行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
紀元杉(14:50)・・・淀川登山口(15:10)・・・淀川小屋(15:40)
【2日目】
淀川小屋(05:00)・・・花之江河(06:05)・・・黒味分れ(06:12)・・・黒味岳[休憩 10分](06:42)・・・黒味分れ(07:10)・・・投石平(07:30)・・・宮之浦岳[休憩 20分](08:40)・・・焼野三差路(09:20)・・・永田岳[休憩 20分](10:05)・・・焼野三差路(11:00)・・・平石展望台・・・第2展望台・・・新高塚小屋[休憩 10分](12:25)・・・高塚小屋(13:20)
【3日目】
高塚小屋(06:00)・・・縄文杉・・・ウィルソン株[休憩 10分](07:10)・・・大株歩道入口(07:35)・・・楠川分れ(08:35)・・・辻峠[休憩 10分](09:35)・・・白谷小屋[休憩 10分](10:05)・・・白谷雲水峡登山口(11:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
マイレージの特典航空券を使って羽田~伊丹~屋久島と移動。このように移動することで到着初日にバスで紀元杉まで移動可能となった。ただし、定刻通りでも時間の余裕はさほどない。屋久島空港からは、バスで一度安房方面に行きバスを乗換時間なければならない。バスの乗換には30分ほど時間があり、その時間を使って、下山後に泊まる宿に不要な荷物を預け、過去の登山者が置いていったガスをもらい、スーパー(安房港バス停から徒歩1,2分)で必要なものを購入した。悩んでいる時間がほとんどないため、買い忘れがないか少し不安だった。
※途中出会った方の話を聞くと首都圏からはLCCで成田~鹿児島、バスで空港~フェリー乗り場、船で鹿児島~宮之浦港がコスト的にはよさそうだ。しかし、その場合には、紀元杉行きの終バスには間に合わないため、タクシーを使うことになる。
1日目は紀元杉バス停から淀川小屋までの約1時間の道のり。当日の道には問題なかったが、これは屋久島全体にいえることかもしれないが、途中、沢に迷い込んだのか正しい道なのか不安に思うことが何度かあった。もっとも、少し進むと階段等があるのでそこまで心配することもなかったのかもしれない。この日の淀川小屋には、10名ほどの団体2組、ソロ2,3人がいた。
2日目は淀川小屋から高塚小屋まで寄り道なしでCTで約8時間の道のり。多少明るくのを待って5時半に出ようと考えていたが、荷物整理の音で3時半頃に目覚めてしまい、寒く暗い中でじっと出来ず、5時頃に出発。天気がよかったため、また、早めに出発したため、黒味岳に寄り道。CTでは往復約1時間。通常、CTの70~80%で歩けるがここはコースタイム通りの時間がかかった。ザックをデポせずに行ったせいかもしれない。花之江河から先は所々湿地帯が広がり、沢のようなコースが続いていた。晴天に恵まれたこともあり、夏山のような気分で宮之浦岳に到着。このあたりで天気もいいので永田岳にも行くと決めた。またも荷物をデポしないで向かったが、こちらはけっこうな悪路で、黒味岳同様CT通りの時間がかかった。さすがに永田岳往復するとけっこう疲労がたまってきた。時間的には高塚小屋に問題なく到着できそうだったが、早く到着して休みたいとの思いから少し急いだ。また、下っていくと次第に稜線から樹林帯へ入り、その後は景色もあまり変わらない。通過した新高塚小屋はなんだか薄気味悪い感じだった。対して近年建て替えられた高塚小屋は非常にきれいだった。この日の高塚小屋は、大人数の団体はなく10名程度だった。
3日目は高塚小屋から白谷雲水峡バス停までのCTで約5時間の道のり。前日の疲労から足が重い。そして遂には雨。2,3時間で止んだが、雨の間は周辺の杉を見ていてもそれほど楽しめなかった。トロッコ道になって一気に歩きやすくなるものの、縄文杉を見に行く人とのすれ違いが多くなった。楠川分れからはまた登山道だが、辻峠までは登りが続きけっこう堪えた。辻峠からバス停までは、苔むす森を堪能しながらの心地よいひとときだった。
全体として天気に恵まれたおかげで屋久島三岳に行くことができたのだと思う。
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