行程・コース
この登山記録の行程
桜坂(05:40)・・・巻道分岐(06:20)・・・割引沢分岐・・・ヌクビ沢分岐(10:17)・・・割引岳(10:25)・・・ヌクビ沢分岐(10:33)・・・巻機山御機屋[休憩 10分](10:54)・・・最高点(11:16)・・・巻機山御機屋(11:25)・・・巻機山避難小屋(11:39)・・・九合目前巻機(11:48)・・・七合目物見平(12:14)・・・六合目(12:33)・・・五合目(焼松)(12:55)・・・三合目(13:16)・・・桜坂(13:25)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ほとんどの人が行かない、というヌクビ沢コースから周遊したい。で、行っちゃいました。登山口のコース指示標には「入山禁止危険」と登山者の意見がはりつけてあり、ちょっとびびり入ってました。 さらに、昨晩ふもとのキャンプ場で、この辺で働いている方が「熊多いから注意してな!」って( ゚Д゚)
巻道分岐から割引沢方面に進み、沢に出るが増水していて沢を渡れない。仕方なく巻道コースを進む。巻道コースに戻る途中、2人とすれ違ったが、そのあとどうしたかは不明。
ここが本当に巻道なのか?と言うほど狭く、草が生い茂って歩いた後もほとんどない。マーキングもない。でも一本道。熊が怖くて鈴を鳴らして歌を歌いながら(笑)進む。 少し広い場所に出ると、右斜面に急登の直登道が。まじか?これ登るのか? ここまでの巻道の状況からするとあり得なくもない。仕方ないので途中まで登ると、足がかりもなくなってきた。かなり不安。。 と、下から「そっち違うぞ~」との声が! 助かりました。広場から右斜面に進む道があまりにもインパクト強すぎて、まっすぐ先にマーキングがあったではないですか。 誰も来なかったら藪の中をさまよっていたかもと思うとぞっとします。
その後、その方と女性のパーティーに参加させてもらい稜線まで一緒させて頂いたのですが、景色は素晴らしく、歩いた事どころか、見たことのない「布干岩」を歩き、沢沿いと、トラバースした藪の中を歩くのですが、ほとんど山登りの域を脱しています。完全に自然の中を人間の力だけで進む、といった場所です。
まず、①誰も来ない ②マーキングはされているものの知らないと道迷いする ③岩などを乗り越えるのに、自分の腰より高く足を置かなければならない場所がある ④横に傾斜したずるずるの幅40cm程度の泥道を滑らないように笹や草につかまりながら登ったり、横移動したりする個所が何か所もある ⑤ロープがたまにあっても外れていたりする ⑥がけから3~4m真下にロープ一本で降りなければ進めないところがある ⑥沢の石がとても大きく、一歩が非常に高い。。。などなど。 一人じゃなくて良く知ってる人が来てくれて助かりました。
稜線にでると、後は観光地みたいなもの。お礼を言って解散しました。本当にありがとうございました。 頂上付近は紅葉し始めで、黄色、緑、赤、と色とりどりでとても素晴らしい景色でした。
その後、割引岳へより、巻機山山頂で昼食。最高点に立ち寄り、下山開始。登りが辛かった分、帰りは楽勝ムードでノンストップ。 頂上から少し下りると湿原のようになっていて、ここもまた素晴らしい景色。 滑りやすい箇所が何か所もあり、転んでいる人もいたので注意しつつ、無事下山しました。
※沢水を蒸留すれば飲めますが、他に水場はありませんのでご注意を。
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装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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