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妙高山(燕温泉から)

( 上信越)

パーティ: 2人 (koharu29 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇り

利用した登山口

燕温泉  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 妙高ICから燕温泉駐車場までは車で15~20分。カーナビがあれば迷うことはない。
朝5時45分頃に到着したが、駐車場は9割満車。その後15分ほどの間にほぼ満車となった。

この登山記録の行程

燕温泉(06:15)・・・湯道分岐[休憩 10分](07:40)・・・天狗堂[休憩 10分](08:35)・・・妙高山南峰[休憩 10分](10:20)・・・妙高山北峰[休憩 60分](10:35)・・・長助池分岐[休憩 10分](12:50)・・・黄金清水[休憩 10分](14:15)・・・麻平[休憩 10分](15:45)・・・燕温泉(16:30)

コース

総距離
約11.7km
累積標高差
上り約1,815m
下り約1,815m
コースタイム
標準8時間5
自己8時間15
倍率1.02

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

10月3連休は、土曜日のみ天気がもちそうだったので、少し長丁場の妙高山を選択した。長野県民である我々にとって、妙高山は北信五岳の一つとして馴染み深い山だが、冬にスノボで訪れることはあっても登るのは初めて。事前の下調べでは、燕温泉を起点に源泉小屋、天狗堂、最高点南峰を経由して三角点峰頂上(北峰)に登り、燕新道を下山するコースは健脚の上級者向けコースとのことだったが、今年は春先からこれまで十分にトレーニングしているため問題ないと判断した。秋も深まりつつあり日暮れが早いため、早出早着を心掛けて、朝4時45分に自宅を出発した。
朝6時前に駐車場に到着するものの、駐車場の空スペースはあとわずか。山時間では6時は全然早くないことを今更実感…。ちょうど日の出の時間に当たり、雲の間から顔を出す朝日を拝んで、いざ出発!
今年はお盆過ぎから急激に朝晩の気温が下がったため紅葉前線が下りてくるスピードが速く、燕温泉付近の山々はちょうど見頃を迎えていたが、見上げる山腹の木々は枝を残すばかり。この日、早朝だけは雲のない青空だったものの概ね1日中霞のかかった曇天だったため、太陽光の下での紅葉の素晴らしい色合いは早朝で見納めとなった。
今年の登山活動では地元の低山から始まって八ヶ岳、北アルプス、富士山まで毎週どこかしら登ったが、妙高山に登る方々は皆さん恐ろしいほどに健脚なのだろうか。ほぼすべての登山者に追い越されていく…。こんな経験は他の山ではしたことがない。我々の目標は、ペースを乱さずコンスタントに動き続け、山頂到着時の体力消耗度合いを5~6割に抑えること。そして、後半の長丁場の下山道に十分な脚力と体力を残すこと。追い越されても慌てない!!・・・と思っていたのに、同行者からは「周りに煽られてペースが速くなってる」と言われる始末。その通り、なぜかコースタイムより1時間も早く山頂に到着してしまうことに。このペースの乱れが下山に響くことになった。
さすが百名山だけあって、歩くにつれ景色がどんどん変化していく。硫黄分が含まれる川の色、匂い、白濁した水、豊富な木の種類、素晴らしい紅葉、ゴツゴツの岩場、どれをとっても独特な個性がある。
山頂の気温は低く、上着がないと長時間の滞在は難しいが、新潟県のみならず長野県側から富山側までの展望が開けており、お昼ご飯を食べてゆっくりするのには最高の場所。寒さと闘いながら食べる暖かいカレーうどん&餅入りわかめうどんは最高!いつもは冷凍食材のおかずも今日は同行者の手作りで。心はほっこり温かいが、とにかく体が寒い!さて下山しよう。
燕新道は北向きの斜面であるため、山頂直下の数百メートルは登山道に雪が積もっていて消えていない。雪がなくても滑って転げ落ちそうな急坂なので、まったくスピードは上げられない。午前中はまだ上がってくる登山者も多く、狭い登山道では上り優先の譲り合いが大事。この道を下山に使う場合、石ゴロの急坂やすごく幅の狭い登山道が続き、湿っている場所も多いためスリップや踏み外しのリスクが高い。
午前中に1時間の貯金ができたため、下山もゆっくり歩けると思いきや、頂上付近の雪と想定以上の悪路に苦戦し、気が付けば午前中の貯金を使い果たしていた。そこで焦る気持ちを持ったのが失敗。明るいうちに下山しなくちゃ、と思う気持ちが足運びを雑にした。その結果、道間違い(マーキングの見落とし)、転倒(登山道の踏み外し)の失敗を繰り返し、転倒によって左膝を負傷。最後の3キロは激痛と闘いながらの下山になってしまった。
ちなみに、道中にトイレはないため、女性は特に携帯トイレ等を用意した方がよい。
やっぱり、山は自分のペースで楽しみながら歩くことが大切だと、改めて知ることのできた山登り。激痛と闘いつつも景色は十分に楽しめた。それほどに素晴らしい景色が広がる妙高山、素敵な山でした!!

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フォトギャラリー:21枚

朝6時の日の出

登山口付近の紅葉

歩き始めて間もなく、日が当たってきました!紅葉がキレイです!!

光明滝と称明滝

光明滝の上部 硫黄分がたっぷりで匂いもします

湯堂分岐付近 白濁した水

五合目と六合目の間から望む妙高山

光善寺池

鎖場へ向かう途中の笹トンネル

風穴 あれ?風出てる?

鎖場上部 気を付けて。

かわいい立看

富山方面の山々 霞んでいるのが残念!

燕新道 頂上直下 雪が!!

頂上に近い部分のナナカマドは実を残すだけ・・・

長助池の草紅葉もキレイです

長助池から妙高山を振り返る

麻平付近のブナ林もステキでした

真っ赤に色づいたカエデ

妙仙橋 渡れば燕温泉はすぐそこです

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 医療品
非常食 行動食 テーピングテープ GPS機器 ストーブ ライター
カップ カトラリー

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登った山

妙高山

妙高山

2,454m

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