの雄姿を堪能しました。
「朝日岳」の後は、非常に危険なその名の通りの「剣が峰」の鎖を伝って下山です。
「峰の茶屋跡」に出ると、登ってきた道を下り、３０分ほどで峠の茶屋駐車場に無事下山です。
三斗小屋温泉から大峠の間以外は、よく整備されて標識類もしっかりしている那須岳です。
花は、「エゾリンドウ」と「ホソバトリカブト」があちこちに見られました。

フォトギャラリー：87枚

装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ダウン・化繊綿ウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア
登山靴	バックパック	スタッフバック	スパッツ・ゲイター	水筒・テルモス	ヘッドランプ
タオル	帽子	グローブ	着替え	地図	コンパス
ノート・筆記用具	腕時計	カメラ	登山計画書（控え）	ナイフ	修理用具
ツエルト	健康保険証	ホイッスル	医療品	熊鈴・ベアスプレー	ロールペーパー
非常食	行動食	テーピングテープ	トレッキングポール